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MUSIC WARDROBE

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『MUSIC WARDROBE』
FIVE NEW OLD の スタジオ・アルバム
リリース
録音
  • prime sound studio form
  • Nasoundra Palace Studio
  • Fino Studio Tokyo
ジャンル
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース FIVE NEW OLD
チャート最高順位
FIVE NEW OLD アルバム 年表
Emulsification
（2019年）		MUSIC WARDROBE
（2021年）		Departure : My New Me
（2022年）
『MUSIC WARDROBE』収録のシングル
  1. 「Vent」
    リリース: 2020年7月17日
  2. 「Don't Be Someone Else」
    リリース: 2020年9月25日
  3. 「Chemical Heart (feat. Masato from coldrain)」
    リリース: 2020年12月18日
  4. 「Hallelujah」
    リリース: 2021年1月22日
  5. 「Summertime」
    リリース: 2021年7月28日
ミュージックビデオ
「Vent」 - YouTube
「Don't Be Someone Else」 - YouTube
「Chemical Heart」 - YouTube
「Hallelujah」 - YouTube
「Breathin'」 - YouTube
「Summertime」 - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
FIVE NEW OLD「NIGHT WARDROBE」
FIVE NEW OLD - "Hallelujah" CURRENT LOCATION CONCERT -TAKIBI Acoustic Sessions(ASMR)-
FIVE NEW OLD - Sleep in Till The Afternoon【Live at Zepp Namba】Official Pro shot
FIVE NEW OLD - Summertime (Behind The Scenes Of Making Music Video)

『MUSIC WARDROBE』（ミュージック・ワードローブ）[1]は、日本のロックバンド・FIVE NEW OLDが2021年4月7日にワーナーミュージック・ジャパンから発売した、4枚目のフルアルバムである。

概要

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前作「Emulsification」から約1年半ぶりとなるフルアルバムで、レーベルを移籍してから初となるCDリリース。

初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。初回限定盤付属DVDには「ライブ会場抜け出して、あんな場所、こんな場所で演奏しよ。」というコンセプトのもと不定期で開催されているライブ「Current Location Concert」[2]の新規ライブ映像やアルバム制作のドキュメンタリー映像が収録されている[1]。

アルバムタイトルには、「聴く人が今日はどんな自分になろうかと、クローゼットから服を選ぶように、FIVE NEW OLDの音楽を選び、身にまとい、自分らしくいる時の相棒みたいになれたら嬉しい。」という意味が込められている[3]。SHUN（Ba）は、「FIVE NEW OLDは時期によっても音楽性が異なるので、見る角度によっていろいろな風に見えるということで、『ホログラム』というキーワードが生まれ、その言葉がジャケットに反映されている。そこから派生して『MUSIC WARDROBE』というタイトルに決まった」と語っている[4]。

今作は、前作までのように先にEPをリリースしてそこからアルバム製作に移行するという方法ではなく、アルバムを製作してそこから楽曲をシングルカットしていくという手法が取られた[5]。

HIROSHIは、次作「Departure : My New Me」のリリース時に、今作を「ワーナー・ミュージック・ジャパンに来て、新しいチームで作った最初のアルバムで、タイアップも多かったので、すごく世の中に広まった作品だと思っていて。10周年というタイミングもあったから、『ここで集大成を作るぞ』みたいな気持ちもありました。ただ、そういう作品を作れた一方で、迷いも生じてたんですよね。たくさんの人に聴いてもらえるようになって、コアな音楽ファンだけじゃなく、一般の人にも聴いてもらう機会が増えたときに、僕らが伝えたいことを本当に正しく伝えられてるのかがわからなくなって、『何で音楽やってるんだっけ？』という感じになって……。」と振り返っている[6]。

