HYDE[INSIDE]
『HYDE[INSIDE]』 | ||||
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HYDE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2019年 - 2024年 日本 | |||
ジャンル | ||||
レーベル | Virgin Music | |||
プロデュース | HYDE | |||
チャート最高順位 | ||||
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HYDE アルバム 年表 | ||||
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『anti』収録のシングル | ||||
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『HYDE[INSIDE]』(ハイド インサイド)は、日本のロックバンド・L'Arc〜en〜Ciel、VAMPSのボーカリストで、シンガーソングライターであるHYDEの5作目のアルバム。2024年9月13日に配信発売。フィジカルは2024年10月16日に発売。発売元はVirgin Music。
解説
[編集]前作『ANTI』以来約5年5ヶ月ぶりとなる5作目のスタジオ・アルバム。
本作には、<静>から<動>に活動方針を再転換してから発表されたデジタルシングル「PANDORA」「TAKING THEM DOWN」「6or9」3作の表題曲に加え、2020年以降にリリースされたシングル「BELIEVING IN MYSELF/INTERPLAY」「LET IT OUT」2作の表題曲と、デジタルシングル「DEFEAT」「ON MY OWN」を含めた13曲が収められている。ちなみに「INTERPLAY」に関しては、アルバムミックスで本作に収録されている。
アルバムタイトル、アートワーク
[編集]アルバムタイトルは、ロバート・ルイス・スティーヴンソンが綴った小説『ジキル博士とハイド氏(原題:Strange Case of Dr.Jekyll and Mr.Hyde)』から引用されている。この小説が人間の二面性を題材にした代表的な作品であることに加え、自身のアーティスト名義との関連性を踏まえ、HYDEがタイトルに据えることを決めている。ただ、2009年に『HYDE』というタイトルでベストアルバムを発表したことがあったため、副題として[INSIDE]を付けることにしたという[3]。なお、HYDEは本作収録曲の制作が始まった2020年に、同小説のタイトルをツアー名に引用したライヴ「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」を開催していた。
余談だが、2024年4月25日に本作のタイトルを発表したタイミングで出演した動画配信サイトにおいて、HYDEは今後の構想にも触れており、上記の小説名をもとに『JEKYLL』というワードを使ったアルバムタイトルで、<静>をコンセプトにした「『ROENTGEN』の第二弾」をリリースすることを予告している[3]。
アルバムジャケットには、タトゥーの入ったHYDEの上裸姿が使用されている。HYDE曰く、本作に収録されたすべてのシングルのアートワークにタトゥーをテーマにしたデザインを入れていたことを踏まえ[4][5]、アルバムのアートワークでは自身の首周りから胸にかけて入れた蛇のタトゥーを採用するつもりでいたという[5]。HYDEは本作のデザインについて「最後は僕のタトゥーで締めるという流れを5年前に考えて作ってきたんですけど、いざできあがって冷静に見たら恥ずかしいし、なんで裸なんだろう?となっちゃって。恥ずかしさのあまり目を隠しました(笑)。最初はジャスティン・ビーバーみたいなジャケットをイメージしてたんですけどね[4]」と述べている。ちなみに上裸姿の写真は、デジタルシングル「6or9」をリリースする頃に撮影されていたという[5]。
リリース形態
[編集]2024年10月からライヴツアー「HYDE [INSIDE] LIVE 2024 -EXTRA-」「HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR」を開催するにあたり、同年9月13日に全世界配信が開始された[6]。なお、本作は英語圏の多くの国で不吉な日とされている『13日の金曜日』に合わせた配信リリース日が設定されている。一般的に音楽作品は、HYDEの作品に限らずオリコン週間チャートの集計期間を考慮し、水曜日に発売されることが多いが、今回ホラーやオカルト要素を好むHYDEのこだわりにより配信日がずらされている。
そして配信翌月となる2024年10月16日には、初回限定盤 (CD+BD) 、通常盤 (CD)、完全数量限定ボックスの全3形態でフィジカルアルバムが発売された。初回限定盤には、アルバムに収録された12曲のミュージック・ビデオ、リリック・ビデオが収録されたBlu-rayが付属されている[7]。完全数量限定ボックスには、初回盤に収められたBlu-rayに加え、2022年に開催されたライヴツアー「HYDE LIVE 2022」のダイジェスト映像を収めたBlu-ray[7]、LPサイズのブックレット、オリジナルTシャツが梱包されている。
チャート成績
[編集]- 配信開始初週となる2024年9月23日付のオリコン週間デジタルアルバムチャートとBillboard Japan Download Albumsにおいて、集計期間四日で週間4位を獲得している[1][2]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「INSIDE HEAD」 | ||||
2. | 「LET IT OUT」 | ||||
3. | 「PANDORA」 | ||||
4. | 「TAKING THEM DOWN」 | ||||
5. | 「DEFEAT」 | ||||
6. | 「6or9」 | ||||
7. | 「INTERPLAY (Album ver.)」 | ||||
8. | 「ON MY OWN」 | ||||
9. | 「BELIEVING IN MYSELF」 | ||||
10. | 「BLEEDING」 | ||||
11. | 「I GOT 666」 | ||||
12. | 「SOCIAL VIRUS」 | ||||
13. | 「LAST SONG」 | ||||
合計時間: |
タイアップ
[編集]年 | 楽曲 | タイアップ |
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2020年 | BELIEVING IN MYSELF | 東京マラソン2020大会イメージソング |
INTERPLAY | 「P真・北斗無双」テーマソング | |
DEFEAT | PlayStation 5版ゲーム『デビルメイクライ5 スペシャルエディション』コラボレーションソング | |
2021年 | ON MY OWN | 読売テレビ系アニメ『MARS RED』エンディングテーマ |
2022年 | PANDORA | PlayStation 4, PlayStation 5, Xbox One, Xbox Series X/S, Steam用ゲーム『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』テーマソング |
2023年 | TAKING THEM DOWN | 「P真・北斗無双第4章」タイアップソング |
2024年 | BLEEDING | 東海テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『嗤う淑女』オープニング曲 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b "週間 デジタルアルバムランキング 2024年09月23日付". ORICON. 2024年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月19日閲覧。
- ^ a b "Download Albums 2024/09/18公開". Billboard JAPAN. 2024年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月23日閲覧。
- ^ a b ニコニコチャンネル『HYDE CHANNEL』2024年4月25日放送分
- ^ a b "HYDE「HYDE [INSIDE]」インタビュー|激しさを極限まで追求し、"INSIDE"をあらわにしたニューアルバム(2/2)". ナタリー. 24 September 2024. 2024年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月28日閲覧。
- ^ a b c "NEW ALBUM「HYDE [INSIDE]」リリーススペシャル!!". YouTube. 31 August 2024. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月31日閲覧。
- ^ "HYDE、約5年ぶりのオリジナル・アルバム『HYDE [INSIDE]』10/16リリース決定!9月"13日の金曜日"に全曲先行配信!アジア&アメリカ回るワールド・ツアーも発表!". 激ロック. 16 August 2024. 2024年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ a b "HYDEニューアルバム発売日明らかに、ワールドツアーも決定". ナタリー. 16 August 2024. 2024年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。