Our Friend/アワー・フレンド
Our Friend/アワー・フレンド | |
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Our Friend | |
監督 | ガブリエラ・カウパースウェイト |
脚本 | ブラッド・イングルスビー |
原作 | マシュー・ティーグ『The Friend: Love Is Not a Big Enough Word』 |
製作 |
テディ・シュワルツマン マイケル・A・プラス ライアン・ストーウェル ケヴィン・J・ウォルシュ |
製作総指揮 |
マシュー・ティーグ ブラッド・イングルスビー B・テッド・ダイカー マイケル・ハイムラー ベン・スティルマン |
出演者 |
ジェイソン・シーゲル ケイシー・アフレック ダコタ・ジョンソン ジェイク・オーウェン |
音楽 | ロブ・シモンセン |
撮影 | ジョー・アンダーソン |
編集 | コリン・パットン |
製作会社 |
ブラック・ベア・ピクチャーズ スコット・フリー・プロダクションズ |
配給 |
ロードサイド・アトラクションズ,グラヴィタス・ベンチャーズ STAR CHANNEL MOVIES |
公開 |
2021年1月22日 2021年10月15日 |
上映時間 | 126分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000[2] |
興行収入 | $714,095[2] |
『Our Friend/アワー・フレンド』(原題:Our Friend)は、2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はガブリエラ・カウパースウェイト、出演はジェイソン・シーゲル、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソンなど。2015年に雑誌『エスクァイア』に掲載された記事『The Friend: Love Is Not a Big Enough Word』を原作としている。
ストーリー
[編集]マシュー・ティーグは妻(ニコル)や娘2人と幸せな生活を送っていた。しかし、ある日を境に事態は一変してしまう。ニコルが末期がんとの診断を受けたのである。それからというもの、マシューは妻の看病と娘の子育てに追われる日々を送ることになった。そんなマシューに救いの手を差し伸べたのは、学生の頃のからの親友、デイン・フォシューであった。デインはティーグ家に住み込み、一家の生活をサポートすると申し出てくれたのである。
このとき、マシューたちはニコルがそう長くは生きられないと思っていた。ところが、ニコルは2年もの長きにわたって生きることができたのである。その間、デインはあらゆるものを犠牲にしてティーグ一家を支え続けた。本作はこの驚くべき実話の顛末を描き出していく。
キャスト
[編集]- デイン・フォシュー:ジェイソン・シーゲル
- マシュー・ティーグ:ケイシー・アフレック
- ニコル・ティーグ:ダコタ・ジョンソン
- アーロン:ジェイク・オーウェン
- テレサ:グウェンドリン・クリスティー
- プルエット:チェリー・ジョーンズ
- シャーロット:デニー・ベントン
- モリー:イザベラ・ケイ・ライス
- イーヴィー:ヴァイオレット・マッグロウ
- カット:マリエル・スコット
- ゲイル:アーナ・オライリー
- エリザベス:アジタ・ガニザーダ
製作
[編集]2019年1月30日、ガブリエラ・カウパースウェイト監督の新作映画『The Friend』にケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲルが出演することになったと報じられた[3]。2月19日、本作の主要撮影がアラバマ州で始まった[4]。21日、グウェンドリン・クリスティー、ジェイク・オーウェン、デニー・ベントン、マリエル・スコット、イザベラ・ケイ・ライス、アーナ・オライリー、ヴァイオレット・マッグロウがキャスト入りした[5]。8月20日、ロブ・シモンセンが本作で使用される楽曲を手がけるとの報道があった[6]。
マーケティング・興行収入
[編集]2019年9月6日、本作は第44回トロント国際映画祭でプレミア上映された[7]。11月16日、AFIフェストで本作の上映が行われた[8]。2020年1月23日、ロードサイド・アトラクションズとグラヴィタス・ベンチャーズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[9]。11月23日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開されたが、その際、タイトルが『The Friend』から『Our Friend』に変更された[10]。2021年1月22日、本作は全米543館で封切られ、公開初週末に24万160ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場9位となった[11]。
評価
[編集]本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには112件のレビューがあり、批評家支持率は85%、平均点は10点満点で7.3点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『Our Friend/アワー・フレンド』が実話をドラマ化する際に採用したアプローチは時折観客を苛立たせるものだが、その欠点は主演3人―特に、ジェイソン・シーゲルの演技が見事である―の好演によって相殺されている。」となっている[12]。また、Metacriticには20件のレビューがあり、加重平均値は57/100となっている[13]。
出典
[編集]- ^ “Our Friend/アワー・フレンド”. 映画.com. 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b “Our Friend (2021)”. The Numbers. 2021年7月11日閲覧。
- ^ “Jason Segel, Dakota Johnson, Casey Affleck To Star In ‘The Friend’”. Deadline.com (2019年1月30日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “The Friend”. Production List. 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Gwendoline Christie Joins Dakota Johnson Drama ‘The Friend’; Shoot Underway In Alabama On Hot-Seller For STX”. Deadline.com (2019年2月21日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Rob Simonsen Scoring Gabriela Cowperthwaite’s ‘The Friend’”. Film Music Reporter (2019年8月20日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Toronto Film Festival: ‘Joker,’ ‘Ford v Ferrari,’ ‘Hustlers’ Among Big Premieres”. Variety (2019年7月23日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “The Friend”. AFI. 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Toronto Title ‘The Friend’ Lands At Roadside Attractions And Gravitas Ventures, Will Hit Theaters In Fall”. Deadline.com (2020年1月23日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “‘Our Friend’ Trailer Offers First Look At Heartbreaking Dramedy With Dakota Johnson, Casey Affleck And Jason Segel; Gravitas Ventures Sets Release Date”. Deadline.com (2020年10月23日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “Domestic 2021 Weekend 4/January 22-24, 2021”. Box Office Mojo. 2021年7月11日閲覧。
- ^ “Our Friend”. Rotten Tomatoes. 2021年7月14日閲覧。
- ^ “Our Friend (2021)”. Metacritic. 2021年7月14日閲覧。