2021年4月から5月にかけて、今作を引っ提げたライブツアー「”MUSIC WARDROBE” Tour」が開催された[1][7]。

収録楽曲

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全作詞: Hiroshi Nakahara、全作曲・編曲: FIVE NEW OLD。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「My House」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
2.「Summertime」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
3.「Hallelujah」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
4.「Breathin'」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
5.「Sleep in Till The Afternoon」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
6.「Don't Be Someone Else」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
7.「Obilvion」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
8.「How to Take My Heart Out」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
9.「Nebula」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
10.「Chemical Heart (feat. Masato from coldrain)」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
11.「Knock Me Out」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
12.「Plane Garden」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
13.「Light Of Hope」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
14.「Vent」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
15.「Moment」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
16.「Awakening ～ You」Hiroshi NakaharaFIVE NEW OLD
合計時間:

楽曲解説

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  1. My House
  2. Summertime
    • 配信限定EP「Summertime EP」にてシングルカットされた。
    →詳細は「Summertime EP」を参照
  3. Hallelujah
    • デジタルシングルの表題曲。
    →詳細は「Hallelujah (FIVE NEW OLDの曲)」を参照
  4. Breathin'
    • MVでは、「Breathin’=呼吸」をテーマに、コロナ禍での息苦しさや不安を、それぞれの解釈で解放していくストーリーが描かれている[8]。
    • イントロのギターフレーズはiPhoneのマイクでレコーディングした[9]。
    • タイアップ先[注釈 1]からの要望である『「By Your Side」や「Keep On Marching」をアップデートした楽曲』を目指して制作された[9]。
    • ミンティアを振ったときに鳴る音を加工して曲中で使用した[10][注釈 1]。
  5. Sleep in Till The Afternoon
    • HIROSHIは今作の中で印象深い曲として今曲を挙げている。ザ・キュアーに対する愛が溢れていて、リスペクトを込めたオマージュになっているとのこと[11]。
  6. Don't Be Someone Else
    • デジタルシングルの表題曲。
    →詳細は「Don't Be Someone Else」を参照
  7. Oblivion
  8. How to Take My Heart Out
  9. Nebula
    • インストゥルメンタル楽曲。
  10. Chemical Heart (feat.Masato from coldrain)
    • デジタルシングルの表題曲。
    →詳細は「Chemical Heart (feat. Masato from coldrain)」を参照
  11. Knock Me Out
  12. Plane Garden
    • インストゥルメンタル楽曲。
    • 実際に行われた誕生日会とその上空を飛んでいく飛行機の音が録音されている[10]。
    • 生楽器は一切使用していない[12]。
  13. Light Of Hope
  14. Vent
    • デジタルシングルの表題曲。
    →詳細は「Vent (FIVE NEW OLDの曲)」を参照
  15. Moment
    • バンド史上初となるバラード曲[11]。
    • HIROSHIが亡くなった祖母への想いが入った楽曲。歌詞に登場する「necklace of gold（金のネックレス）」はHIROSHIが祖母から貰ったもののことだという[13]。
  16. Awakening
    • インストゥルメンタル楽曲。
  17. You
    • CDのみに収録されているシークレットトラック。前曲から約1分の無音の後再生される。
    • 歌詞カードには歌詞が記載されている。

収録映像作品

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  1. CURRENT LOCATION CONCERT
    “Billboard Live” Session 2021 & Interview of MUSIC WARDROBE
    1. Don't Be Someone Else
    2. Chemical Heart
    3. My House
    4. Light Of Hope
    5. Sleep in Till The Afternoon
    6. Vent
    7. Hallelujah
  2. CURRENT LOCATION CONCERT
    Living Room Session
    1. Vent
  3. CURRENT LOCATION CONCERT
    Tokyo Bayside Rooftop Session
    1. Don't Be Someone Else
  4. CURRENT LOCATION CONCERT
    TAKIBI Acoustic Sessions[ASMR]
    1. Hallelujah
    2. Sleep in Till The Afternoon
    3. You

参加ミュージシャン

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FIVE NEW OLD
Additional Musicians

タイアップ

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使用年 曲名 タイアップ
2021年 Light Of Hope ECCジュニア CMソング[14][15]
Hallelujah ABCテレビ ドラマL『3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語』主題歌[14][16]
Summertime コーセー「サンカット® プロディフェンス」CMソング[14][17]
Breathin' アサヒグループ食品「ミンティア」CMソング[14][18]

