Kbk wz. 2002 ビン
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Kbk wz. 2002 ビン | |
Kbk wz. 2002 ビン | |
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種類 | ブルパップ方式自動小銃 |
製造国 | ポーランド |
設計・製造 | ワルシャワ軍事工科大学 |
仕様 | |
口径 | 5.56mm |
銃身長 | 457mm |
使用弾薬 | 5.56×45mm弾 |
装弾数 | 30連(AKマガジンが流用可能) |
作動方式 |
ロングストロークピストン式 ロータリーボルト式 |
全長 | 759mm |
重量 | 4.2kg |
発射速度 | 毎分700発 |
歴史 | |
設計年 | 2002年 |
Kbk wz. 2002 ビン(ポーランド語: Karabinek wzór. 2002 Bin)は、ポーランドのワルシャワ軍事工科大学(WAT)にて試作されたブルパップ自動小銃。
開発
[編集]1990年代後半からワルシャワ軍事工科大学の銃器設計・運用部門にてブルパップ方式の銃器に関する研究が始まり、1997年には初となる試作機であるKbk wz. 1997 ボゾが試作され、2000年頃からは同じ部門でwz. 96 ベリルをブルパップ方式に再構築する実験が開始された。
2002年にミハル・ビネルによってその試作型が開発され、設計者の名前と設計年からKbk wz. 2002 ビンと名称が与えられた。
構造
[編集]ベースはwz. 97 ボゾではAKMだったものの、wz. 02 ビンではwz. 96 ベリルをベースとしており、使用弾薬も同様の5.56×45mm弾である。
フレームはグリップから銃床、ハンドガード全てが一体となっている木製のもので、フレーム右側面には小型のセレクターがある。レシーバーはwz. 96 ベリルのものをそのまま流用しており、銃身、フロントサイト、銃口装置などは全てwz. 96 ベリルと同様になっている。リアサイトは削除されており、代わりにガスチューブを覆うようにピカティニーレールを配置している。銃床下側とフレーム前端にはスリングスイベルがあり、スリングの取り付けが可能。
wz. 96 ベリルのレシーバーをそのまま流用しているためwz. 96 ベリルと同様のガス圧ロングストロークガスピストン方式で作動している。