Portal:化学/人物紹介/14
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ルイ・パスツール(1822年–1895年)はフランスの生化学者・細菌学者である。ロベルト・コッホとともに「近代細菌学の開祖」とされる。業績は非常に幅広く、初期には化学を研究し、生物学と医学の分野へと変遷したが、それぞれにおいて大きな発見をなした。
分子の光学異性体を発見し、牛乳・ワイン・ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法を開発した。さらにワクチンの予防接種という方法を開発し、狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明した。
また「白鳥の首フラスコ」を考案し、生物の自然発生説を否定した。