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PATA

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Pataから転送)
PATA
『Japan Expo』にて(2008年)
基本情報
出生名 石塚 智昭(いしづか ともあき)
生誕 (1965-11-04) 1965年11月4日(59歳)
出身地 日本の旗 日本 千葉県千葉市
ジャンル
職業 ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1980年 -
事務所 石塚屋[注 1]
共同作業者
公式サイト PATA Official WEBSITE

PATA(パタ、本名:石塚 智昭[1](いしづか ともあき)、1965年〈昭和40年〉11月4日 - )は、日本のギタリストロックバンドX JAPANのメンバー[2]千葉県千葉市出身。血液型はB型。ステージネーム(屋号)はPATAだが、hideやファンからは「石塚(大)先生」と呼ばれている。由来は、漫画「パタリロ!」の主人公である「パタリロ・ド・マリネール8世」から。同単行本の44巻にPATA本人が登場している。

来歴

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  • 1965年11月4日、千葉県で生まれる。父親は教師だった。
  • 1982年、自身のバンド「BLACK ROSE」を結成。後に「JUDY」と改名。
  • 1985年、JUDYが解散。しばらくは特定のバンドに所属はしていなかったようである。
  • 1987年1月、ギターパートのヘルパーとしてX(X JAPAN)のレコーディングに参加。同年4月、ギタリストのISAOが事故で脱退となったXのライブに再びヘルパーとして呼ばれ、ライブ後にそのまま正式加入となる。
  • 1989年4月21日、XのギタリストとしてCBSソニーよりメジャーデビュー。
  • 1992年8月24日、XがX JAPANに改名。
  • 1993年11月4日、アルバム『PATA』でBMG VICTOR/ariolaよりソロデビュー。
  • 1994年1996年hide solo tourに出演。
  • 1997年9月22日、X JAPAN解散を発表。
  • 1997年12月31日、X JAPANがThe Last Liveを行い解散。
  • 1998年2月21日、NoB(元MAKE-UPのヴォーカリスト)とP.A.Fを結成しシングル「LOVE & FAKE」でデビュー。
  • 1998年、hide with Spread Beaverのツアーにゲストギタリストとして出演。
  • 1999年5月1日、HEATH(X JAPANのベーシスト)とI.N.A(hide with Spread Beaver)と組んでトリビュートアルバム『hide TRIBUTE SPIRITS』にhideのデモテープを使った「CELEBRATION」で参加。
  • 2000年秋、hide TRIBUTEで組んだheath、I.N.AとDope HEADzを結成。ラジオ番組でDope HEADzのヴォーカリストを募集するという企画を敢行。
  • 2001年2月22日、Dope HEADzが新人ヴォーカリストJO:YAを加えシングル「GLOW」でUNLIMITED RECORDSよりデビュー。
  • 2002年鈴木享明(B/ex.TENSAWThe TOYS)と向山テツ(Dr/ex.Cocco, ex.RED WARRIORS)と共にRa:IN(ライン)を結成(サポートメンバーであったD.I.E2007年に正式メンバーとして加入)。
  • 2003年3月、Dope HEADz活動休止。
  • 2007年、X JAPAN再結成。
  • 2007年10月22日、X JAPAN再結成イベント。アクアシティお台場にて「I.V.」PV撮影。
  • 2008年3月28日-30日、東京ドームにてX JAPAN 3 DAYSライブ『攻撃再開 2008 I.V.~破滅に向かって~』開催
    (28日『~破壊の夜~』、29日『~無謀な夜~』(追加公演)、30日『~創造の夜~』)。
  • 2008年5月3日 、Ra:INのメンバーとして、そしてhide with Spread Beaverのゲストギタリストとして、5月4日、X JAPANのメンバーとして、hide十周忌追悼ライブ hide memorial summit(多数のバンドやミュージシャンが出演のライブ))に出演。
  • 2008年7月5日のパリ、8月2日の台北、9月13日のニューヨークのX JAPANの公演の発表後、世界各国から公演依頼が殺到し、2008年6月現在発表している以外の日本を含め、全世界を回る大規模なツアーを予定していたが、YOSHIKIの持病の頸椎椎間板ヘルニアと腱鞘炎が悪化したため、全公演の延期を決定。
  • 2008年7月19日、出演したロック映画「attitude」が下北沢トリウッドにて封切り(後にDVD化リリース)。
  • 2008年8月1日、目黒鹿鳴館で行われたDYNAMITE TOMMY監督の映画「attitude」上映記念ライブ「ROCK ALIVE」に"TOKYOYANKEES + PATA"名義で出演。TAIJIとの久しぶりの競演を果たす。
  • 2016年1月15日、Ra:INのライブをキャンセルし、体調不良で入院する。2月3日には、YOSHIKIから大腸憩室炎と門脈塞栓症を併発していることが発表され、X JAPANのアルバムとライブ活動が延期になる。
  • 2016年3月18日、SXSW 2016でのYOSHIKIのスピーチにて、退院したことが明らかにされたが、8月に手術のため再入院し、8月10日に自身のフェイスブックで退院を報告[3]
  • 2023年、hide with Spread Beaverの約25年ぶりのライブを行った。
  • 2023年11月、The LAST ROCKSTARS「PSYCHO LOVE」東京公演にゲストとして参加した[4][5][6]
  • 2024年、初の自伝『PATA 酔っ払いの回顧録』をリットーミュージックより発売[7][8][9][10][11]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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発売日 名義 タイトル 備考
1993年11月4日 Pata PATA
1995年7月5日 Pata Raised on rock
1998年3月25日 P.A.F. featuring Pata Patent Applied For
1999年2月24日 Pata's P.A.F. PAT. #0002
2001年6月6日 Dope HEADz PRIMITIVE IMPULSE
2002年7月24日 Dope HEADz PLANET OF THE Dope
2003年11月7日 Ra:IN The Line
2006年3月8日 Ra:IN BEFORE THE SIREN 台湾盤が2006年8月24日にリリース。
2008年4月9日 Ra:IN METAL BOX

