KLセントラル駅
KLセントラル駅 | |
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駅舎 | |
KL Sentral | |
所在地 | クアラルンプールブリックフィールズ |
所属事業者 |
マレーシア鉄道公社 ラピドKL エクスプレス・レール・リンク(ERL) |
乗換 | 9 ムジウム・ネガラ駅 |
KLセントラル駅(KLセントラルえき、マレー語: Kuala Lumpur Sentral)はマレーシアのクアラルンプールにある、マレーシア鉄道公社・ラピドKL・エクスプレス・レール・リンク(ERL)の駅。
概要
[編集]クアラルンプールの交通の中心的な駅。複数の路線が乗り入れており、東南アジア最大級の交通結節点となっている。2001年、市街地南部の広大な再開発地区に建設された。これにより、クアラルンプール駅は中央駅としての役割を譲ることになった。
クアラルンプール国際空港への直通鉄道の発着駅であり、IATAコード XKL が割り当てられている。マレーシア航空、キャセイパシフィック航空、マリンド・エアのチェックイン・カウンターがある[1]。また、マレーシア入国客に対して当駅で荷物受け取り、税関審査を受けられるサービスも計画されていたが、保安上の観点から実施には至っていない。
利用可能な鉄道路線
[編集]- マレーシア鉄道公社
- ■ウエスト・コースト線(KTMインターシティ)
- 1 スレンバン線(KTMコミューター)
- 2 ポート・クラン線(KTMコミューター)
- 10 スカイパーク・リンク
- ラピドKL
- 5 クラナ・ジャヤ線
- 8 KLモノレール
- エクスプレス・レール・リンク(ERL)
- 6 KLIAエクスプレス
- 7 KLIAトランジット
歴史
[編集]- 1994年 - 計画決定。
- 2001年4月16日 - 開業。KTMコミューター(スレンバン線、ポート・クラン線)、クラナ・ジャヤ線の乗り入れ開始[2]。
- 2002年
- 2003年8月31日 - KLモノレールの駅が開業[4]。
- 2010年8月12日 - ETSのサービスを開始。当駅は停車駅となる[5]。
- 2018年5月1日 - スカイパーク・リンクの乗り入れを開始[6]。
駅構造
[編集]駅舎はマレーシア鉄道公社・ERL・ラピドKLクラナ・ジャヤ線の合同の駅舎とKLモノレールの駅舎で分かれている。
マレーシア鉄道公社・ERL・ラピドKL(クラナ・ジャヤ線)
[編集]KLセントラル駅 | |
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2Fコンコース | |
KL Sentral | |
所在地 | クアラルンプールブリックフィールズ |
所属事業者 |
マレーシア鉄道公社 ラピドKL エクスプレス・レール・リンク |
駅コード | 19100 |
駅構造 |
高架駅(クラナ・ジャヤ線) 地上駅(クラナ・ジャヤ線以外) |
ホーム | 8面12線 |
開業年月日 | 2001年4月16日 |
乗入路線 6 路線 | |
所属路線 | ■ウエスト・コースト線 |
キロ程 | 388.5 km(バターワース起点) |
◄クアラルンプール (1.0 km) (? km) ミッド・バレー► | |
所属路線 | 1 スレンバン線* |
駅番号 | KA01 |
キロ程 | ? km(バトゥ・ケーブス起点) |
◄KA02 クアラルンプール (1.0 km) (? km) ミッド・バレー KB01► | |
所属路線 | 2 ポート・クラン線* |
駅番号 | KA01 |
キロ程 | ? km(タンジュン・マリム起点) |
◄KA02 クアラルンプール (1.0 km) (? km) アブドゥラ・フクム KD01► | |
所属路線 | 5 クラナ・ジャヤ線 |
駅番号 | KJ15 |
キロ程 | ? km(ゴンバッ起点) |
◄KJ14 パサール・スニ (? km) (? km) バンサー KJ16► | |
所属路線 | 6 KLIAエクスプレス |
キロ程 | 0 km(KLセントラル起点) |
(? km) KLIA► | |
所属路線 | 7 KLIAトランジット |
キロ程 | 0 km(KLセントラル起点) |
(? km) バンダル・タシッ・スラタン► | |
所属路線 | 10 スカイパーク・リンク |
キロ程 | 0 km(KLセントラル起点) |
(? km) スバン・ジャヤ► | |
* ウエスト・コースト線上を走行。 |
クアラルンプール国際空港と同じく黒川紀章が設計を担当。駅構内の案内板にはマレー語、英語のほか日本語も表示されている。
