Template:スポーツ 最近の出来事 2006年4月10日
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- (サッカーくじ)日本スポーツ振興センターが運営するサッカーくじ(愛称トト=toto)の2005年度の売り上げが、初年度は643億の売り上げの4分の1の過去最低の約149億円に落ちた。それに伴い、スポーツ振興に回る助成金も約1億1800万円となり、これは昨年の2億5000万円を下回る最低額で、2002年の初年度の58億円の50分の1となる。目的であるスポーツ振興助成も急激に減り、その存在意義が問われている。サッカーくじ法は2005年11月で制定から7年となり、法律にも定められている「制度の見直しを行う」年となっている。
- (ドーピング)4日、世界アンチ・ドーピング機関 (WADA) は、ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) ドーピング(禁止薬物使用)検査が不十分だったとして国際野球連盟 (IBAF) を批判する声明を発表した。
- (サッカー)欧州チャンピオンズリーグ (CL) は、4日に準々決勝第2戦の2試合が行われた。ビジャレアルCF(スペイン)はインテル・ミラノ(イタリア)を1-0で下し、ACミラン(イタリア)はリヨン(フランス)を3-1で退けそれぞれ準決勝に駒を進めた。また、5日にはイタリア・トリノなどで準々決勝第2戦の残り2試合が行われた。バルセロナ(スペイン)はベンフィカ(ポルトガル)を2-0で退け、アーセナル(イングランド)はユヴェントス(イタリア)に0-0で引き分けたが第1戦の勝ちを生かし、それぞれが準決勝に進出した。準決勝はバルセロナ対ACミラン、アーセナル対ビジャレアルの対戦で、18日、19日と25日、26日に行われる。
- (ゴルフ)米国男子プロゴルフの今季メジャー第1戦、第70回マスターズゴルフトーナメントは現地時間9日(日本時間9日夜から10日朝)、中断していた第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、フィル・ミケルソン(米国)が通算7アンダーで優勝した。ミケルソンは2年振り2度目の優勝で賞金126万ドル(約1億5000万円)を獲得した。2打差の2位はティム・クラーク(米国)で、タイガー・ウッズ(米国)は通算4アンダーでフレッド・カプルス(米国)らと共に3位タイに終わった。また片山晋呉は通算4オーバーで自身最高の27位タイで今大会を終了した。→4月7日、4月8日、4月9日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは9日、3試合が行われた。大阪ドームの阪神対横浜は5-5で迎えた6回裏、濱中のソロホームランで勝ち越し、8回裏にも4本の長短打で4点を取った阪神が10-5で勝った。この試合で阪神の金本が通算904試合連続フルイニング出場の世界記録を達成した。試合終了後には記念セレモニーが行われ、これまでの世界記録保持者だったカル・リプケン・ジュニアからの新記録達成を祝うメッセージが大阪ドームに流された。ナゴヤドームの中日対巨人は巨人が16安打の猛攻で11-4で勝ち、12年振りとなる開幕から3カード連続の勝ち越しを決めた。中日は福留が通算150号ホームランを放つも自慢の投手陣が崩壊し空砲に終わった。広島市民球場の広島対ヤクルトは前田と栗原のタイムリーで挙げた2点を5人の投手リレーで守った広島が2-0で2試合連続の完封勝ちを収めた。ヤクルトは打撃陣が3安打しか打てず2試合連続の完封負け。ガトームソンの好投に応えることができなかった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは9日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は6-4でロッテが勝った。ロッテ先発のバーンは移籍後初勝利。楽天は一時勝ち越したが投手陣が踏ん張れず2試合連続の逆転負け。またこの試合ではロッテのバレンタイン監督が7回裏、投手交代に際してミスを犯すハプニングがあった。札幌ドームの日本ハム対西武は4回表、和田の3ランホームランで先制した西武が3-1で勝った。西武は8連勝。また先発・涌井は8回1失点で無傷の3連勝。日本ハムは昨年から西武戦8連敗。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対オリックスは両チームとも決め手に欠き延長12回の末、2-2で引き分けた。ソフトバンクは13安打を放ちながら拙攻の連続で2点しか奪えなかった。