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Wikipedia:井戸端/subj/ガイドラインで禁止とすることの解釈について

ガイドラインで禁止とすることの解釈について

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例えば今回お知らせにあった「Wikipedia:色の使用」は現状ガイドラインに過ぎないように見えますが、「xxは禁止」といった強い表現が見受けられます。結局はどのように解釈すればよいのでしょうか?--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 04:52 (UTC)[返信]

  • コメント そこまで厳密に解釈しなくてもいいでしょう。いちばん上に{{Guideline}}が貼ってありますが、その通り「多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨され」るもので、それ以上でもそれ以下でもないです。--Jkr2255 2018年2月12日 (月) 05:06 (UTC)[返信]
    • ありがとうございます。「ガイドラインに過ぎないと考える方」と「強い禁止の文言を真に受けた方」の間でトラブルが起きないかちょっと心配になったもので。杞憂である事を願いつつとりあえずは静観します。--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 05:14 (UTC)[返信]
  • Hiroesさん WP:COLOR個別の議論と、ガイドライン全般の議論と分けます。まず前者についてですが「原則禁止」、「その理由はXX」、「ただし例外としてXXはOK」、「かつ違反を発見しても、すぐさま差戻しは実践的な編集ではないので、理由を説明すべし」と明記してあります。したがって、全体を通して「強い表現」にはなっていません。是非、今一度WP:COLORの全文をご熟読ください。
続いて後者ですが、本日改訂する前のバージョンのWP:COLORを例にとります。明確な規制根拠や例外を明示せずに「原則禁止」と書かれていて、結局は個々人のセンス・主観で解釈が分かれてしまい、合意形成に寄与しきれていないガイドラインになっていました。私が概観した限りの印象ですが、このような弱いガイドラインは他にもいくつかあります。地道にノートページで議論し、改訂していくしかないでしょう。--Mis0s0up会話2018年2月12日 (月) 05:21 (UTC)[返信]
  • Mis0s0upさん WP:COLOR全体はそうですね。紛らわしい書き方ですみません。ただ要旨では原則禁止となっており、後者と同様に主観に依存する文章だと思います。ではどう書くのがいいのかまでは今のところいい案がありませんが…--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 06:28 (UTC)[返信]
  • もう少し話を単純化するなら「ガイドライン」の上で、原則とはいえ「禁じます」という文言がどの程度の意味を持つのかというのが疑問であります。元々守る義務のないもので禁じても強い非推奨と変わらないのではないのでしょうか。--Hiroes会話) 2018年2月12日 (月) 06:37 (UTC)--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 06:42 (UTC)[返信]
Hiroesさん なるほど、WP:COLORはNutshell部分のご指摘でしたか。たしかにうっかりしていて、原則の枕詞が抜けていました。本日ロールアウトした改訂では「中立性・正確性」の観点から色使用についての記述を補強したため、その趣旨が分かるようにNutshellを修正しました。差分をご確認ください。
さて、ガイドライン全体論ですが、私は{{Guideline}}のメッセージを英語版に合わせて修正するのが、効果的・効率的なのではないかと思います。"It is a generally accepted standard that editors should follow, though it is best treated with common sense, and occasional exceptions may apply."と書かれていて、日本語版と対比すると、
  • 【日本語版】「多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。」
  • 【英語版意訳】「多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、良識と大局観を持って慎重に取り扱うことが求められます。また例外も存在するため、個々の状況に即してガイドラインを適用します。」
ガイドラインであれ方針であれ、そしてどんな文章表現であれ、杓子定規にそのルールを適用しようとする、「誰も求めていない自警団の取り締まり」みたいな残念な方も少なからずおられるのでしょう。英語版はこのような事情を加味した、オトナな文言になっているように感じます。--Mis0s0up会話2018年2月12日 (月) 07:06 (UTC)[返信]
解釈に幅があるが故に「例外的ケース」対「自警団」あるいは逆に「普通にダメ」対「ダメじゃないんでしょ?」を危惧したのですが、落ち着いて考えれば起きてから議論すれば済む話ではありますね。
差分を拝見させていただきました。かなり印象が和らいたように思います。ありがとうございました。--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 07:30 (UTC)[返信]
追記。ガイドラインの「推奨」とは元々shouldの訳なのですね。個人的には推奨というとshouldよりbetter寄りな印象ですが、一般的にはそうではないのだと納得しておきます。多分PC系の「推奨環境」のせいですかね。--Hiroes会話2018年2月12日 (月) 07:48 (UTC)[返信]

────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────コメント 英語版のガイドラインは日本語版よりも合意形成に厳格な手続が必要なため、その分拘束力を持っています。Should (義務) を直訳して「推奨」と表現したわけではありませんので、ご注意下さい。

  • 私論の質: 日本語版では合意形成なしで私論が作成され、使われなくてもそのまま放置されることがあります。一方英語版では、私論も廃止手続が手引書で明文化されています。そのため英語版の場合、ガイドラインに格上げ前の私論であっても、一定の質が求められます。
  • 私論からガイドラインへの格上げ難易度: 格上げ提案から一定日数が経過し、採択されないと、英語版では自動的に「Failed (提案却下)」のステータスになります。一方、日本語版では格上げ提案を数年かけてダラダラやって、何となく数名が合意したらガイドライン化してしまうこともあります。
  • 日本語版独自のガイドライン: 多くのガイドラインは英語版で洗練された状態で、日本語版に輸入されます。ですが稀にWP:COLORのように、英語版より日本語版の方が検討度が先行しているケースもあります。日本語版はユーザ数が相対的に少ないので、日本語版独自のガイドラインはどうしても条文に不備が増えます。

なお、私はこれらの現状を上から目線で批判したいわけではありません。むしろ少ない日本語ユーザの環境下で、これまで先人たちはよく頑張ってきたなと思います。後発参画の私も、微力ながら環境改善に貢献していこうと前向きに捉えています。--Mis0s0up会話2018年2月14日 (水) 03:05 (UTC)[返信]

  • ご指摘ありがとうございます。日本語版と英語版ではそもそも各ルールの位置付けから微妙に異なっているという事ですね。不備といいますか、日本語版のユーザ数を考えれば、そう頻繁に起きないケースを一般論にまで詰めるよりは個別対応した方が効率的なのかもしれません。なるべくそういったレアなケースには拘らない様に努めたいと思います。--Hiroes会話2018年2月15日 (木) 17:40 (UTC)[返信]