ホープタウン
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 鳥取県米子市米原2丁目1番1号 |
設立 |
1989年5月18日 (1982年4月19日創業) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9270001003207 |
事業内容 | 大型商業施設運営 |
代表者 | 代表取締役社長 小西 健夫 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 約130人 |
外部リンク | 公式サイト(ウェブアーカイブ) |
ホープタウン(hope town)は、かつて鳥取県米子市にあったショッピングセンター。株式会社ホープタウンによって運営されていた。2022年(令和4年)1月末をもって閉店した[1]。
概要
[編集]鳥取県米子市米原2丁目に立地し、3階建て、店舗面積は11,763m2[1][2]。
1962年に創業した衣料品店「菊屋」が前身[2]。1982年7月9日に菊屋は移転し、その子会社の運営する「米子ホープタウン」として開業した[2][3]。
同じく菊屋とニチイの合弁の「出雲ファミリーデパート(ニチイグループ出雲ファミリーデパート、のちの出雲サティ)」と合併し、「サンメルト」の「サンメルトホープタウン店」となった。
1993年に近隣にあるニチイ系の8社と合併して「サンインニチイ」を設立(後に「マイカルサンイン」に社名変更)[2]。ホープタウンはマイカルのグループ会社として「サンインニチイホープタウン店」「ホープタウンサティ」「米子サティ(2代目)」に店名を変えながら営業した(初代米子サティについてはイオン米子駅前店を参照)[2]。
2001年のマイカルの経営破綻後にマイカルグループから独立し、店名を「ホープタウンサティ」として再開、のちに「ホープタウン」に戻して営業していた[2]。
閉館
[編集]2021年(令和3年)12月時点のテナント数は約40であったが、12月に運営会社から2022年(令和4年)1月31日をもって閉館することになったことから契約解除を申し出る文書が送付された[3]。
2022年(令和4年)1月31日をもって閉館した[1][3]。
2022年2月、地域の皆様にホープタウンの閉店セレモニーや懐かしい思い出を発信したいとのことで、閉館後に異例の公式YouTubeチャンネル(ホープタウンちゃんねる)を開設。
なお、2022年3月25日をもって唯一営業していたATMコーナーも終了し、全館が閉鎖される。イオン米子駅前店内にあるコナミスポーツクラブのフランチャイズ運営も4月1日付でホープタウンからジョイアーバンに移管された。
再整備
[編集]事業は米子市のettoに承継され、跡地を再び商業施設として整備することを検討しており、「ホープタウン」の店名を存続させることも検討している[4]。
2023年(令和5年)11月27日、2024年(令和6年)夏頃を目処にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス系列のディスカウントストアであるMEGAドン・キホーテが核店舗として出店する予定であることが複数のメディアから報じられた[5][6]。
2024年5月、ettoはMEGAドン・キホーテを同月28日に開店することを発表した。山陰地区としては最大規模になるとしている[7]。
MEGAドン・キホーテ米子店は予定通り5月28日に開業した[8]。
沿革
[編集]- 1982年(昭和56)7月9日 - 開業。
- 2001年(平成13年)以降 - マイカルグループを離脱する。
- 2008年(平成20年) - スーパーマーケットのマルイが核店舗として出店する。
- 2021年(令和3年)8月22日 - マルイが閉店[9]。
- 2022年(令和4年)1月31日 - 全館閉業。
- 2024年(令和6年)5月28日 - 跡地にMEGAドン・キホーテ米子店が開業する。
MEGAドン・キホーテ米子店
[編集]MEGAドン・キホーテ米子店 MEGA Don Quijote Yonago | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒683-0804 鳥取県米子市米原2丁目1-1 |
