Wikipedia:スタイルマニュアル/レイアウト
このページのノートに、このページに関する提案があります。(2024年12月) 提案の要約:出典を書く際に「同書」などの表現を非推奨とする提案 |
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
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このページは、ウィキペディアで執筆する記事の全体的な構成、各要素の配置に関する指針を定めるスタイルマニュアルです。
記事の各要素(例:脚注、外部リンクなど)の作成方法についてはそれぞれを解説する専門の記事を参照してください。
- ウィキペディアにおける文章記述の形式(例:見出しや年号の表記スタイル)についてはWikipedia:スタイルマニュアルを参照してください。
- ウィキペディアにおける編集やテキスト記述の仕方(例:太字化、見出しやリンクなどの記述の仕方)についてはHelp:ページの編集を参照してください。
- ウィキペディアにおける文字の表記方法(例:漢字や仮名の表記法)については、Wikipedia:表記ガイドを参照してください。
記事の構成
[編集]ウィキペディアの標準名前空間にある記事の構成は、一般に以下のようになっています。
ウィキペディアの記事における基本的な構成要素は節(セクション)です。各節は「== 節の名前 ==
」の記述で表示される見出しで始まります(節の詳しい作成方法はHelp:セクションを参照)。
ウィキペディアでは上に列挙したような構成が推奨されています。付録部の節の名称や順番、テンプレートの位置は一例です。節の名前をみだりに変更しないでください。
各節は複数の段落により構成されます。一行単位の短いコメント文しかない節をいくつも作るのは避けてください。逆に、長過ぎる段落も読みづらくなりますので、適当な長さで区切ってください。また、段落は基本的に散文形式で記述します。箇条書きは、参考文献の節など適切な場所で使用する分には良いですが、解説全体を箇条書き形式で書くようなことは避けてください。
導入部
[編集]記事の導入部を書く際には、次の点に留意してください。
- できるだけ、記事名(ページ名)を最初の文の主語(主題)としてください。記事名は、必ずしも先頭である必要はありませんが、少なくとも最初の文に現れるべきです。
- 最初に現れる記事名は、太字で強調表示してください(例:
'''記事名'''は、○○である。
)。記事名が著作物名であればWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名・Wikipedia:表記ガイド#著作物名に従って装飾し、記事名の部分のみ強調表示します(例:『'''記事名'''』
)。 [[記事名]]
のような自己リンクは意味がないのでしないでください。- 平仮名・片仮名・英字以外の文字が含まれている記事名の直後には、読み仮名をつけて丸括弧で囲ってください。
- 例:百科事典(ひゃっかじてん)
- 最初の文で定義を行ってください。最初の文だけを取り出しても語句説明ができているかどうかが目安です。
- 最初の段落で概要を説明してください。
- 続いて、最初の節が始まるまでに記事全体の要約が示された、それ自体ひとつの小さな百科事典の記事となるようにします。
本体部
[編集]解説本文
[編集]解説本文が長くなる場合は、適宜に見出しをつけて節に分け、整理してください。ただし、内容が短い節を多く作ると逆に見づらくなりますので気をつけてください。節が相当長くなるような場合には、ページの分割によってその節を独立させて一つの記事にすることも検討してください。
付録部
[編集]以下の節は、節に記載する内容が無い場合には作成する必要はありません。節の名称は記事の内容・構成によって変化します。
注釈と出典
[編集]ウィキペディアでは「検証可能性」といって、信頼できる情報源からすでに公開されている情報を記載することにより、読者が検証できるように、出典を明記することが求められています。タグを使用して出典を列挙することができます。出典と同様の形式で、注釈を書くこともできます。出典と注釈を混在させることも、分けることもできます。また、提示した情報を整理するためにさらに細かく分けることもできます。参考文献を出典に含むこともできます。
この節の名称・構成は、本体部や他の付録部の節を反映して様々な形式を取ります。
この節を設けるときは以下の点に注意してください。
- 出典や注釈が存在しない場合にはこの節を作らないでください。
- 仕様上の制限によりこの節より後に<ref></ref>が記載されないようにしてください。この節より後に<ref></ref>が記載される場合には、その節をこの節よりも前にしてください。
- ダイナミック・ナビゲーション・ボックスなどによる折りたたみ、
{{Reflist}}
のscroll
(廃止)引数指定などによるスクロール表示は行わないでください。出典や注釈は隠さずにきちんと見せるべき項目であり、折りたたみやスクロール表示の使用は可視性やアクセス性を悪化させます。特に折りたたみ時には、本文上から出典や注釈へのリンクをクリックしてもリンク先の出典や注釈へアクセスできなくなる不具合が発生します。
参考文献
[編集]記事を書く際に引用・参照した文献を、この節に箇条書き形式で記します。もし、可能ならISBNを記述してください。ISBNは、その書籍に関する情報を掲載したページにリンクされます。この節は出典節よりも後に記載してください。
なお、出典として利用していないが、その記事に関連している文献・資料などは、記述の出典と混同しないよう、別の節を作るなど、分離して記載するようにしてください。
- 主な注意点
- ISBNをつけるかどうかは任意です。なおISBNは規格が変更され2007年1月1日以降のものは13桁になっています。これはTemplate:13桁ISBNを使用することで10桁のものを13桁に変換できますが、ISBNの有無と同様に、必ずしも13桁で記入する必要はありません(Help:ISBNのリンクを参照)。
- ウィキペディア上にその本についてのページがある場合、本のタイトルをリンクします。その場合も、文献情報は完全に書いてください。
- 論文など記事がネット上にある場合、タイトルをオンライン版にリンクします。
- 著者の名前が、本文内でリンクされていない場合には、(もしあれば)その著者に関するウィキペディア内のページにリンクすると、出典の背景やその著者の他の作品がわかるのでよいです。
関連項目
[編集]その記事に関連するウィキペディア内の項目(記事)を箇条書き形式で列挙します。本文中で説明しきれないが重要な関連のある項目について列挙するのが望ましく、わずかでも関連のありそうな事柄を手当たり次第に列挙するものではありません。
この節は、付録部の他の位置に置かれることもあります。
例:
外部リンク
[編集]その記事が解説する事物についてさらに詳しく知りたい読者に参考になる外部のウェブサイトを箇条書き形式で列挙します。
例:
テンプレート
[編集]テンプレートメッセージは「{{テンプレート名}}
」のような形で挿入します。テンプレートは種類によって表示位置が異なりますので、詳しくは個々のテンプレートの解説を参照してください(Wikipedia:主要なテンプレートにテンプレートの一覧があります)。
テンプレートの使用方法については、Wikipedia:ウィキプロジェクトなどで個別に決められているものもありますので、「ここに書いていないからどんなレイアウトでも構わない」と思わないでください。
カテゴリ
[編集]カテゴリとは、ウィキペディアの記事を分類するシステムのことです。記事をカテゴリに登録する場合は解説本文の後(通常は外部リンク節の後)に「[[Category:カテゴリ名|記事の読み(平仮名で記述)]]
」のような形で記入します。
言語間リンク
[編集]言語間リンクはウィキデータを利用して、集中管理されています。新規に記事を作成した場合は、必要に応じ、ウィキデータを通じて他言語版とリンクさせて下さい。ウィキデータへのデータ移行は、日本語版では2013年3月より開始されており、一部には未移行のデータがあります。