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Wikipedia:井戸端/subj/あるカテゴリ削除依頼における「改名を前提とした存続票」への疑問

あるカテゴリ削除依頼における「改名を前提とした存続票」への疑問

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現在、長期積み残し案件となっているWikipedia:削除依頼/Category:精神疾患を持つ人物に、私は全削除票を投じた者です。審議中にも関わらず井戸端の話題に提出するのは、不適当かとも考えました。しかし、どうしても納得しかねる「存続票」が散見されますので、一般論としてコメントしていただければ幸いです。たとえば、「Category:自閉症スペクトラムの人物Category:自閉症の人物 に改名を前提として 存続」といった、明らかに内部矛盾をはらんだ存続票の扱いはどうなるのでしょうか?既に事前の審議において、自閉症スペクトラム自閉症アスペルガー症候群などの疾患を含む概念(医学的には仮説)であることは確認済みで、現在はCategory:自閉症スペクトラムの人物Category:アスペルガー症候群の人物の上位カテゴリとなっています。審議の場における意志表示の仕方はもちろん自由だと思いますが、「カテゴリAをカテゴリBに改名を前提として存続」というのは、AとBが明らかに異質なもので、カテゴリ階層が異なる場合は、私には「カテゴリAを削除」の言い換えに過ぎないように思えます。もちろん、カテゴリAをカテゴリBに改名提案しても、もともと明らかに異質なものですから、異議が出るため改名提案は通らないものと推測されます。したがって、責任ある「存続票」の提案者であれば、当然カテゴリAの削除依頼を出す結果になります。たとえば、「Category:自閉症スペクトラムの人物Category:広汎性発達障害の人物 に改名を前提として 存続」というのであれば、広汎性発達障害ICD-10(WHO)やDSM-IV(American psychiatric association)で採用された正式名称ですから、自閉症スペクトラム≒広汎性発達障害であり(現在、「自閉症スペクトラム」に強迫性障害を含める研究者がいるため、その概念は拡大傾向にありますが)、この存続票には内部矛盾は無いと思います。今後、科学の進歩に伴い記事やカテゴリ等に関する審議の判定には、ある程度の専門知識を要するようになる傾向が予測されます。明らかに内部矛盾を含んだ「存続票」に関する扱いについて、多くの方々のご意見を伺いたく存じます。--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 10:11 (UTC)[返信]

