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月刊神戸っ子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KOBECCOから転送)

月刊 神戸っ子(KOBECCO)は、服部プロセス株式会社 神戸っ子出版事業部が発行している、神戸市及びその周辺地域のタウン情報誌。表紙の題字に大きく「KOBECCO」とあるが、正式名称はその上に書かれる「神戸っ子」であり、月刊誌の固有名であることを示すために「月刊」を冠する。

概要

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  • 1961年(昭和36年)3月創刊、毎月1日発行の月刊誌。2016年(平成28年)1月号は、第652号である。
  • 判型は185×168mmで、創刊時からほとんど変わっていない。但し、1998年〜2002年には、B5判の号が多くある。
  • 2004年末から2005年2月にかけ、服部プロセス株式会社を中心とする、服部プロセスグループの経営傘下に移行。2010年に改組して株式会社化し、株式会社神戸っ子出版となった。2017年8月、服部プロセス株式会社に吸収合併され、その中の神戸っ子出版事業部となる。
  • 歴代編集長は、小泉康夫・小泉美喜子・小泉昭子・小柴貴郎・鳥羽朗子・高橋直人(2016年6月現在)。
  • 近年の誌面は、月替わりの特集記事(概ね20~40ページほど)のほか、各種連載記事、イベント情報、神戸っ子グルメ、法人会員ニュース、KOBE百店会ニュース、神戸CITY MAPなどで構成。広告ページを含め、総ページ数150ページ弱の号が多い。(2013年現在)
  • 神戸市を中心とするが、西は姫路市辺りまで、東は阪神間、南は淡路島のトピックも扱っている。国外からのルポルタージュや紀行文を扱ったこともある。
  • 1冊定価500円(2016年現在)だが、発売月の間は、公式サイトから無料で読める記事が多くある。年間購読もあり。
  • 創刊号からのバックナンバーを公式サイトで無料で見ることができる。
  • 本誌の表題は、1931年(昭和6年)創刊の月刊タウンパンフレット「神戸ッ子」に由来。(第119号p.15、小泉康夫初代編集長の挨拶参照)
  • 直接の前身として、1959年(昭和34年)12月創刊の月刊誌、「こうべ元町」があった。
  • 2ヶ月合併号となった号や、休刊した月がある。(第15号=1962年(昭和37年)5月・6月合併、第62号=1966年(昭和41年)5月・6月合併、第402号=1994年(平成6年)10月・11月合併、第501号=2003年(平成15年)2月・3月合併) 経営難から「最終号」と表明した号もあったが、再開後も通し番号で続いている。
  • 1976年(昭和51年)に、神戸文学賞・神戸女流文学賞を創設、翌年1月に第1回選考結果を発表。1994年(平成6年)まで主催していた。

2005年、印刷事業を主とする服部プロセスグループが経営権を持ってから全ページフルカラーになり、写真やデザイン性が大幅にアップ、見て楽しい雑誌になった。 最近は登場人物も飛躍的に増えて、神戸の先端医療やスパコン「京」や大学など、神戸の特性や特徴なども紹介されて新しい視点も見どころに。 神戸や有馬、淡路の主なホテルの各部屋に配布されているので、ビジネスマンや観光客の目に触れる機会も多く、グルメ店やイベント案内なども役に立っている。 地元の経済界・産業界や注目の中小企業のトップインタビュー記事も多く、幅広く経済界からも支持を集めている。 2016年7月に編集部を神戸市長田区東尻池町の服部プロセスグループ本社第2ビル2階に移した。それまでは、三宮~元町地域に歴代の編集部を置いていた。

関連項目

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  • 淀川長治 - 地元神戸の出身の縁から、映画紹介や映画についてのコラムを連載していた。

外部リンク

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