LST-4 (戦車揚陸艦)
表示
LST-4 | |
---|---|
基本情報 | |
建造所 | ドラヴォ・コーポレーション |
運用者 |
アメリカ海軍 イギリス海軍 |
艦種 | LST-1級戦車揚陸艦 |
艦歴 | |
起工 | 1942年7月4日 |
進水 | 1942年10月9日 |
就役 | 1943年2月14日 |
退役 | 1944年12月23日 |
最期 |
1944年12月24日にイギリス海軍で就役、1946年前半に退役 1947年9月10日にボルチモアでスクラップとして売却 |
除籍 | 1946年6月19日 (イギリス) |
要目 | |
排水量 |
軽荷 :1,651トン 満載 :4,145トン |
長さ | 100メートル |
幅 | 15メートル |
吃水 | 積み荷により変化 |
速力 | 12ノット |
乗員 | 士官、兵員129名 |
搭載能力 | 1,600トン - 1,900トン |
搭載人員 | 士官14名、兵員131名 |
兵装 |
連装40mm機関砲 x 2 単装40mm機関砲 x 4 単装20mm機関砲 x 12 |
搭載艇 | LCVP x 6 |
その他 | 従軍星章4個 |
LST-4 (USS LST-4)は、アメリカ海軍の戦車揚陸艦である。390隻建造されたLST-1級戦車揚陸艦の4番艦。この艦級の揚陸艦は名前を付けられず、常に識別番号で呼称された。LST-4は地中海で主に活動し、その功績により従軍星章を与えられている。その後HM LST-4としてイギリス海軍に従事し、戦後アメリカ海軍へ返還され、任を解かれた後廃棄のため公売にかけられた。
建造
[編集]LST-4は1942年7月4日にアメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグのドラヴォ・コーポレーションによって起工され、1942年10月9日に進水した。ジョン(ジェニー)・バートロが後援し、1943年2月14日にアメリカ海軍へ就役した。
第二次世界大戦
[編集]地中海
[編集]LST-4はヨーロッパ戦域に従事した。以下はLST-4が従軍星章を受章した要因となったものである。
退役
[編集]LST-4は1944年12月23日にアメリカ海軍を退役し、残る大戦中はHM LST-4としてイギリス海軍に貸し付けられた。
イギリス指揮下
[編集]HM LST-4は1944年12月24日にチュニジアのビゼルトで就役した。1945年1月14日、HM LST-4はターラント・ピレウス間を航海中に機雷に接触した。だが、応急的な処置がギリシャで、1945年10月10日から10月24日までマルタで本格的な修理が行われるまでの間、HM LST-4は沈没せずに持ちこたえた。
LST-4は作戦行動を終えたため1946年前半にアメリカへ出航した。しかし途中でスクリューが1つ欠損したためほかの戦車揚陸艦にノーフォークまで牽引されていった。
戦後
[編集]1946年6月19日に除籍されたLST-4は、1947年9月10日にボルチモアでスクラップの為売却された。
参考文献
[編集]- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。 記事はここで閲覧できます。
- USS LST-4 (1943-1947) - ウェイバックマシン(2000年12月8日アーカイブ分) (英語)
- NavSource Online: LST-4 (英語)