Wikipedia:井戸端/subj/公家や武家の子孫に関する記事はどの程度まで許されるのか

公家や武家の子孫に関する記事はどの程度まで許されるのか[編集]

先日、旧堂上家冷泉家中山家柳原家の記事を編集していて迷ったことがあります。公家や武家の子孫に関する情報(氏名、学歴、職業など)をどこまで記載しても許されるのかということです。明治維新以前までの人物までに記載をとどめておくと、華族に関する調べ物をして公家のページを閲覧している利用者にとっては不便になるのではないかと考えた一方で、旧皇族のケースと同様に現在の当主やその子女の情報まで記載してしまうと、プライバシー侵害の恐れがあるという理由で削除されてしまうのではないかとも考えました。冷泉家のページでは、上冷泉家(冷泉家の嫡流)の現当主ご夫妻は著名人ですのでそのあたりの心配は少なかったのですが、分家筋の下冷泉家や入江家や藤谷家に関しては悩んだ結果、記載は見送りました(藤谷家は断絶したようなので最後の当主に関して)。同様に中山家と柳原家もそれぞれ明治天皇大正天皇の生母の実家ということもあって有名なので、現在の状況はどうなのか関心のある方も少なくはないとも考えましたが、同様に記載は見送りました。以前、Wikipedia:井戸端/subj/人物の家族の氏名で似たような議論がなされましたが、どのあたりまでの記載ならば許されるのでしょうか。ご意見を頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。--まさふゆ 2008年9月9日 (火) 14:53 (UTC)[返信]

少なくとも、著名でない存命の人物は避けていただくということにはなると思います。ひとつの線引きとしては、比較的最近刊行された一般的な百科事典に掲載されているのであれば、まあ大丈夫だろうという考え方はできると思います。ただし、それは許されるとか許されないということではなくて、「現在の状況はどうなのか関心のある」人に応えるのは、果たして百科事典の役割なのか、同時代的な報道メディアの役割なのか、それを特に扱う書籍などの役割なのかということを考え、百科事典として重要なことを、信頼できる情報源から得られることを出典を明示して書くようにしていただければと思います。プライバシーについては、法的に明確な線引きがあるわけではなく、また、他者の情報を公にすることは、基本的には困難です。また、個人感情として、たまたま歴史のある家に生まれ、現在は普通に暮らしている人にとって、自分の情報を明らかにされることを嫌がる人もいる、ということを想像しておく必要もあると思います。百科事典としての公益性や公共性を勘案して、例外的に認められるもの、と意識する。それでも、書くべきことというものがあれば、書く。そのように考えていただければ、法的な問題に至ることは、本来、それほどないものではないかと思いますです。--Ks aka 98 2008年9月10日 (水) 17:25 (UTC)[返信]
ご教示ありがとうございます。公家や武家の子孫といっても、現在でも政治家や団体役員のような公人の立場の方もいる一方で、現在では一般人として普通に暮らしている方もいて、そのあたりの判断は大切だと思います。ご本人が子孫として積極的に活動しているようなケースなら記載しても大丈夫だとは思いますが、その場合でも、必要以上に記載することは控えたいと思います。--まさふゆ 2008年9月11日 (木) 17:01 (UTC)[返信]