SUPER BEST (THE BLUE HEARTSのアルバム)
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『SUPER BEST』 | ||||
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THE BLUE HEARTS の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | メルダック | |||
チャート最高順位 | ||||
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THE BLUE HEARTS アルバム 年表 | ||||
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『SUPER BEST』(スーパー・ベスト)は、日本のロックバンド、THE BLUE HEARTSのメルダック在籍時のベストアルバム。
概要
[編集]1987年7月4日の日比谷野外音楽堂などで演奏された「ブルーハーツより愛をこめて」と1985年12月24日のクリスマスライブなどで演奏され、それ以降全く演奏されなかった楽曲、「1985」が収録されている。また、かつてはビデオでしか視聴できなかった「ブルーハーツより愛を込めて」が収録されている。 しかし新規録音ではなく、同ビデオ音源をそのまま収録している。1985年の「世界一のクリスマス」で初披露されたが、当初は「たった一つの 小さな夢」以降の歌詞は無かった。メジャーデビュー後もしばらくライブやイベントで演奏された。
収録曲
[編集]全編曲: THE BLUE HEARTS。 | |||
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「リンダ リンダ」 | 甲本ヒロト | |
2. | 「人にやさしく」 | 甲本ヒロト | |
3. | 「シャララ」(『ブルーハーツのテーマ』カップリング曲) | 甲本ヒロト | |
4. | 「ロクデナシ」(『YOUNG AND PRETTY』収録曲) | 真島昌利 | |
5. | 「ラブレター」 | 甲本ヒロト | |
6. | 「平成のブルース」(『青空』カップリング曲) | 真島昌利 | |
7. | 「キスしてほしい」 | 甲本ヒロト | |
8. | 「ハンマー」 | 真島昌利 | |
9. | 「チェインギャング」(『キスしてほしい』カップリング曲) | 真島昌利 | |
10. | 「TRAIN-TRAIN」 | 真島昌利 | |
11. | 「ラインを越えて」(『YOUNG AND PRETTY』収録曲) | 真島昌利 | |
12. | 「僕はここに立っているよ」(『リンダリンダ』カップリング曲) | 真島昌利 | |
13. | 「英雄にあこがれて」(『YOUNG AND PRETTY』収録曲) | 甲本ヒロト | |
14. | 「青空」 | 真島昌利 | |
15. | 「終わらない歌」(『THE BLUE HEARTS』収録曲) | 真島昌利 | |
16. | 「ブルーハーツより愛をこめて」(初音源化・1987年7月4日の『日比谷野外音楽堂ライブ』) | 甲本ヒロト | |
17. | 「1985」(メジャーデビュー後初音源化) | 甲本ヒロト | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- リンダリンダ
- 人にやさしく
- シャララ
- ロクデナシ
- ラブレター
- 平成のブルース
- キスしてほしい
- ハンマー
- チェインギャング
- TRAIN-TRAIN
- シングル版と同様にアルバム「TRAIN-TRAIN」冒頭に挿入されていたハーモニカとドラムの演出がカットされている
- ラインを越えて
- 僕はここに立っているよ
- 英雄にあこがれて
- 青空
- 終わらない歌
- ブルーハーツより愛をこめて
- 1985
- 甲本は1985年11月30日に新宿ロフトで行われたライブで「1985年には大きな事件がたくさんあって、一つ、飛行機が落ちたな(日本航空123便墜落事故)地震があったな(メキシコ地震)、それからハレー彗星が来る、1985という曲ができた(笑)」と曲紹介をしていた。前述のクリスマスライブの来場者全員に、「1985」が入った初の自主作成ソノシートが配布され、そのソノシートにはプレミアムがついている。ブルーハーツデビュー当初のキャッチコピーで、1stアルバムの帯にも書かれている「僕たちを縛り付けて、一人ぼっちにさせようとした全ての大人に感謝します」はこの曲の歌詞。クリスマスライブでのアンコールの掛け声は「アンコール」ではなく「1985」と客が叫んでいる。この曲を1985年で封印することはメンバーは以前から決めていたという。なお1986年に加入した梶原は演奏したことがなく「ぜひ演奏したかった」と残念そうに語っている。しかし、1986年12月28日ATOMIC CAFE FESTIVAL FINAL'86のオープニングではソノシート音源をフルで流し、甲本が一部(「放射能に!」や「一人ぼっち~ブルーハーツ」)歌ったり、真島が一部(「1985 今この空は~そして」)ギターを合わせたり、梶原がたった2秒程ドラムを合わせる場面もあり、甲本はオープニング後に「懐かしいな」と語っていた。