ライブ・アルバム

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発売日 名義 タイトル 備考
1999年7月23日 Pata's P.A.F. Live
2008年3月19日 hide PSYENCE A GO GO hide solo tour 1996 『PSYENCE A GO GO』より、代々木第一体育館での公演を収録。
2008年4月23日 hide HIDE OUR PSYCHOMMUNITY hide FIRST SOLO TOUR '94『HIDE OUR PSYCHOMMUNITY 〜hideの部屋へようこそ〜』での横浜アリーナ公演を完全収録。

シングル

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発売日 名義 タイトル 備考
1994年9月21日 Pata Fly Away
1995年1月21日 Pata Project SHINE ON ME
1998年2月21日 P.A.F. featuring Pata LOVE & FAKE
1998年10月21日 Pata's P.A.F. SLAPSTICK LIFE
1999年1月21日 Pata's P.A.F. THE BIG TIME
2001年2月21日 Dope HEADz GLOW
2001年4月25日 Dope HEADz TRUE LIES
2003年4月 Ra:IN The Border ライブ会場限定販売
2009年 Ra:IN Circle/Psychogenic 欧州ツアー会場限定販売

映像作品

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発売日 名義 タイトル 備考
1994年4月21日 Pata Pata's Bootleg At Nissin Power Station Shinjuku
2007年8月 Pata PATA 直伝 IMPROVISATION GUITAR STYLE ATDV-139
2007年9月1日 Ra:IN HARD RAIN & ROCKS LIVE

参加作品

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発売日 アーティスト タイトル 収録曲 備考
1997年6月18日 Various Artists Char Tribute : Psyche - Delicious 「You Keep Snowin'」 Pataとしての参加。
1999年5月1日 Various Artists hide TRIBUTE SPIRITS 「CELEBRATION」 hideが生前に残していたデモ音源を使用しており、I.N.A,PATA,heath featuring hide名義となっている。
2002年5月16日 Various Artists Cafe Le PSYENCE-hide LEMONed Compilation- 「evening rose」 Dope HEADzとして参加
2013年12月18日 Various Artists hide TRIBUTE VII -Rock SPIRITS- ピンク スパイダー Shame、PATA、CHIROLYNJOE、I.N.Aで構成されるTHE PINK SPIDERSとしての参加。

DVD

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  • 初の教則DVD『PATA 直伝 IMPROVISATION GUITAR STYLE DVD』(2007年8月20日)

著書

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  • 初の自伝「PATA 酔っ払いの回顧録」(2024年2月13日 リットーミュージック)[12]

脚注

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注釈

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  1. ^ 以前は「OFFICE GIANTS」という名称だった。

出典

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  1. ^ Profile”. PATA Official Website. 2024年10月13日閲覧。
  2. ^ X JAPAN エックスジャパン”. 音楽ナタリー. 2018年10月12日閲覧。
  3. ^ “「X-JAPAN」PATAが退院「工事完了!」大腸憩室炎などで手術”. スポニチアネックス. (2016年8月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/12/kiji/K20160812013152010.html 2016年8月12日閲覧。 
  4. ^ THE LAST ROCKSTARS、日本公演完走。サプライズゲストPATAとの「Rusty Nail」にも会場熱狂”. BARKS (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  5. ^ THE LAST ROCKSTARSの日米ツアー東京公演にPATAがサプライズ登場 YOSHIKIが涙声「集まってよかったなって…」”. 中日スポーツ (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  6. ^ 【ライブレポート】THE LAST ROCKSTARS、サプライズゲストのPATA(X JAPAN)との「Rusty Nail」に会場大熱狂”. THE FIRST TIMES (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  7. ^ X JAPANファン必読、自伝『PATA 酔っ払いの回顧録』が発売”. YOUNG GUITAR (2024年2月6日). 2024年3月9日閲覧。
  8. ^ X JAPAN PATAの自伝本『PATA 酔っ払いの回顧録』出版決定”. amass (2023年12月12日). 2024年3月9日閲覧。
  9. ^ X JAPAN・PATA、初の自伝で怒とうの半生を回顧 近影撮り下ろしや愛用ギターの一挙公開も”. オリコン (2024年2月1日). 2024年3月9日閲覧。
  10. ^ X JAPANの酔っ払いギタリストPATAが振り返る半生が1冊に hideとの思い出、X再結成とこれから│音楽ナタリー”. ナターシャ (2024年2月1日). 2024年3月9日閲覧。
  11. ^ PATA、ほろ酔いで語りつくした自伝『PATA 酔っ払いの回顧録』発売”. スパイス (2024年2月14日). 2024年3月9日閲覧。
  12. ^ PATA 酔っ払いの回顧録”. リットーミュージック (2024年2月14日). 2024年3月9日閲覧。

外部リンク

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