ShanghART
ShanghART | |
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各種表記 | |
繁体字: | 香格納畫廊 |
簡体字: | 香格纳画廊 |
拼音: | xiāng gé nà huà láng |
発音: | シャン・アート |
英文: | ShanghArt |
ShanghART(シャン・アート) は、上海市に本店を置く現代アートギャラリーである。
概要
[編集]上海市に本店を含む2店舗を有するほか、北京、シンガポールにも拠点を構えている。中国を代表する現代アートギャラリーとして、アート・バーゼル (バーゼル、香港) やFIAC (パリ) など、多数の国際アートフェアに出展している。
沿革
[編集]スイス人のロレンツ・ヘルブリング (Lorenz Helbling、 スイス・ブルック生まれ) が1996年に創立した[1]。スイスの大学で中国史と映画を専攻していた彼は、1985年に復旦大学に交換留学した。その後スイスへ帰国し大学を卒業、就職するも、再び1992年に上海へ渡り、同時に関心を映画から美術へと移し、アートビジネスを始めた[2]。開業当初は自前のスペースがなく、ザ・ポートマン・リッツ・カールトンホテル内の廊下を借りての営業していたが、ホテル内での売り上げはほとんど皆無に近かった[1]。本格的な活動を始動したのは1999年ごろだったが[3]、現代アート中国の2000年には厳しいセレクションを通過して「アート・バーゼル」に初出展し、2005年の「International Art Galleries」(デュモン社刊)では中国で唯一取り上げられる[4]など、中国の現代アートシーンの草分け的存在として、また香港を含む中国の現代アートギャラリーを代表する存在として認識されるようになる[1]。2005年には、上海のアートシーンのメッカであるM50 (莫干山路50号) に移転し、1,200㎡を有するギャラリーを運営。同地の中心的存在となっている。2008年には北京に、2012年にはシンガポールにも進出したほか、2016年には上海での2拠点目となる店舗を西岸地区の西岸芸術センターにオープンした。
店舗
[編集]ShnaghARTは現在、4店舗を展開している。
- ShangART 上海
- 上海市西岸地区に2016年にオープン。
- ShanghART M50
- 上海市M50 (莫干山路50号)に2005年にオープン。
- ShangART 北京
- 2008年オープン。
- ShangART シンガポール
- 2012年オープン。
脚注
[編集]- ^ a b c 木村浩之. “チャイナ・コネクション”. Artscape. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “The Gallerist: Lorenz Helbling, Shanghai Pioneer - News - ArtDepot”. www.artdepot.cn. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “+D Style::特集:中国アート最新事情:02 玉石混交の無名チャイナアートにロマンを探す”. www.itmedia.co.jp. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “ShanghART Gallery Beijing”. Shift City Guide (2009年12月3日). 2019年9月6日閲覧。