Wikipedia‐ノート:公開プロキシの規制/2020年11月10日改訂案
公衆利用可能なプロキシ(有料のプロキシを含む)は随時、任意の期間、投稿ブロックされることがあります。これは正当な利用者に影響を与える可能性がありますが、そういった利用者は意図した対象ではなく、投稿ブロックされるまでは自由にそのプロキシを使うことができます。一方、Torによる編集は自動的に規制されます。なお、公開プロキシや匿名プロキシを介してウィキペディアやその他のウィキメディアプロジェクトを閲覧することに制限はありません。
実際、永続的でないプロキシを使う非静的なIPアドレスやホストは、ふつう短期間だけブロックされるべきです。なぜなら、そういったIPアドレスはやがて変動するか動的に再割り当てされるためです。あるいはその公開プロキシが終了するかも知れません。将来プロキシ利用が終了した時には、IPアドレスのブロックは解除されるべきです。
例外
[編集]編集者はIPブロック適用除外フラグにより、公開プロキシを通した編集の許可を受けることができます。このフラグはローカルプロジェクトの管理者およびグローバルのスチュワードによって与えられます。
しかしながら、多くの利用者はブラウザのデフォルト設定が原因で無意識のうちに公開プロキシを通してアクセスすることが知られています。IPブロック適用除外(時間がかかるかもしれず、許可されることが保証されているわけではありません)を申請する前に、ブラウザのインターネット接続設定を確認し、プロキシでアクセスしないよう変更することをお勧めします。
根拠
[編集]ウィキペディアは世界中の人が貢献することを奨励しますが、公開プロキシはしばしば悪用されます。MediaWikiは悪用に対する管理者の介入をIPアドレスに依存しているため、公開プロキシを使用する利用者は管理者を完全に出し抜くことができます。スクリプトやBotの使用で悪意のある利用者が矢継ぎ早にIPアドレスを変更することが可能になり、無力となった管理者には止めることのできない絶え間ない混乱を引き起こします。そのような攻撃がウィキメディアプロジェクトで数回発生し、深刻な混乱を招き、それがなければ他の問題に対処するだろう管理者の時間を占めてしまいました。
この方針は、自らの住む場所での検閲を回避するために公開プロキシを使わなければならない編集者にとっては困難を引き起こすことが知られています。よく知られている例は中華人民共和国の政府で、中華人民共和国政府はしばしば国民がウィキペディアを読んだり編集したりするのを阻止しようとしています。