NFL on 日テレG+
NFL on 日テレG+(NFL・オン・にっテレジータス)は、日本テレビ放送網(日テレ)が制作、日テレジータスが放送するCS唯一のNFL中継番組。
概要
[編集]日テレジータスのNFL中継は、「G+ SPORTS&NEWS」として開局した2002年シーズンより「NFL on G+」として開始。チャンネル名が日テレG+となった2006年シーズン以降は、番組名も「NFL on 日テレG+」となった。2015年よりチャンネル名が日テレジータスに変更され、現在の番組名は「NFL on 日テレジータス 2018」のように後ろにシーズンの西暦が付く。
レギュラーシーズンは週に1試合以上、最大3試合を生中継する。日本時間金曜日午前のサーズデーナイトフットボールと月曜日午前のサンデーナイトフットボールを生中継するのが基本で、日曜夜にロンドンゲームを生中継する週もある。公式戦の終盤は注目カードを放映する場合もある。2016年シーズンよりGAORAがNFL中継から撤退したため[1]、CSでは唯一NFLを中継する局となった。これに伴い、プレーオフは全試合生中継となった。プロボウルも生中継。また、2021年シーズンよりNHK BS1もNFL公式戦の中継から撤退したため[2]、テレビ放送でNFLを視聴できる唯一の局となっている。
スーパーボウルは2013年(第47回)以降生中継を実施。2012年(第46回)までは日テレ地上波で放送(試合当日深夜)された翌日以降に放送。そのうち、日テレジータスでの初回放送はハーフタイムショーを含めた完全版、リピート放送は編集版で放送していた。なお、2002年(第36回)以降、スーパーボウルの国際映像はNFL(現在はNFLネットワーク)が担当しているが、日テレ制作分は2006年(第40回)までは現地放送局のものを使用していた。
2010年シーズンより全試合ハイビジョン制作となった。
2020年、NFLドラフトを初めて放送した。日本でのNFLドラフトの生中継はかつてGAORAが実施していた。
実況・解説・過去の解説
[編集]実況
[編集]太字は2024-25シーズンの担当。
- 有馬隼人(元TBSアナウンサー、元アサヒビールシルバースター・アサヒ飲料チャレンジャーズ所属。解説者としても出演)
- 近藤祐司(スポーツアンカー。元アサヒ飲料チャレンジャーズ)
- 野瀬正夫(元NHKアナウンサー)
- 増田隆生(元日本テレビアナウンサー)
解説
[編集]- 森清之(東京大学ウォリアーズ ヘッドコーチ、日本アメリカンフットボール協会 常務理事)
- 生沢浩(ジャパンタイムズ 編集局運動部主任)
- 村田斉潔(龍谷大学シーホース ヘッドコーチ)
- 有馬隼人(実況も兼任する)
- 小坂恭平(元クリーブランド・ブラウンズ ディフェンシブアシスタント)
- 秋元諭宏(元慶應義塾大学ユニコーンズ ヘッドコーチ、日本アメリカンフットボール協会 国際担当顧問)
過去の解説
[編集]- 後藤完夫(出版社「タッチダウン」社主)
- 松本直人(『月刊タッチダウン』編集長)
- 松田哲弘(『タッチダウンPRO』編集長)
- 安部奈知(日大三高ブラックレジスタンス コーチ)
- 板井征人(関西大学カイザース ヘッドコーチ)
- 大橋誠(オービックシーガルス シニアアドバイザー)
- 河口正史(桜美林大学スリーネイルズクラウンズ コーチ兼トレーナー)
- 河田剛(スタンフォード大学 オフェンシブコーチ)
- 水野弥一(元京都大学ギャングスターズ ヘッドコーチ)
備考
[編集]この番組とNFL倶楽部でのみ流れる日テレ屋WebのNFLグッズのCMがあった。2008年シーズンは小熊美香、2009年シーズンは日テレジェニック2009、2010年シーズンは水卜麻美が出演した。
関連項目
[編集]- NFL中継 (NHK) (2020年まで)
- NFL (GAORA) (2015年までは中継をG+と分け合っていた)
- オードリーのNFL倶楽部
- Hulu(2020年まで当番組を配信していた)
- イージースポーツ(2020年12月より2022年シーズンまで当番組を配信していた)
- DAZN(中継をG+と分け合っている)
脚注・出典
[編集]- ^ “NFL2016シーズンについて”. 株式会社GAORA (2016年7月26日). 2023年1月7日閲覧。
- ^ 週刊ゴルフダイジェスト (2022年12月2日). “NHKがPGAツアー放映から撤退。GOLFTVも終了…どうなるゴルフ中継?”. Myゴルフダイジェスト. 2023年1月7日閲覧。