コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

U-turn

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
U-turn
メンバー 土田晃之
対馬盛浩
結成年 1991年4月[1]
解散年 2001年12月
事務所 太田プロダクション
活動時期 1992年2月[2] - 2001年
出会い 専門学校東京アナウンス学院
現在の活動状況 解散(土田のみ活動)
芸種 コント
ネタ作成者 土田晃之
過去の代表番組 タモリのボキャブラ天国
社会の窓
アクセスJ 現代社会をみる
爆笑オンエアバトル
など
同期 くりぃむしちゅー
古坂大魔王
オアシズ
など
テンプレートを表示

U-turn(ユーターン)は、太田プロダクションに所属していたお笑いコンビである。

メンバー

[編集]
土田 晃之(つちだ てるゆき、1972年9月1日〈52歳〉[2] - )
ボケ、ネタ作り担当。立ち位置は向かって左。
埼玉県大宮市(現さいたま市)出身。
身長183cm、体重75kg、血液型AB型[2]
埼玉工業大学深谷高等学校(現:正智深谷高等学校)卒業。
趣味:サッカー観戦
コンビ解散後も引き続き太田プロダクションに所属。
対馬 盛浩(つしま もりひろ、1972年12月27日〈51歳〉[1] - )
ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。
東京都港区出身。
身長168cm、体重50kg、血液型B型[1]
二松學舍大学附属高等学校卒業。
趣味:野球水泳
2001年に引退。その後の消息は不明だったが現在はサラリーマンをやっていると土田がコメントしている。

概要

[編集]
  • 専門学校東京アナウンス学院芸能バラエティ科(2年制)のクラスメートとして知り合い、1991年4月コンビ結成[1]、翌年2月にデビュー[2][3]。コンビ名の由来は土田がかつて尊敬していた先輩お笑いコンビ「Z-BEAM」にあやかって、アルファベットとハイフンを取り入れたコンビ名が良いという案を採用した為特に強い思い入れはないが、「U」のスペルが大文字で、「turn」が小文字なのは、前述のZ-BEAMと差別化を図る為だと解散後、土田がYouTube番組「ひろゆきの質問ゼメナール!」に出演した際に明かしてる。[4]尚「土田が敬愛してる松田優作のアルバム『Uターン』から拝借してる説」と、「英和辞典をたまたま開いたページの単語だった説」は後付けである[5]。コントを中心とした活動で学生時代から賞レースで勝ち抜く。土田曰く、当時は天狗になっていて「ダウンタウンを2年で抜ける」と豪語していた[6]
  • 卒業後、太田プロに所属して『タモリのボキャブラ天国』等に出演する。なお普段のネタは土田が書いていたが、『ボキャブラ』のネタは対馬が多く書いていた。これは土田にダジャレのセンスが全くなかったためで、土田本人も「『モノレールにも乗れる』というフレーズしか浮かばなかった」と当時を回想している。1999年に1度だけ「爆笑オンエアバトル」に出演したが、342KBで7位オフエアだった[7]
  • 対馬が土田に内緒で就職活動を行い、対馬の就職先が決まると芸能界から足を洗う形で2001年12月末に解散し、同月25日に太田プロ公式サイトにて土田が正式に解散を発表した。土田の尖り振りに対馬は恐怖を覚えてしまい、会話どころか接触すら出来ない状況まで悪化していた[8]
  • 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!2006年10月26日放送分の企画「元コンビ芸人」では対馬本人が公開を希望していない、すなわち顔出しNGであることを土田が語っており、現在はU-turn時代の映像が放送される時は土田のみが公開され、やむなく対馬が映り込む場合は顔にぼかしがかけられる。また、前述の「元コンビ芸人」の回では他のゲストの芸人の元相方がテレビに出演ないしスタジオに来た中で、対馬に関しては映像での出演や紹介すらなかった[9]。さらに、この回では対馬はサラリーマンをやっていると土田が語っていた。ただし、媒体によっては顔を公開しているものもある[10]
  • 土田が司会を務めていた『欅って、書けない?2017年9月3日放送分では土田の45歳の誕生日を祝って、欅坂46のメンバーである織田奈那小池美波が過去にU-turnが行っていたコント「大宮のコギャル」[11]を土田の目の前で再現した[12]。それを見た土田は「完コピでした!」と絶賛し、2人を讃えていた[13]

芸風

[編集]

主にコント。ネタ作りは土田が行っており、土田演じる奇妙なキャラに対馬がソフトにツッコむシュールな世界観のネタが多い。またコントによってはツッコミもなく両者共々Wボケ状態のネタも幾つかある。

出演

[編集]

テレビレギュラー番組

[編集]

単発・ゲスト出演

[編集]

ドラマ出演

[編集]

ラジオレギュラー番組

[編集]

書籍

[編集]

著書

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d U-turn”. web.archive.org (2000年12月10日). 2024年4月26日閲覧。
  2. ^ a b c d 土田晃之 | 太田プロダクション”. www.ohtapro.co.jp. 2024年4月26日閲覧。
  3. ^ 土田晃之 タレントデータバンク”. タレントデータバンク. 2024年4月27日閲覧。
  4. ^ 【ひろゆき×土田晃之】生配信で何でも質問に答える!「土田さんで爆笑したことがない。。。」一体どんな化学反応が?”. YouTube (2022年2月9日). 2023年8月1日閲覧。
  5. ^ 黄金ボキャブラ天国(1998年1月30日初版第1刷発行)より。
  6. ^ 2009年7月12日OA放送内容”. 日本テレビスクール革命!」番組オフィシャルサイト (2009年7月12日). 2009年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月17日閲覧。
  7. ^ や行~わ行芸人[オンバトサポーター]”. www5d.biglobe.ne.jp. 2020年6月7日閲覧。
  8. ^ コンビ解散後もピンとして活躍する芸人たち”. リアルライブ (2013年8月21日). 2015年7月17日閲覧。
  9. ^ 当時の顔写真も赤丸に「相方」マークで隠されていたほどであった。
  10. ^ お笑いコンビ「Uターン」土田晃之(左)と対馬盛浩(2000年撮影)”. スポニチ (2019年11月18日). 2020年6月18日閲覧。
  11. ^ 土田晃之 / U-turn 時代のコント (コギャルのネタ)
  12. ^ この際、織田がボケ(土田)、小池がツッコミ(対馬)を演じた。
  13. ^ 欅坂メンバーが土田のためにU-turnのネタを再現! ファン「出来がすごい」と歓喜”. zakzak by 夕刊フジ (2017年9月5日). 2018年12月1日閲覧。