Mode1 RETRO II
キャリア | SIMフリー |
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製造 | ピーアップ |
発売日 | 2023年10月20日 |
概要 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek Helio G85 オクタコア |
音声通信方式 | 5G:非対応 3.9G,4G:VoLTE(LTE) 3G:W-CDMA 2G:GSM |
データ通信方式 | 3.9G,4G:LTE-Advanced 3G:HSDPA 2G:GSM 無線LAN(IEEE802.11b/g/n/ac) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 112 × 52 × 20 mm |
質量 | 約145 g |
バッテリー | 2500mAh(内蔵電池) |
内部メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
外部メモリ | microSDメモリーカード(2GBまで) microSDHCメモリーカード(32GBまで) microSDXCメモリーカード(1TBまで) |
日本語入力 | OpenWnn IME |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | 5.0[注釈 1]。 |
放送受信機能 | FMラジオ(FMアンテナ内蔵) |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 1440×720ドット |
サイズ | 3.5インチ |
表示色数 | 非公開 |
サブディスプレイ | |
方式 | 非公開 |
解像度 | 非公開 |
サイズ | 非公開 |
表示色数 | 1色 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 4800万画素裏面照射型CMOS |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 1,300万画素非公開 |
カラーバリエーション | |
シープホワイト | |
ウルフブラック | |
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Mode1 RETRO II(モードワン レトロ ツー)は株式会社P-UP World(ピーアップ)が開発したSIMフリースマートフォン。「Mode1」ブランドでは6機種目となり、「Mode1 RETRO」シリーズでは2機種目となる。2023年10月20日に発売された。
概要
[編集]2017年に発売された折りたたみ型Androidスマホ「Mode1 RETRO」の後継機として発表されたAndroidスマートフォン。フィーチャーフォン(ガラケー)のような見た目を特徴とし、テンキーも備える。ピーアップは携帯ショップ「テルル」を運営しているため、SIMフリー端末にも関わらず店頭販売、店頭サポートをしている。
特徴・機能
[編集]本機のようなテンキー付きスマートフォンのことは、俗にスマートケータイ(スマケー)と呼ばれている。ただし「スマートケータイ」という呼称はSoftbankの登録商標である[1]ため、本機は「Hybrid Mobile(ハイブリット モバイル)」と呼称している。
本機では、先代(Mode1 RETRO)になかった側面に新たに指紋認証機能を搭載、OSは先代でAndroid 7だったのに対し、今回はAndroid 13を採用。そのおかげでシステムナビゲーション設定を変えることにより「メインディスプレイではジェスチャー操作、テンキーで3ボタン操作」という他のスマートフォンにはない操作性が可能になった。また、先代ではテンキー部分にショートカットキーが存在せず、専用キーが用意されていたが不評であったため、今回ではテンキーにカスタマイズ可能なⅠ~Ⅳのボタンを追加した。このボタンではお気に入り機能を登録可能などガラケー風の操作感を確保しつつも、あくまでもスマートフォンであるため、タッチパネルを搭載し、Google Playも利用可能である。また、背面にはサブディスプレイを搭載、本体を開くことなく通知や時刻を確認可能。LEDライト点灯で通知受信や充電状況の確認も出来る[2]。
また、ディスプレイサイズは3.5インチと先代と変わらないが、解像度が先代の「800×480ドット」から「1,440 × 720ドット」となっており、現行のガラホや3インチ~4インチ台のスマートフォンに比べ高画質な部類となっている(Rakuten Miniと同程度)。また、唯一のプリインストールアプリとしてFMラジオ(ワイドFM対応)を搭載しており、本体にはアンテナが内蔵されているため何も接続せずに聞くことができる。更に本体を閉めてもバックグラウンド再生することができる。NFC Type A/Bに対応する(テンキー裏面のカメラ下[3])ため、クレジットカードのタッチ決済など利用可能だが先代同様本体にイヤホン端子は無く、おサイフケータイ(FeliCa)に非対応[注釈 2]、防水防塵耐衝撃も備えない。
