三雲岳斗
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三雲 岳斗 (みくも がくと) | |
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ペンネーム |
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誕生 |
1970年8月31日(54歳) 日本・大分県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 上智大学外国語学部英語学科卒業 |
活動期間 | 1998年 - |
ジャンル |
ライトノベル ミステリ サイエンス・フィクション ファンタジー |
代表作 |
『アスラクライン』 『ダンタリアンの書架』 『ストライク・ザ・ブラッド』 |
主な受賞歴 |
『コールド・ゲヘナ』
『M.G.H.』
『アース・リバース』
|
デビュー作 | 『コールド・ゲヘナ』 |
公式サイト | ミクモノグラフィカ |
ウィキポータル 文学 |
1970年8月31日[1] -)は、日本の小説家。大分県出身。
(みくも がくと、経歴
[編集]大学卒業後の数年間、バイクの輸入商社に勤務していたが、電車に乗っていたときに急に作家になろうと思いたち、退職した[2]。
1998年、『コールド・ゲヘナ』で第5回電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞し、デビュー。
1999年、『M.G.H.』で第1回日本SF新人賞、『アース・リバース』で第5回スニーカー大賞特別賞を受賞。
日本SF作家クラブ、日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ会員。
人物
[編集]有沢まみず、築地俊彦、古橋秀之、有川浩らと交流がある[3]。特に古橋は『ストライク・ザ・ブラッド』に「第四真祖」という用語を提供するなど、いくつかのシリーズの設定に関わっている[4]。
代表作である『アスラクライン』『ダンタリアンの書架』『ストライク・ザ・ブラッド』の各シリーズはメディアミックス展開が行われ、アニメ化されている。また、ライトノベル以外のSFやミステリも執筆しており、短編「二つの鍵」は日本推理作家協会賞短編部門候補となるなど、本格ミステリとして高く評価された[5]。
作品リスト
[編集]小説
[編集]電撃文庫
[編集]- コールド・ゲヘナ(イラスト:きがわ琳、1999年10月 - 2001年6月、全5巻)
- レベリオン(イラスト:椋本夏夜、2000年5月 - 2002年7月、全5巻)
- i.d.(イラスト:宮村和生、2003年11月 - 2005年2月、全3巻)
- 道士さまシリーズ(イラスト:兎塚エイジ、2004年1月 - 11月、全2巻)
- アスラクライン(イラスト:和狸ナオ、2005年7月 - 2010年2月、全14巻)
- ストライク・ザ・ブラッド(イラスト:マニャ子、2011年5月 - 2023年10月、全26巻〈本編22巻、番外編4巻〉)
- サイハテの聖衣(イラスト:朱シオ、2011年12月 - 2012年12月、全2巻)
- 虚ろなるレガリア(イラスト:深遊、2021年6月 - 、既刊6巻)
- ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる(イラスト:マニャ子、2023年6月 - 、既刊2巻)
角川スニーカー文庫
[編集]- アース・リバース(イラスト:中北晃二、2000年6月)
- ランブルフィッシュ(イラスト:久織ちまき、2001年5月 - 2006年2月、全11巻)
- ダンタリアンの書架(イラスト:Gユウスケ、2008年10月 - 2011年6月、全8巻)
徳間書店
[編集]- M.G.H. 楽園の鏡像(2000年6月 徳間書店 / イラスト:中臣亮、2006年6月 徳間デュアル文庫 / 2021年6月 徳間文庫)
- 海底密室(イラスト:大本海図、2000年9月 徳間デュアル文庫 / 2021年8月 徳間文庫)
- ワイヤレスハートチャイルド(イラスト:あいす・くりーむ、2001年11月 徳間デュアル文庫)
双葉社
[編集]- 聖遺の天使(2003年10月 双葉社 / 2006年7月 双葉文庫)
- カーマロカ 将門異聞(2005年1月 双葉社 / 2008年5月 フタバノベルス)
- 【改題】煉獄の鬼王 新・将門伝説(2011年2月 双葉文庫)
- 密偵手嶋眞十郎 幻視ロマネスク(2017年3月 双葉社)
光文社
[編集]ガガガ文庫
[編集]- 絶対可憐チルドレン・THE NOVELS〜B.A.B.E.L.崩壊〜(原作・イラスト:椎名高志、2008年5月)