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ a b 今曲はミンティアのテレビCMのタイアップだった。

出典

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  1. ^ a b c “2021年4月7日にNEWALBUM「MUSICWARDROBE」発売決定!リリースツアーも発表!”. FIVE NEW OLD (2021年1月17日). 2024年4月10日閲覧。
  2. ^ ““Current Location Concert”について”. HIROSHI 公式note (2019年10月26日). 2024年4月11日閲覧。
  3. ^ “FIVE NEW OLD、ニュー・アルバム『MUSIC WARDROBE』4/7リリース決定。全国11ヶ所でのリリース・ツアーも発表”. skream! (2021年1月17日). 2024年4月11日閲覧。
  4. ^ “なんでも簡略化される時代だからこそ“もう一手間”が大事”. Real Sound (2021年4月8日). 2024年7月14日閲覧。
  5. ^ “ガレージを借りて“遊びながら”作った楽曲たち”. RealSound (2021年4月8日). 2024年7月14日閲覧。
  6. ^ “FIVE NEW OLD、“バンドを一度壊したい”という思いからの再出発　他者の視点を加えて見えた新しい姿”. Real Sound (2022年9月24日). 2024年7月14日閲覧。
  7. ^ “FIVE NEW OLD、ニューアルバム『MUSIC WARDROBE』リリース　全国11カ所回るツアーの開催も”. Real Sound (2021年1月17日). 2024年4月11日閲覧。
  8. ^ “FIVE NEW OLD、新曲「Breathin’」のミュージックビデオがプレミア公開　『ミンティア』新CMソング”. SPICE (2021年3月19日). 2024年4月11日閲覧。
  9. ^ a b “【インタビュー】FIVE NEW OLD、アルバム『WARDROBE』に「服を選ぶような感覚」と「新たなサウンド構築法」”. BARKS. 2024年4月11日閲覧。
  10. ^ a b “FIVE NEW OLDがジャンルも〈らしさ〉も超えて手に入れたアイデンティティー”. Mikiki. 2024年4月11日閲覧。
  11. ^ a b “【インタビュー】FIVE NEW OLD、アルバム『WARDROBE』に「服を選ぶような感覚」と「新たなサウンド構築法」 - 2”. BARKS. 2024年4月11日閲覧。
  12. ^ a b “【インタビュー】FIVE NEW OLD、アルバム『WARDROBE』に「服を選ぶような感覚」と「新たなサウンド構築法」 - 3”. BARKS. 2024年4月11日閲覧。
  13. ^ “見る角度で曲の聴こえ方も全然変わってくる”. Real Sound (2021年4月8日). 2024年7月14日閲覧。
  14. ^ a b c d “YOASOBI、緑黄色社会、sumika…ヒット常連組に並ぶ注目バンドとは？”. ミーティア(MEETIA) (2021年4月7日). 2023年1月1日閲覧。
  15. ^ “FIVE NEW OLD新曲は芦田愛菜出演「ECCジュニア」CMソング”. 音楽ナタリー (2021年1月5日). 2023年1月1日閲覧。
  16. ^ “ランぺ神谷健太、FIVE NEW OLD・HIROSHI、桜田通「3Bの恋人」で馬場ふみかと危険な恋”. 音楽ナタリー (2020年12月4日). 2023年1月1日閲覧。
  17. ^ “FIVE NEW OLD、玉城ティナ出演の日焼け止めCMソング書き下ろし”. 音楽ナタリー (2021年2月22日). 2023年1月1日閲覧。
  18. ^ “FIVE NEW OLD 、福士蒼汰&本田翼出演「ミンティア」CMに新曲書き下ろし提供”. 音楽ナタリー (2021年3月1日). 2023年1月1日閲覧。

外部リンク

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HIROSHI（Vocal・Guitar）・WATARU（Guitar・Keyboard）・SHUN（Bass）・HAYATO（Drums）
シングルとEP
オリジナル
配信
アルバム
オリジナル
ライブ
その他楽曲
関連項目
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