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J2昇格プレーオフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
J2昇格プレーオフ
開始年 2024年
主催 日本プロサッカーリーグ
参加チーム数 最大4
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J2昇格プレーオフ(J2しょうかくプレーオフ、J2 Promotion Play-Offs[1])は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)において翌年度のJ2リーグ参入チームを決定するためのプレーオフ制度。

概要

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J2リーグとJ3リーグの入れ替えについては、J3創設の2014年から2016年までの間に行われたJ2・J3入れ替え戦が終了して以降は「J2の下位2クラブが自動降格、J3の上位2クラブが自動昇格」というレギュレーションが続いていたが、2022年12月20日の理事会で、2024年シーズン以降はJ1/J2/J3のクラブ数を20に揃えると共に、「J2の下位3クラブが自動降格、J3の上位2クラブが自動昇格し、3位から6位までのクラブによる昇格プレーオフの勝者が昇格」というレギュレーションの概要が示され、2024年シーズンからのプレーオフ導入方針が示された[2]。これを踏まえて、2023年12月19日に行われた理事会で開催方式が正式に決定したものである[3]

レギュレーション

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レギュレーションについては、2017年度まで行われ、2023年度から復活したJ1昇格プレーオフのレギュレーションに準じている。

参加チーム

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その年のJ3年間順位の3位から6位までのクラブ、最大4クラブが参加する。

昇格プレーオフ参加にはJ1クラブライセンスまたはJ2クラブライセンスの交付判定を受けている必要があり、これが受けられなかったクラブはプレーオフに参加できない。この場合、7位以下のクラブからの繰り上げはなく、その分は参加クラブ数が減じられる[3]。また、自動昇格の対象となるJ3上位2チームがJ1/J2ライセンスを交付されていない場合も、自動昇格クラブの繰り上げは行われず、3位から6位のクラブがプレーオフ出場を免除されることはない。

試合方式

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各1試合のトーナメント方式でで実施される。以下は4クラブ参加の場合のレギュレーション[3]

 
準決勝決勝
 
      
 
A
 
 
3位
H
 
C
 
6位
 
Aの勝者(H)
 
B
 
Bの勝者(H)
 
4位
H
 
 
5位
 
  • 初戦(準決勝)は「3位vs6位」・「4位vs5位」の組み合わせで戦う。勝者は決勝進出、敗者はJ3残留となる。
  • 準決勝の勝者同士が決勝を戦って、決勝の勝者がJ2昇格となる。
  • 各試合とも1試合勝負(かつての入れ替え戦のようなホーム・アンド・アウェーではない)。90分を戦って同点の場合は延長戦PK戦は行わず、年間順位の上位チームの「勝利」(決勝進出、またはJ2昇格)とみなす。
    • 準決勝・決勝とも年間順位上位クラブのホームゲーム(H)として行われる[注釈 1]

なお、参加クラブが3クラブの場合は準決勝は年間順位下位2クラブにより行われ、最上位クラブは決勝から参加となる。また、参加クラブが2クラブの場合は決勝戦のみが行われる。参加クラブが1クラブのみの場合は出場条件を満たしたクラブを自動的にプレーオフ優勝クラブと見なす。

脚注

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注釈

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  1. ^ 例えば、準決勝Aで年間順位6位のクラブが勝ち上がった場合は、決勝は準決勝Bの勝者ホームゲームとして行われる

出典

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  1. ^ "2024 J2 Promotion Play-Offs – Tournament and Match Format" (Press release) (英語). J.League. 20 December 2023. 2024年1月6日閲覧
  2. ^ 2024シーズン以降のリーグ構造・大会方式について 各カテゴリーのクラブ数を20に統一 リーグカップ戦をJ1・J2・J3全クラブ参加のノックアウト方式に変更”. 日本プロサッカーリーグ (2022年12月20日). 2023年12月22日閲覧。
  3. ^ a b c 2024 J2昇格プレーオフ 大会方式および試合方式について”. J.LEAGUE.jp (2023年12月19日). 2023年12月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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