コンコースは2階と3階にあり、KTMウエスト・コースト線(KTMインターシティ)は3階、それ以外の路線は2階に改札口がある。
プラットホームはクラナ・ジャヤ線のみ3階にあるため、2Fコンコースの上を突き抜ける構造となっている。クラナ・ジャヤ線以外のプラットホームは1階(地上階)に位置する。各路線のホーム面数・線路数はKTMインターシティ(ウエスト・コースト線)とスカイパーク・リンクが1面2線、KTMコミューター(スレンバン線とポート・クラン線)が2面4線、クラナ・ジャヤ線が2面2線、ERL(KLIAエクスプレスとKLIAトランジット)が3面4線有しており、合計で8面12線ある。
駅構内には複数のコンビニエンスストアやファストフードレストラン、カフェ、両替商やATM、観光案内所などがあるほか、連絡通路やエスカレーターなどでショッピングモールや複数のホテル、オフィスビルと直結している。
のりば
[編集]のりば番号は通しとなっていない。駅北西側のホームから順に、
1 | ■ウエスト・コースト線ETS | イポー、バターワース、パダン・ブサール方面 |
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2 | ■ウエスト・コースト線ETS | タンピン、グマス方面 |
10 スカイパーク・リンク | スバン・ジャヤ、ターミナル・スカイパーク方面 | |
3 | 1 スレンバン線 | スントゥル、バトゥ・ケーブス方面 |
4 | 2 ポート・クラン線 | ラワン、タンジュン・マリム方面 |
5 | 2 ポート・クラン線 | クラン、ポート・クラン方面 |
6 | 1 スレンバン線 | スレンバン、タンピン方面 |
1 | 5 クラナ・ジャヤ線 | KLCC、ゴンバッ方面 |
2 | 5 クラナ・ジャヤ線 | クラナ・ジャヤ、プトラ・ヘイツ方面 |
1 | 6 KLIAエクスプレス | 到着用ホーム |
2・3 | 7 KLIAトランジット | KLIA、KLIA2方面 |
4 | 6 KLIAエクスプレス | KLIA、KLIA2方面 |
-
KTMコミューターのホーム
-
クラナ・ジャヤ線のホーム
-
ERLのホーム
KLモノレール
[編集]KLモノレール KLセントラル駅 | |
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駅舎(連絡通路設置前) | |
KL Sentral | |
(? km) トゥン・サンバンタン MR2► | |
所在地 | クアラルンプールブリックフィールズ |
駅番号 | MR1 |
所属事業者 | ラピドKL |
所属路線 | 8 KLモノレール |
キロ程 | 0 km(KLセントラル起点) |
駅構造 | 2面1線 |
ホーム | 高架駅 |
開業年月日 | 2003年8月31日 |
KLモノレールの駅舎のみマレーシア鉄道公社・ERL・ラピドKLクラナ・ジャヤ線の合同の駅舎と離れており、「NU Sentral」と呼ばれるショッピングモールの中を経由してたどり着けることができる。長らく駅舎外での地上乗り換えを余儀なくされていたが、ショッピングモールの整備とともに新駅舎が整備され、2014年に連絡通路とともに供用が開始された。
プラットホームは2面1線構造となっており、乗車ホーム・降車ホームで分離されている。ハーフハイトタイプのホームドアを設置している。
のりば
[編集]A | 8 KLモノレール | ブキッ・ビンタン、ティティワンサ方面 |
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B | 8 KLモノレール | 到着用ホーム |
-
ホーム
駅周辺
[編集]KLセントラル周辺の開発エリアはA〜Nのエリアに分けられており、全ての建設は2015年に完了した[7]。
- NU Sentral(ショッピングセンター、フードコートなど)
- ヒルトン・クアラルンプール(ホテル)
- ル・メリディアン・クアラルンプール(ホテル)
- セント・レジス・クアラルンプール(ホテル)
- アロフト・クアラルンプール(ホテル)
- 国立博物館
- CIMB
- UEMグループ本社
- Axiataオフィス
- ムジウム・ネガラ駅
バス路線
[編集]- 800: バンダル・ウタマ・バスハブ – KLセントラル
- T819: プサッ・バンダル・ダマンサラMRT – KLセントラル
- T851: マレーシア議会 – KLセントラル
- 500: プトラジャヤ・セントラル – レブ・プドゥ・バスハブ (レブ・プドゥ方面のみ)
- 600: プチョン・ウタマ – パサール・スニ
