Wikipedia‐ノート:良質な記事/良質な記事の選考/ボルガル遺跡 20150929
オモテのコメントの補足
[編集]当初記事に書いている情報量が物足りないと自覚しつつも、ロシアの推薦書をあえて参考にしなかったのは、この物件が不登録勧告を受けた後に世界遺産委員会審議でひっくり返されたという特殊な事例だからでした。つまりは『文化財の専門機関であるICOMOSから見て価値を認められなかったロシアの遺跡紹介』というのは単なる夜郎自大ではないか(世界遺産委員会で覆されたことから世界遺産としての価値はあっても、遺跡の価値は全体としての象徴性・精神性を中心に認められたわけで、個々の実体的建造物の価値は薄い)、と考えてICOMOSの勧告書に書かれている情報に絞りました。
ですが、Tam0031さんの最初のコメント受けて、遺跡の記事なのだから(世界遺産としての価値があろうと無かろうと)使える情報はきちんと情報源を明記した上で使い、もう少し遺跡の説明をすべきではないかと考え直し、最初のコメントをしました。ですので、自分にできる範囲での強化は試みます。
なお、自分の中ではブルガール (都市)はかつて存在した都市の記事(つまりその都市の当時の統治構造や経済構造なども、可能ならば将来的に含まれるべき記事)、ボルガル遺跡はその遺跡及び世界遺産の記事という意図で住み分けをさせています(ウィキデータは「ブルガール (都市)」が出来る前に他の方が貼ったもので、それはそれとして尊重しているので放置していますが、他言語版にないのはどちらかといえば「ボルガル遺跡」のほうと、少なくとも私は認識しています)。参考文献欄から明らかなように、現在のボルガル遺跡のみをテーマとした学術論文も存在していますから、歴史都市の記事から切り離した単独の遺跡記事も、個別のトピックとしての特筆性を有していると考えます(世界遺産になったのですからなおさら)。
最後に記事そのものの選考からは少々離れますが、Tam0031さんの最初のコメントはこちらとしても納得のいくものでしたし、「(笑)」を入れたのは深刻に責めているわけではない意図を明示したつもりだったのですが、逆に何か揶揄なり他のネガティヴな当てこすりの類なりに読めてしまったのだとしたら、それはこちらの本意(自分の意図からすると「(汗)」とかの方がまだ近かったかもしれません)とするところではありませんのでお詫びします。--Sumaru(会話) 2015年10月3日 (土) 16:51 (UTC)