座標 | 北緯35度26分32秒 東経133度19分50秒 / 北緯35.44222度 東経133.33056度座標: 北緯35度26分32秒 東経133度19分50秒 / 北緯35.44222度 東経133.33056度 |
開業日 | 2024年(令和6年)5月28日 |
商業施設面積 | 8,863 m²[10] |
中核店舗 | MEGAドン・キホーテ |
営業時間 | 9:00 - 0:00 |
駐車台数 | 857台[10] |
駐輪台数 | 130台[10] |
前身 | ホープタウン |
最寄駅 | 後藤駅 |
最寄IC | 米子IC |
外部リンク | 公式サイト |
MEGA |
MEGAドン・キホーテ米子店(メガドン・キホーテよなごてん)はホープタウンの跡地に開業した総合ディスカウントストア・ショッピングセンターである。2024年(令和6年)5月28日に開業した。
概要
[編集]鳥取県で唯一のMEGAドン・キホーテであり、ドン・キホーテの店舗としては山陰エリア最大の売場面積を誇る[10]。近隣地には国際便が発着する美保飛行場(米子鬼太郎空港)があるため、インバウンド需要を見込んだ商品の取り扱いも行う[10]。
1階では生鮮食品や消耗品、家庭雑貨などを、2階では化粧品や衣料品、家電などを取り扱う[10]。1階にはフードコートも設置されている[8]。
3階は全面が専門店となっており[8]、ダイソーや今井書店、アピナなどのテナントが出店している[11]。
ホープタウン時代の館内にはエレベーターが2か所設置されていたが、MEGAドン・キホーテへの改装にあたり1台増設され、合計3か所となった。なお、増設されたエレベーターは屋上には止まらない。
フロア構成
[編集]本館 | 連絡通路 | 立体駐車場 |
屋上駐車場 | 連絡通路 | 屋上駐車場 |
3階 専門店[8] | 4階駐車場 | |
3階駐車場 | ||
2階 化粧品・衣料品・家電など[10] | 連絡通路 | 2階駐車場 |
1階 食料品・消耗品・家庭雑貨など[10] | 1階駐車場 |
脚注
[編集]- ^ a b c “ホープタウン閉店の波紋(上)経営方向性や店舗活用”. 日本海新聞. 2021年12月9日閲覧。
- ^ a b c d e f “ホープタウン、2022年1月31日閉店ー旧米子サティ、40年の歴史に幕”. 都市商業研究所. 2021年12月9日閲覧。
- ^ a b c “米子のショッピングセンター「ホープタウン」1月末で閉店へ”. NHK. 2021年12月9日閲覧。
- ^ “食中心の商業施設検討 米子「ホープタウン」跡地”. 日本海新聞. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “米子・旧ホープタウン建屋にドンキ 大型複合施設、24年夏にも開店”. 山陰中央新報 (2023年11月27日). 2023年11月28日閲覧。
- ^ 山陰放送 (2023年11月27日). “旧ホープタウンは「メガドンキ」に お客様アンケートで出店望む声多く…「ドンキは憧れ」”. TBS NEWS DIG. 2023年11月28日閲覧。
- ^ 日本海テレビ (2024年5月12日). “MEGAドンキ米子店 5月28日オープンへ 山陰最大規模 ショッピングセンター跡地活用 新たなにぎわいに”. 日テレNEWS NNN. 2024年5月12日閲覧。
- ^ a b c d “遂にオープン!2024年5月28日「MEGAドン・キホーテ米子店」ワクワクドキドキ!山陰最大級の売り場面積・鳥取県内初出店”. 鳥取マガジン, 2024年7月14日閲覧。
- ^ “ホープタウンの1階マルイが閉店することがわかりました”. 鳥取マガジン. 2024年7月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “「MEGA ドン・キホーテ米子店」5月28日オープン、特徴は?”. ITmedia. 2024年7月14日閲覧。
- ^ “MEGAドン・キホーテ米子店の店舗情報・WEBチラシ”. 驚安の殿堂 ドン・キホーテ. 2024年7月14日閲覧。
関連項目
[編集]- イオン米子駅前店 - 米子市にあったもう一つのサティの店舗。(初代)米子サティ。
- MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店 - 米子店と同じく、サティ跡の建物にドン・キホーテが入居する。