講談社ノベルス
[編集]- 幻獣坐(2010年3月 - 既刊2巻)
早川書房
[編集]- 忘られのリメメント(『S-Fマガジン』連載後に単行本化、2018年8月)
LINE文庫
[編集]- アヤカシ・ヴァリエイション(イラスト:沙汰、2019年8月)
新潮文庫nex
[編集]- RE:BEL ROBOTICA—レベルロボチカ—(原作:Mika Pikazo、ARCH、イラスト:Mika Pikazo、2022年10月)
アンソロジー
[編集]「」内が三雲岳斗の作品
- 2001(編:日本SF作家クラブ、2000年12月 早川書房)「龍の遺跡と黄金の夏」
- 本格ミステリ01(編:本格ミステリ作家クラブ、2001年7月 講談社ノベルス)「龍の遺跡と黄金の夏」
- 【改題・分冊】紅い悪夢の夏 本格短編ベスト・セレクション(2004年12月 講談社文庫)
- 本格ミステリ05 2005年本格短編ベスト・セレクション(編:本格ミステリ作家クラブ、2005年6月 講談社ノベルス)「二つの鍵」
- 【改題】大きな棺の小さな鍵 本格短編ベスト・セレクション(2009年1月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 2005 推理小説年鑑(編:日本推理作家協会、2005年7月 講談社)「二つの鍵」
- 【改題・分冊】仕掛けられた罪 ミステリー傑作選(2008年4月 講談社文庫)
- 電撃コラボレーション MW号の悲劇(2008年9月 電撃文庫)「DIVE TO BLUE」
- ミステリ魂。校歌斉唱! メフィスト学園(編:メフィスト編集部、2010年3月 講談社ノベルス)「無貌の王国」
- 拡張幻想 年刊日本SF傑作選(編:大森望、日下三蔵、2012年6月 創元SF文庫)「結婚前夜」
- 攻殻機動隊小説アンソロジー(原作:士郎正宗、2017年3月 講談社)「金目銀目 Heterochromia」
- されど罪人は竜と踊る オルケストラ(原作:浅井ラボ、2018年1月 ガガガ文庫)「猫は知っていた」
雑誌掲載作品
[編集]- 「DEAR SONG」 - 『SF Japan』2001春季号(徳間書店)
- 「トップをねらえ! 魂 The Spirits of Gunbuster」 - 『SF Japan』2002夏季号(徳間書店)
- 「終末のガレキ」 - 『SF Japan』2006 AUTAMN(徳間書店)
- 「結婚前夜」 - 『SF Japan』2011 SPRING(徳間書店)
- 「Island」 - 『人工知能 人工知能学会誌』Vol.31 No.4 2016年7月号
ゲーム
[編集]- メタルギアソリッド ポータブル・オプス(2006年12月) - シナリオ
- メタルギア サヴァイヴ(2018年2月) - ストーリー構成[6]
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 〜メモリア・フレーゼ〜(2021年3月) - アニメ「ストライク・ザ・ブラッドIV」とのクロスオーバーイベント「異界の眷獣と呪われし魔剣」を大森藤ノと共同執筆[7]
エッセイ
[編集]出典
[編集]- ^ “日本推理作家協会会員名簿”. PICTURES. 2011年8月10日閲覧。
- ^ 「想像力の使い途(みち)」『未来力養成教室』日本SF作家クラブ/編、岩波ジュニア新書、2013年7月
- ^ 『ストライク・ザ・ブラッド』1巻、『アスラクライン』1巻、『ダンタリアンの書架』1巻、『少女ノイズ』のそれぞれのあとがき
- ^ 『ストライク・ザ・ブラッド』1巻「あとがき」。
- ^ 会員名簿 三雲岳斗(日本推理作家協会、2016年3月8日閲覧)。
- ^ メタルギア公式 (METAL GEAR) [@metalgear_jp] (2018年2月23日). "METAL GEAR SURVIVEの制作にあたり、多くの方にご協力いただきましたので、何回かに渡りご紹介します。ストーリー構成は三雲岳斗さん(@mikumo)と吉上亮さん(@ryoshigami)にご協力いただきました。三雲さんにはMETAL GEAR SOLID PORTABLE OPSでもご担当頂きました。 #MGSurvive". X(旧Twitter)より2020年5月28日閲覧。
- ^ “お知らせ詳細”. ダンまち〜メモリア・フレーゼ〜 (ダンメモ) (2021年3月23日). 2021年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ミクモノグラフィカ
- がくやうら.net
- 三雲岳斗 (@mikumo) - X(旧Twitter)
- 三雲岳斗(第二) (@mikumo_alias) - X(旧Twitter)