TM-3-12 305mm列車砲
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TM-3-12 305mm列車砲 | |
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種類 | 列車砲 |
原開発国 | ソビエト連邦 |
運用史 | |
配備期間 | 1936年~? |
配備先 | ソビエト連邦 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
諸元 | |
重量 | 340t |
銃身長 | 15.850m 口径 L/52 |
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砲弾 | 470kg |
口径 | 304.8mm |
仰角 | 0°~50° |
旋回角 | 0 |
発射速度 | 1.8発/1分 |
初速 | 760m/s |
有効射程 | 29,000m |
最大射程 | 50,000m |
TM-3-12 305mm列車砲(ロシア語:305-мм железнодорожная установка ТМ-3-12)は、ソビエト連邦の火砲である。
概要
[編集]TM-3-12の305mm砲は、ロシア帝国時代のインペラトリッツァ・マリーヤ級戦艦(w:en:Russian battleship Imperatritsa Mariya:マリア皇后)の主砲身を流用した物である。
インペラトリッツァ・マリーヤは、第一次世界大戦中の1916年に爆発事故で損傷し、その後本国まで曳航されたものの、ロシア革命の中で放置され、1925年、正式に除籍となり、翌年スクラップとなったが、305mm主砲4門は回収された。これが本砲の元となった。
1936年にTM-3-12として完成し、第二次世界大戦に参加した。3両が製作され、ハンコ半島の海軍基地に沿岸砲として配備されていたが、継続戦争でソ連軍が撤収する際に破壊された[1]。
フィンランド軍は1942~43年にかけて本砲を修理し、「305/52 ORaut」の名称を付与したが、実戦運用されないままソ連軍が取り戻した[1]。
1991年までは運用可能状態にあり、1999年に退役した[1]。
現在もモスクワの中央博物館、旧フィンランド領・カレリア地方クラースナヤのゴールカ砦、そしてサンクトペテルブルクに1門ずつと、3門が残っている。
脚注
[編集]参考
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