- 601: プトラ・ペリダナ – パサール・スニ
- 602: プチョン・プリマ – パサール・スニ
- 604: サウジャナ・プチョン – パサール・スニ
- 640: タマン・スリ・セントーサ / スリ・マンジャ – パサール・スニ
- 641: スバン・ジャヤ駅 – パサール・スニ
- 650: タマン・デサ – パサール・スニ
- 651: タマンOUG – パサール・スニ(アワン・ブサール駅経由)
- 652: アワン・ブサール駅 – パサール・スニ
- 671: フラット・エンガン・キンララ – パサール・スニ
- 710: クラン港 – パサール・スニ(KLセントラル経由)
- 750: UiTMセクション2、シャー・アラム – パサール・スニ
- 751: タマン・スリ・ムダ、シャー・アラム – パサール・スニ
- 770: スバン・メダ、USJ 1 – パサール・スニ
- 772: スバン・スリア – パサール・スニ
- 780: コタ・ダマンサラ – パサール・スニ
- 781: タマン・メダン / タマン・スリ・マンジャ – パサール・スニ
- 782: プタリン・ジャヤ旧市街 – パサール・スニ
- 821: パンタイ・ヒルパーク – パサール・スニ
- 822: バンサー公園 – パサール・スニ
- 851: パサール・スニ – クアラルンプール法廷総合地区、ドゥタ通り
- BET3: スバン・メダ、USJ 1 – パサール・スニ(新パンタイ高速道路(NPE)経由)
- BET4: タマン・スリ・ムダ、シャー・アラム – パサール・スニ(新パンタイ高速道路(NPE)経由)
隣の駅
[編集]- マレーシア鉄道公社
- ■ウエスト・コースト線(KTMインターシティ)
- 1 スレンバン線(KTMコミューター)
- クアラルンプール駅 (KA02) - KLセントラル駅 (KA01) - ミッド・バレー駅 (KB02)
- 2 ポート・クラン線(KTMコミューター)
- クアラルンプール駅 (KA02) - KLセントラル駅(KA01) - アブドゥラ・フクム駅 (KD01)
- 10 スカイパーク・リンク
- KLセントラル駅(KS01) - スバン・ジャヤ駅 (KS02)
- ラピドKL
- 5 クラナ・ジャヤ線
- 8 KLモノレール
- KLセントラル駅 (MR1) - トゥン・サンバンタン駅 (MR2)
- エクスプレス・レール・リンク(ERL)
- 6 KLIAエクスプレス
- KLセントラル駅 - KLIA駅
- 7 KLIAトランジット
- KLセントラル駅 - バンダル・タシッ・スラタン駅
脚注
[編集]- ^ Flight Check-In at KL Sentral KLIA Ekspres
- ^ “Rail Transportation in Kuala Lumpur” (英語). Japan Railway & Transport Review (31 Jul 2018). 29 Mac 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。1 Mei 2019閲覧。
- ^ a b “ERL Corporate Facts & Major Milestones” (英語). KLIA Ekspres (1 Dec 2014). 6 Nov 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。6 Nov 2018閲覧。
- ^ Meng, Yew Choong (3 Sep 2017). “Rail business on track” (英語). オリジナルの2017年10月8日時点におけるアーカイブ。 6 Nov 2018閲覧。/
- ^ “ETS Ipoh-Padang Besar mula operasi Julai ini”. (6 Feb 2015). オリジナルの6 Nov 2018時点におけるアーカイブ。 6 Nov 2018閲覧。
- ^ Rosli, Fahmy Azril; Zulkipli, Nur Lela; Radhi, Nor Ain (6 Mac 2018). “Tren terus ke Subang Skypark”. オリジナルの6 Nov 2018時点におけるアーカイブ。 6 Nov 2018閲覧。
- ^ Kamarul Yunus (30 April 2008). “MRCB: KL Sentral to be completed by 2015”. Business Times (Kuala Lumpur). オリジナルの2 May 2008時点におけるアーカイブ。 2008年4月30日閲覧。