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LST-353 (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯21度21分25.83秒 西経157度59分49.98秒 / 北緯21.3571750度 西経157.9972167度 / 21.3571750; -157.9972167

LST-353
LST-353
ソロモン諸島で積荷を降ろすLST-353、1943年6月
基本情報
建造所 チャールストン海軍工廠
運用者  アメリカ海軍
級名 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1942年7月15日
進水 1942年10月12日
就役 1942年11月27日
最期 1944年5月21日に沈没
除籍 1944年7月18日
要目
満載排水量 3,880ロングトン (3,942 t)
軽荷排水量 1,780ロングトン (1,809 t)
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
深さ 船首 8 ft (2.4 m)
船尾(満載) 14 ft 4 in (4.37 m)
吃水 軽荷 :
船首 2 ft 4 in (0.71 m)
船尾 7 ft 6 in (2.29 m)
満載 :
船首 8 ft 2 in (2.49 m)
船尾 14 ft 1 in (4.29 m)
推進 GM12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー
速力 12ノット (22 km/h; 14 mph)
乗員 将校8-10名、下士官兵100-115名
搭載人員 士官、兵員およそ140名
兵装 単装40mm機関砲 x 5
単装20mm機関砲 x 6
50口径機銃 x 2
30口径機銃 x 4
搭載艇 LCVPx2または6
その他 従軍星章3個、海軍殊勲部隊章1個を受章
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LST-353 (USS LST-353) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦LST-1級戦車揚陸艦の1隻。1944年5月21日に真珠湾海軍基地でウェストロック爆発事故英語版により沈没した。

艦歴[編集]

LST-353は1942年7月15日にチャールストン海軍工廠で起工する。1942年10月12日にエステレ・ライネット・カッシュマン夫人によって進水し、1942年11月27日にL・E・レイノルズ・ジュニア予備役大尉の指揮下就役した。

就役後はソロモン諸島での作戦に従事し、以下の作戦に参加した。

喪失[編集]

1944年5月21日、ハワイ真珠湾のウェストロックで停泊中に爆発事故を起こした。この事故でLST-353の他、戦車揚陸艦LST-39、LST-43、LST-69、LST-179、LST-480および戦車揚陸艇LCT-961、LCT-963、LCT-983が喪われた。この事故で163名の水兵が死亡し、396名が負傷した[1]

1944年7月18日に除籍される。

LST-353は第二次世界大戦の戦功で3個の従軍星章と1個の海軍殊勲部隊章を受章した。

参照[編集]

  1. ^ West Loch Disaster”. 2014年8月29日閲覧。

関連項目[編集]