さらに先代では、本体が約120 × 56 × 18.1(mm)だったのに対し、約112 × 52 × 20(mm)になったため、一般的なガラホ・ガラケーと似たサイズとなった。
注意点
[編集]- 日本語以外対応していない。また文字入力アプリなどで表示言語で変更し、テンキーでの操作が出来なくなった場合、初期化しか対処方法がない[4]。
- システムアップデートをする際には、必ずディスプレイ消灯時間を30分に設定してから実行すること。(「消灯時間を30秒のままアップデートを開始すると、更新が失敗し初期化しなければならない」という報告が出ている。)[5]
- FOMA プラスエリアに非対応である。
- バンド(周波数)的には対応している楽天モバイル回線も非対応となっている。(Rakuten Linkが動作しないため[6])
- VoLTE対応auガラホ(AQUOS K SHF32・G'zOne TYPE-XX等)専用au ICカードを挿した場合、APN設定後の回線接続に失敗し、以降(当該au ICカードでの)通話・データ通信の何れも不可能となる[要出典]。
対応周波数
[編集]- 4G LTE(FDD):B1/B3/B8/B19/B20/B26/B28b
- 4G LTE(TDD):B41
- 3G:B1/B6/B8
- 2G:850MH/900MHz/1800MHz/1900MHz
歴史
[編集]- 2023年9月26日、Mode1ホームページにて同年10月下旬にMode1RETROⅡをリリースすると告知[7]。
- 2023年10月10日、同年10月13日に予約販売を開始し、同年10月20日に発売すると発表[8]。
- 2023年10月20日、「Mode1 RETRO II」発売。
- 2023年10月23日、仕様を修正し4G LTEのBand11には非対応となった[9]。
アップデート
[編集]最新のアップデートを行うことにより、過去に実施されたすべてのアップデートが適用される。また、本機ではシステムアップデートの項目が二つあり、下記のアップデートは【設定→デバイス情報→システムアップデート】の方で実施されている。
- au通信網の不具合に伴う修正。
- ディスプレイ裏側の通知ランプが消えない不具合を修正(通知バー閲覧でディスプレイ裏側のLEDランプを強制消灯するプログラムを追加)。
- 純正カメラアプリの保存先にSDカードを追加。
- シンプルホームの固定アプリ(電話・メッセージ)を電話のみに変更。
- mineoのAPNをデフォルトで追加。
- 一部スマートフォンからの発着信ができない不具合を修正。
- 時計アプリが更新できない問題を修正。
- Androidセキュリティパッチを適用。セキュリティパッチレベルが2024年3月へ。
- シンプルホームでの電話帳の文字を大きくする調整。
- シンプルホームの壁紙カラー変更に対応。
- 目覚まし音(Platinum)の重複登録に関する修正。
- Android 5時代の電話帳のフォルダー分け機能が誤って表示されていたため、この度正式に利用できるよう修正。[注釈 3]
- Docomo系SIMでの通信品質改善。[注釈 4]
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 登録番号第5455785号 2011年12月9日登録
- ^ “ガラケー型スマホ「Mode1 RETRO II」、プラススタイルも取り扱い”. すまほん!!. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Mode1 RETRO2公式サイト”. 2023年11月5日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年11月29日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/Toshiyuki_ume/status/1715704017232552272?s=20”. X (formerly Twitter). 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “ジャパンスタイル復活! “型はガラケー、中身はスマホ。” SIMフリースマートフォン 『Mode1 RETROⅡ(モードワン レトロツー)』2023年10月20日(金)発売開始”. P-UP World. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “blog of mobile » Blog Archive » Mode1 RETRO II (MD-06P)の仕様を修正、B11は非対応に”. 2023年10月23日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年10月22日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2023年11月25日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2024年4月26日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2024年8月8日閲覧。