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TAMA (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TAMA
ジャンル パズルゲーム
3D玉転がしゲーム
対応機種 セガサターン (SS)
開発元 タイムワーナー
発売元 タイムワーナー
デザイナー 天内潤
吉岡瑞穂
プログラマー 山本修
音楽 横山賢司
美術 根本健一
岡野道生
横瀬さとみ
川端康子
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 日本 199411221994年11月22日
その他 型式:T-4801G
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TAMA』 (たま)は、1994年11月22日に日本のタイムワーナーインタラクティブから発売された、セガサターンパズルゲーム

セガサターン用ローンチタイトルの1作品であり、コントローラーによって迷路盤を傾け、主人公である「たま」を転がしてゴールに導く3D玉転がしゲームとなっている。開発は同社が行い、企画はゲームギア用ソフト『マジカルパズル ポピルズ』(1991年)を手掛けた天内潤、音楽はメガドライブ用ソフト『ヴイ・ファイヴ』(1994年)を手掛けた横山賢司が担当している。

同年12月3日にはPlayStation用ソフトとしても発売され、両機共にローンチタイトルとなった。

ゲーム内容

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「悪だま」によって破壊された世界を舞台に、森や岩山などの迷路を抜けて「悪だま」が存在する最上階を目指すという内容。本作では主人公の「たま」は直接操作できず、フィールド全体を回転および傾斜させて「たま」をゴールに導くシステムとなっている。

パズルゲームという地味なジャンルながら、本作のような本格的な3Dパズルゲームは高度な物理演算テクスチャマッピングが必要なため、いわゆる「次世代機」によってはじめて可能になったものである。


他機種版

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No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 TAMA 日本 199412031994年12月3日
PlayStation タイムワーナー タイムワーナー CD-ROM SLPS-00003

スタッフ

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  • プロジェクト・リーダー:天内潤
  • 企画:天内潤、吉岡瑞穂
  • グラフィック・デザイナー:根本健一、岡野道生、横瀬さとみ、川端康子
  • メイン・プログラマー:山本修
  • プログラマー:むらおかたかゆき
  • サウンド・デザイナー:横山賢司

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games72% (SS)[1]
ファミ通21/40点 (SS)[2]
20/40点 (PS)[3]
SATURN FAN19.3/30点 (SS)[4]
PlayStation Magazine16.0/30点 (PS)[5]
Mean Machines69% (SS)[1]
セガサターン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・4・5・6の合計21点(満40点)[2]、『SATURN FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.3点(満30点)となった[4]。また、セガの前世代機であるメガドライブにて多くの傑作をリリースした有力サードパーティーの作品ではあったが、『セガサターンマガジン』による総合的な評価は低いものとなった。

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.2 3.1 3.1 3.0 3.1 3.7 19.3
PlayStation版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・4・5・5の合計20点(満40点)[3]、『PlayStation Magazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、16.0点(満30点)となった[5]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 2.6 2.8 2.3 2.6 2.5 3.3 16.0

脚注

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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