Miya
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Miya | |
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出身地 | 日本・東京都 |
学歴 | 洗足学園音楽大学 |
ジャンル | ジャズ、即興演奏 |
担当楽器 | フルート |
活動期間 | 2004年 - |
Miya(ミヤ)は、日本のジャズフルート奏者、即興演奏家、作曲家である。
経歴
[編集]日本人の父とイギリス人の母の間に生まれる[1][2]。小学生の時にリコーダーを手にし、中学時代からフルートを演奏[1]。 1998年、イギリス留学時に、友人が参加するジャズの生演奏を聴き、ジャズに興味を持つ[2]。2004年、洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースを卒業し、プロとして活動を開始[2]。2007年に発表した2枚目のアルバム『Miya’s Book;Music For Seven Days』は、ジャズピアニストの山下洋輔をエグゼクティブプロデューサーに迎えて制作された[2]。
フルート演奏においてはエリック・ドルフィーやジェレミー・スタイグなどから影響を受ける。2006年、作曲を高橋英明に師事。2010年、文化庁新進芸術家海外派遣制度の派遣生としてロンドンに留学。作曲をジョナサン・コール(作曲家、王立音楽大学教授)に師事。以降、ヨーロッパではとくにロンドンを中心に、ヴォルテックス・ジャズクラブやカフェ・オトで演奏するなど、日本以外でも活動している。2012年にはかりゆしバンドとともにインド・西ベンガル地方のバウル(吟遊詩人僧)の祭典「ジョイデブメーラ」にも参加している。
ディスコグラフィ
[編集]CD
[編集]- Globe in motion(2004年・Studio Wee)
- 水谷浩章プロデュースによるアルバム第一作。
- Miya’s Book(2007年・Studio Wee)
- 水谷浩章プロデュース、山下洋輔エクゼクティブプロデュースのアルバム第二作。
- Oriental Sun(2009年)
- スガダイローをピアノに迎えた、アルバム第三作。
DVD
[編集]- Pink × Blue (2013年・BankART1929)
参加作品
[編集]- SAKEROCK『YUTA』(CDアルバム・2003年・旧名義で参加・インディペンデントレーベル)
- ASA-CHANG & 巡礼『影の無いヒト』(CDアルバム・2008年・commmons)
- 原田郁子『ケモノと魔法がとびかうツアー 管と弦とバンド!』(DVD・2008年・COLUMBIA)
- Gackt「Stay The Ride Alive」(PV・2010年・映画 仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010主題歌・avex)
- 柳原陽一郎『ふたたび』(CDアルバム・2005年・徳間ジャパンコミュニケーションズ)、『いつかウシになる日まで』(DVD・2008年・SWEETS DELI RECORDS)、『「ほんとうの話」』(CDアルバム・2013年・SWEETS DELI RECORDS)
書籍
[編集]- The Flute Special(2007年・アルソ出版)
- ザ・フルート編集部・渥美幸裕 共著。
共演
[編集]上記をはじめ、ジャズミュージシャンとの演奏は多岐にわたる。
- 柳原陽一郎(シンガーソングライター ex:たま (バンド))
- スティーブ・ベレスフォード(音楽家・イギリス)
- テリー・デイ(即興演奏家・イギリス)
- ウォルフガング・ギオグスドーフ(芸術家・ドイツ)
ほか、日本国内外の音楽家、また美術など音楽分野以外のアーティストとも共演する。
脚注
[編集]- ^ a b “Miya - アーティスト・プロフィール”. CDJournal. 2015年5月17日閲覧。
- ^ a b c d “卒業生情報:ジャズコース - miya”. 洗足学園音楽大学. 2015年5月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- Miya公式webサイト「miya-music.com」
- miya-music info (@miyamusicinfo) - X(旧Twitter)
- Miya Music (Miya-Music-658907280829304) - Facebook
- Miya Music (@miyamusic_info) - Instagram
- はじめてのJAZZ。 - ほぼ日刊イトイ新聞。山下洋輔カルテットとして出演。