JRAホームブレッド
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2024年8月) |
JRAホームブレッドとは、日本中央競馬会(JRA)が育成・管理を一貫的に行う競走馬のことをいう。
JRAでは、全国各地で行われる当歳・1歳の競走馬のセリ市で団体購買し、それを日高(北海道)と宮崎(宮崎県)の2つの育成牧場で育成・強化させて、競走馬デビューを目指す「JRA育成馬」というのがあるが、このセリ市で購入した競走馬とは別に、育成牧場(2017年7月現在は日高のみ)で、生産から育成・管理のすべてを一元的に行う競走馬を「JRAホームブレッド」として2009年[1]から導入している。
このJRAホームブレッドの競走馬も、セリ市で購入した競走馬同様に日高・宮崎の育成牧場に振り分けて、育成馬と同じ扱いで訓練され、2歳のデビュー前に行われる「JRAブリーズアップセール」への出展、さらには早ければ2歳夏からの競走馬としてのデビューを目指しながら、競走馬の生産・管理・育成についての様々な研究や開発を進めていき、生産分野のより一層の向上に役立てている[1]