STOXX
種類 | 子会社 |
---|---|
本社所在地 |
スイス Theilerstrasse 1A, ツーク |
設立 | 1997年 |
業種 | 金融業 |
法人番号 | 6700150069206 |
代表者 | Steffen Hermanns(CEO) |
主要株主 | ドイツ取引所(100%) |
外部リンク | https://www.stoxx.com/indices/ |
STOXX(ストックス、STOXX Limited)は、ドイツ取引所の子会社であり、株価指数(インデックス)の算出・管理や、ポートフォリオ分析を行う金融サービス企業。スイス・ツークに本社を置く。
沿革
[編集]1997年にドイツ取引所、ダウ・ジョーンズ、スイス証券取引所、パリ証券取引所のジョイント・ベンチャーとして設立され、1998年に株価指数の算出を開始した[1][2]。2009年12月、ドイツ取引所とスイス証券取引所の出資による運営となり[3]、2011年2月より、欧州に加え、米国やアジアなどの世界各地域・グローバル市場に対象を拡大した[2]。2015年7月、ドイツ取引所はSTOXXの全株式を取得し完全子会社化した[4]。
提供サービス
[編集]STOXXの算出するインデックスは、各国の金融機関にライセンス付与の上、ETF・ミューチュアル・ファンド・オプション取引などのユーザーに利用されている。代表的なインデックスに、ユーロ圏企業のブルーチップとして知られるユーロ・ストックス50指数、欧州経済動向のベンチマークとして参照されるストックス欧州600指数、ユーロ圏のボラティリティ指数として知られるVSTOXXなどがある。このほか、ドイツ企業のブルーチップ指数であるドイツ株価指数(DAX)の管理を受託している[2]。定期のレビューが毎年3月、6月、9月、12月に公表され、その月の第3金曜日終了後の翌営業日に適用されている[5]。
日本においては、三菱UFJ信託銀行との共同開発により、2017年にiSTOXX MUTB スマートベータ インデックスシリーズの提供を開始[6][7]、2019年より、新経済連盟の株価指数である新経連株価指数(Japan New Economy Index)の算出を受託している[8]。
オフィス
[編集]ツークのほか、フランクフルト、ロンドン、ニューヨーク、香港、東京(丸の内北口ビル)にオフィスを持つ[9]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Changes in the Dow Jones STOXX Indexes” (PDF) (英語). STOXX Limited (1998年2月23日). 2016年9月30日閲覧。
- ^ a b c “History” (英語). STOXX Limited. 2016年9月30日閲覧。
- ^ “STOXX LIMITED ANNOUNCES NEW MANAGEMENT STRUCTURE” (PDF) (英語). STOXX Limited (2010年1月18日). 2016年9月30日閲覧。
- ^ “Deutsche Borse buys 360T for 725 million euros” (英語). LeapRate (2015年7月26日). 2016年9月30日閲覧。
- ^ STOXX指数ガイドブック参照。
- ^ “スイス STOXX社との協働によるインデックスビジネスへの参入について” (PDF). 三菱UFJ信託銀行 (2015年5月7日). 2016年9月30日閲覧。
- ^ “iSTOXX MUTB Smart Beta Indices”. STOXX Limited.. 2019年9月17日閲覧。
- ^ “新経済連盟、経済団体としては初となる「新経連株価指数」を発表”. PR TIMES (2019年6月20日). 2019年7月7日閲覧。
- ^ “Our Locations” (英語). STOXX Limited. 2019年9月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- STOXX指数ガイドブック (PDF) - 日本語によるインデックス概要公式ガイド。