ご指摘をうけている票を入れたものですが、さて。本件削除依頼に関していえば、依頼の性質上、「現在審議対象となっているカテゴリを削除するか」のみならず、将来にわたって同様の性質のカテゴリを作成しないことをコミュニティの合意とするかどうか、ということまで含まれた内容となってしまっています。Category:自閉症スペクトラムの人物Category:アスペルガー症候群の人物の親子関係を解消する場合、現時点でCategory:自閉症スペクトラムの人物に直接に含まれている人物は、自閉症の診断を受けていると自己公表してその文脈でも活動を行っている科学者と、自閉症サヴァンとして知られている人物のみですので、このカテゴリを「自閉症の人物」を指すものだと帰納的にみなして改名扱いすることに問題があるとは思いません。手続的には、カテゴリの改名は新カテゴリの創設と記事のカテゴリの付け替え、そして旧カテゴリの削除という手順をふみますから、最終的にCategory:自閉症スペクトラムの人物について改めて削除依頼を出すというのは、それはその通りです。しかし、削除依頼の審議にあたっては、どういう理由で削除となるかということまで含めて問題ですから、現時点の削除理由はWikipedia運営方針上の削除理由にあたらないと判断しているのです。なお、帰納法を理解していれば、存続後の改名に反対するのはDRKAWAさん以外にはいないのではないかなぁ、と思っています。なお、単にCategory:自閉症の人物を創設して、「より適切である」として記事のカテゴリの付け替えを行うことも現状の記事に即せば問題なく、その場合、「カテゴリの改名」という言葉の厳密性についてのDRKAWAさんの拘りを回避することも可能です。ただ、Category:自閉症の人物を現時点で創設することは、削除依頼の趣旨を鑑みて、削除依頼の結果が出るまでは控えるべきだと思っています(全削除の場合は当該カテゴリの創設自体が不適切とされるでしょう)。--崎山伸夫 2011年5月14日 (土) 11:32 (UTC)[返信]
◆審議初期の頃から審議ページの行方を気にしつつもコメントを控えていましたが、井戸端に挙がっているのでコメントします。前提として、カテゴリにおける削除審議に限定します。一般論ということなので、移行元とされるカテゴリをA、移行先とされるカテゴリをBとします。そして、DRKAWAさんの考えについて「削除審議とは無関係に、カテゴリAとカテゴリBがない状況を想定し、その状況でカテゴリBを設けることに反対でない」という前提として考えます。「カテゴリAを作成することにもカテゴリBを作成することにも反対」であれば、そもそも「カテゴリAとカテゴリBの関係性」とは無関係に「カテゴリBは存在してはならない」という主張なのだから、AとBが云々ということを削除審議の場で(この場でも)主張する必要はありません。もし前提に私の認識違いがあれば、その旨ご指摘ください。その上で、「AをBに改名を前提に存続票」という意見表明には、以下の意味があるのかなと思います。
  1. カテゴリAを設けることは妥当でない。
  2. カテゴリBを設けることは妥当。
  3. カテゴリAがもともと存在していないとして、現状カテゴリAに収録されている記事の大半を、(設けることが妥当だと意見者が考えている)カテゴリBに収録することは妥当。
もう少し補足すると
  • 1項と2項に関連して、AとBの関係性を考慮する必要はないと考えます。その事項に関わる記事群のカテゴリ構造としてどのようなものがふさわしいか(収録基準はどうか、単一のカテゴリに含めるのが妥当か複数に分けるのが妥当か、そうして考えた収録基準にふさわしいカテゴリ名か)を決めているのだと思います。きっかけこそ削除依頼であれ、カテゴリ名の正確性に問題がある、カテゴリ名の日本語訳に問題がある、収録基準が妥当でないので収録基準を精査した結果として体を表す名前とするために別の名前が妥当、などの何らかの理由で、カテゴリAという枠組みを廃してカテゴリBという枠組み(あるいはB1+B2+……という複数の枠組みという場合もあるでしょう)を設けようという話以上の意味はない、と考えるほうがいいのではないかと思います。
  • ≪改名提案≫と3項に関連して書くと、確かに名前上は≪改名提案≫でありますが、実態は、カテゴリAに現在含まれているものの大半が(隣接概念や類似概念である、あるいは誤解を受けているがために世間では類似概念とされている、などの理由から)カテゴリBに含まれる可能性があるために、各記事にカテゴリBを貼り付ける、です。それらの記事にはたまたまそれまでカテゴリAが貼り付けてあるから、カテゴリAを除去してカテゴリBを付与することになるため、カテゴリを貼り替えるように見えますが、本質はより妥当なカテゴリ構造であるカテゴリBに収録する、と考えるほうがいいのではないかと思います。
そして上記のように考えれば、≪カテゴリBを設けることに反対でない≫の前提に立つ限りは、カテゴリの構成変更に反対する理由はないと思うのです。最終的にどういうカテゴリ構成にするか、現存する記事においてはどの記事をカテゴリに含めるか/外すか、移行先カテゴリが複数あるならどのカテゴリに含めるか、つまりはカテゴリ構成と収録記事構成という読者に対する最終成果物をどうするか、というのが大切な話であり、その最終成果物に反映しない部分に固執してしまっているように思えます。--NISYAN 2011年5月14日 (土) 11:57 (UTC)[返信]
◆もしどうしても手続的な話云々ということであれば、カテゴリBを作成、各記事のカテゴリを新カテゴリ構成に移行(結果、カテゴリBへの貼り替え)、というところまでを審議ページのノートで合意を取り(最終投票から1週間以上経過した削除審議のノートページで全会一致の合意なら、カテゴリAの作成に問題はないでしょう)、そのまま削除審議継続でカテゴリAの削除に持っていっていいと思いますが、いかがでしょう。--NISYAN 2011年5月14日 (土) 11:57 (UTC)[返信]
(1) 崎山伸夫さんへの回答
簡単に説明いたします。サヴァン症候群は広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)の中でも比較的知能が高い例が多いため、アスペルガー症候群特定不能の広汎性発達障害などと診断されることが多く、たとえばDSM-IVで自閉症と診断されることは稀な症候群です。貴方が場合によってはCategory:自閉症の人物を付与するかもしれない、ダニエル・タメットデレク・パラヴィチーニは「サヴァン症候群」には違いないと思いますが、私の知る限りの情報では自閉症(DSM-IVによる)ではないと思います。失礼なようですが、何か根本的な部分で、貴方は広汎性発達障害あるいは自閉症を誤解されておられるようです。--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 16:55 (UTC)(部分訂正)--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 17:07 (UTC)[返信]
(追記)貴方に詰めを打つようで申し訳ないのですが、残りのテンプル・グランディンに関しては高機能自閉症と明記してあります。一般に高機能自閉症の場合、知能は高いのが普通ですから、アスペルガー症候群などの診断が一般的で、自閉症(DSM-IVによる)の診断は稀と言っても良いと思われます。貴方がカテゴリ付与しようとしている、Category:自閉症の人物はとうとう空になってしまいました。カテゴリ付与の際は、検証可能な信頼できる情報源を示してください。--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 18:41 (UTC)(削除)--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 23:41 (UTC)[返信]
(2)NISYANさんへのお礼
はじめまして。NISYANさんの丁寧かつ論理的な説明で、私の頭の中のもやもやがようやく払拭されました。本当に、ありがとうございました。一般論としての仮定を廃した場合、私は当該削除依頼で全削除票を投じた者です。したがって、Category:自閉症スペクトラムの人物Category:自閉症の人物の関係性云々を論ずることは止めたいと思います。これにこりず、今後ともよろしくご指導お願いします。--DRKAWA 2011年5月14日 (土) 16:55 (UTC)[返信]
問題のカテゴリ群は削除となりました。今回の削除は、Wikipedia:削除の方針に合致したものとはいえず、やや失望しています。問題の少ない形で類似カテゴリが作成できるよう、新たな合意形成をはかっていきたいと思います。--崎山伸夫 2011年5月16日 (月) 15:48 (UTC)[返信]
とりあえず、削除依頼を閉じるコメントで示されたCategory‐ノート:精神疾患を持つ人物は適切とは思われないのでプロジェクト‐ノート:人物伝で始めてみました。--崎山伸夫 2011年5月16日 (月) 16:09 (UTC)[返信]