Singing Bird
『Singing Bird』 | ||||
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稲葉浩志 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2010年8月 - 2014年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
プロデュース | 稲葉浩志 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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稲葉浩志 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
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『Singing Bird』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
『Singing Bird』(シンギング・バード)は、日本の音楽ユニット・B'zのボーカリスト・稲葉浩志の5作目のオリジナル・アルバム。2014年5月21日にVERMILLION RECORDSから発売された。
概要
[編集]前作『Hadou』から約3年9か月ぶりとなるオリジナルアルバム[4][5]。
本作には、稲葉のソロ活動始動時から先行配信されていた「念書」「泣きながら」「Stay Free」の他、テレビCMとして全国放送されていた「oh my love」など12曲を収録。初回限定盤には、「oh my love」「念書」「泣きながら」「Stay Free」の4曲のミュージック・ビデオを収録したDVDが付属されている[4][5]。
タイトルである『Singing Bird』について稲葉は、「作業をしてる時間帯は午前中が多かったから、単純に『そういえば、いつも鳥が鳴いてたな』と思って(笑)。散歩してるときもそうだし、海に行ってるときもそうなんですけど、そういう時間に思いついた言葉を書きとめていたんですよね[6]」「鳥の鳴き声って求愛だったり、仲間に危険を知らせる行動でもあるんですよね。だから自分の歌も、誰かにとって意味のあるものになればいいなと、思いをこめた[7]」と語っている。
本作に収録されている楽曲のほとんどは、音楽用語でいうところの詞先(歌詞が先にあり、それにメロディを付ける楽曲制作法)で制作されており、今までとは作風を変えている[6]。
編曲は前作『Hadou』に引き続き稲葉と寺地秀行が中心になっているが、本作では前々作『Peace Of Mind』以来、徳永暁人(doa)が編曲およびベースで参加している。
記録
[編集]オリコン調べでは、2014年6月2日付週間アルバムランキング首位に初登場した。ソロでのアルバムの首位は、1作目『マグマ』(1997年1月発売)から5作連続。男性ソロアーティストによる1stから5作連続アルバム首位は、1993年1月18日付で氷室京介が記録して以来21年4か月ぶり[8]。
収録曲
[編集]- CD
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- ジミーの朝 (3:24)
- oh my love (4:33)
- Cross Creek (3:19)
- Golden Road (4:12)
- ハードロック調の楽曲[12]。
- 生音がメインの本作において、打ち込みを多用している楽曲。歌詞のシチュエーションは、稲葉がイチョウの並木道を歩いたのがきっかけ。銀杏の匂いと、イチョウの落ち葉の圧倒的な金色のイメージが印象に残っていたという[13]。
- また歌詞の内容は、とあるファンレターに書かれてあった『無理していいんですよ』という言葉である[13]。稲葉によると、「普通は『無理しないでください』と書くのに、自分の性格を分かっているからなのか『無理しないでって言われても、稲葉さんはやりたいんですよね』と書いてあるのを見て、その言葉がうれしくて一人で感動して、そこからスタートして作った。」と語っている。
- 泣きながら (4:28)
- Stay Free (4:09)
- Bicycle Girl (3:43)
- 孤独のススメ (4:02)
- 友よ (4:59)
- photograph (5:14)
- 『Koshi Inaba LIVE 2014 〜en-ball〜』では、本作の中で、唯一この曲だけが演奏されなかったが、『Koshi Inaba LIVE 2016 〜enIII〜』で初演奏となった。
- ルート53 (4:58)
- 念書 (3:15)
- DVD(初回限定盤のみ)
- 以下の楽曲のミュージック・ビデオを収録。
タイアップ
[編集]- オリンパス「OM-D E-M10」CMソング(#2)
参加ミュージシャン
[編集]- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞・作曲・編曲、ギター(#1.3)、アコースティックギター(#9)、エレキシタール・ジャンベ(#1)、ブルースハープ(#11.12)
- 寺地秀行:編曲(#1-5.7.9-12)
- 徳永暁人 (doa):編曲(#6.8)、ベース(#3.4.6.8.10.12)
- 大賀好修 (Sensation):ギター(#2.4.6.10.12)
- ラファエル・モレイラ:ギター(#3.7.8)
- ヨギ・ロニチ:エレキギター(#9)、アコースティックギター(#9)、ギター(#11)
- 種子田健:ベース(#2.11)
- コリー・マコーミック:ベース(#7)
- 納浩一:ベース(#9)
- SATOKO (FUZZY CONTROL):ドラム(#2)
- シェーン・ガラース:ドラム(#3.4.6-8.10.12)
- 山木秀夫:ドラム(#9.11)
- 小野塚晃 (DIMENSION):ピアノ・オルガン(#2.11)、ピアノ(#5.12)、オルガン(#6)
- 山本拓夫:フルート(#1.4.5)
- 諸岡由美子:チェロ(#1)
- 石川寛子 with Lime Ladies Orchestra:ストリングス(#5.9.11)
脚注
[編集]- ^ “Singing Bird”. ORICON NEWS (オリコン). (2015年2月5日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “オリコン年間 アルバムランキング 2014年度 31~40位”. インプレス (2014年). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月12日閲覧。
- ^ “ゴールド等認定作品一覧 2014年5月”. RIAJ. 2014年6月10日閲覧。
- ^ a b “稲葉浩志、ソロ4年ぶりアルバム 全12曲タイトル発表”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年4月11日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ a b “B'z稲葉浩志 5/21ソロAL発売決定 深遠なるメッセージ”. Billboard JAPAN. (2014年4月11日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ a b c d “INTERVIEW 稲葉浩志『Singing Bird』(1)”. Mikiki (2014年6月11日). 2020年1月3日閲覧。
- ^ 『音楽と人』2014年6月号、株式会社 音楽と人、2020年3月14日。
- ^ “【オリコン】B’z稲葉浩志、男性ソロ21年ぶり快挙 1stから5作連続アルバム首位”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年5月27日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “ACミラン本田圭佑×B'z稲葉浩志 CMで豪華タッグ実現”. Billboard JAPAN. (2014年3月5日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ | ミュージックステーション | テレビ朝日”. テレビ朝日. 2024年5月19日閲覧。
- ^ “「Mステ」に初登場KANA-BOON、10年ぶり稲葉浩志ら”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年5月16日) 2024年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e 北野創 (2014年6月12日). “稲葉浩志 『Singing Bird』(2)――全曲解説”. Mikiki. タワーレコード. 2019年10月16日閲覧。
- ^ a b 『オリ★スタ』2014年5月26日号、オリコン・エンタテインメント、2020年3月14日。
- ^ Bz_Officialのツイート(448475777659850752)
- ^ Bz_Officialのツイート(458623615508836352)
- ^ “B'z稲葉ソロプロジェクト始動、本日より新曲「念書」配信”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年2月26日). 2024年12月19日閲覧。
- ^ “大久保 拓朗 | director タグ”. 株式会社セップ. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “稲葉浩志 泣きながら”. SEP,inc.. 2024年12月19日閲覧。
- ^ “稲葉浩志 Stay Free”. SEP,inc.. 2024年12月19日閲覧。
- ^ “稲葉浩志 念書”. SEP,inc.. 2024年12月19日閲覧。
- ^ “NANA / profile”. nanatakagi.com. 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月20日閲覧。