NGC 2169

NGC 2169; NGC 2169
	NGC 2169
仮符号・別名	37星団、37 Cluster
星座	オリオン座
見かけの等級 (mv)	5.9
視直径	7′
分類	散開星団
発見
発見日	1784年10月15日
発見者	ウィリアム・ハーシェル
位置; 元期:J2000.0
赤経 (RA, α)	06h 08m 24.0s
赤緯 (Dec, δ)	+13° 59′ 24″
赤方偏移	0.000077
視線速度 (Rv)	23.0 km/s
固有運動 (μ)	赤経:-3.47 ミリ秒/年; 赤緯: -1.88 ミリ秒/年
距離	3,600光年
	NGC 2169の位置（丸印付近）
他のカタログでの名称
ショッピングカート星団
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NGC 2169は、オリオン座にある散開星団。その形状から「37星団 (The 37 Cluster)」の別名でも知られる。

NGC 2169は、太陽系から約3,600光年の距離にある。視等級は5.9等と肉眼での観測が困難な明るさだが、小望遠鏡で観測するとアラビア数字の「37」に非常に似通った形状をしていることがわかる。このことから「37星団^[2] (The 37 Cluster^[3])」という通称がある。星団は、I3pn散開星団のCollinder 38^[5]と、III3m散開星団のCollinder 83で構成されている。

1784年10月15日にウィリアム・ハーシェルによって発見された^[4]。ハーシェルの発見よりも1世紀以上早い、1654年以前にジョヴァンニ・バッティスタ・オディエルナによって発見されていたであろうと考えられているが、彼の記述はこの天体の発見を確信以て断言できるほど十分ではなかった^[4]。

出典[編集]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h “NGC 2169 -- Open (galactic) Cluster”. SIMBAD Astronomical Database. CDS. 2020年1月28日閲覧。
^ ^a ^b ^c “37星団”. 鹿角平天文台通信 (2009年1月24日). 2020年1月28日閲覧。
^ ^a ^b “Orion Constellation”. Constellation Guide. 2020年1月28日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d “NGC 2169”. SEDS Messier Database. SEDS (2002年2月1日). 2020年1月28日閲覧。
^ “Collinder 38”. Backyard Astronomy for Amateur Astronomers. 2020年1月28日閲覧。

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、NGC 2169に関するカテゴリがあります。
NASA Astronomy Picture of the Day: The 37 Cluster (2005年11月18日)
NGC 2169 - Wikisky: DSS2、SDSS、GALEX、IRAS、Hα、X線、天体写真、天体地図、記事と写真

[simbad-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h “NGC 2169 -- Open (galactic) Cluster”. SIMBAD Astronomical Database. CDS. 2020年1月28日閲覧。

[kanotuno-2] “37星団”. 鹿角平天文台通信 (2009年1月24日). 2020年1月28日閲覧。

[constellation-guide-3] “Orion Constellation”. Constellation Guide. 2020年1月28日閲覧。

[SEDS-4] “NGC 2169”. SEDS Messier Database. SEDS (2002年2月1日). 2020年1月28日閲覧。

[Backyard-5] “Collinder 38”. Backyard Astronomy for Amateur Astronomers. 2020年1月28日閲覧。

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