Wikipedia:井戸端/subj/資格試験の記事における転載2

検定試験関係記事の著作物性[編集]

現在、Wikipediaには、資格試験関係の記事も投稿されていますが、その中には公式サイトからの転載が含まれるものも多く存在します。例えば、検定の目的や、試験の内容等に関して、公式サイトの記述を丸写ししたものがあります。実際に、私が新規投稿した記事に関しても、先に存在していた資格試験関係の記事に倣い、記事の統一性を目的として、公式サイトからの転載を行ったものもありますが、それはすでに、Wikipedia:削除依頼/検定試験関係ページに提出させていただきました。また、以前にも、Wikipedia:削除依頼/Category:文書処理検定に、著作権侵害の疑いがある記事として、他の利用者による提出がなされています。

しかし、その議論の中で、著作物に該当しないとする意見もあるようです。私は、Frommさんより、著作権侵害の疑いがあるとのご指摘をいただいたので、私が新規投稿した記事に関しては、一度削除した方が良いと考え、削除依頼に提出しましたが、実際のところ、資格試験関係の記事の著作物性は、いかがなものでしょうか。是非、ご意見をお聞かせ願えればと思います。

なお、最近、福祉住環境コーディネーター検定という記事が作成されたようですが、その初版は公式サイトからの転載が認められます。現在の版では、内容が修正されているようですが、履歴を辿れば記事を元に戻すことも可能ですよね。そうなると、資格試験関係の記事に関して、削除しないで新たに編集するという方法では、問題が解決しないように思います。一度、公式サイトからの転載が行われた記事に関しては、削除が妥当ではないのでしょうか。 --Shikakuringo 2007年2月27日 (火) 08:15 (UTC)[返信]

追記:以前にもWikipedia:井戸端/subj/資格試験の記事における転載において、著作物性の有無に関する議論がなされているようですね。ただ、そこでは、資格試験関係のページは著作物に該当する、という前提のようですが・・・。

実際問題としては、どうなのでしょうか。編集ページの下部3.において、「他のウェブサイトや書籍などから文書や画像を無断で転載・コピーしないでください」とあります。これに照らしあわせると、著作物に該当するようにも思えます。ただ、記事の性質上、転載というよりは「引用」といった方が正しいのではないかとも思います。大学等で論文を執筆する場合には、必ず「参考文献」を用いますよね。もちろん、注記として、それを記載することにはなりますが。そうすると、資格試験関係のページについても、その引用元を示せば問題は解決するのではないでしょうか。 --Shikakuringo 2007年2月28日 (水) 02:20 (UTC)[返信]

「引用」については、確か判例が出ていたと思います。文化庁のサイトに、7要件が書いています。福祉住環境コーディネーター検定の初版は、(1)引用部分とそれ以外の区切りが不明確な上、(2)ほとんど全部が外部サイトの記載のままなので論評目的も認められないと思います(主従関係無し)。原則的には著作権侵害になるかと。例外的にWikipediaへの掲載を喜ぶ試験主催者側の方もいらっしゃるでしょうけど。--fromm 2007年3月1日 (木) 14:53 (UTC)[返信]
英検などの資格試験対策の参考書には、試験の実施要項が丸々コピーしてあることもあったような気がします。資格試験関係では試験の実施要項の転載が許される慣行があるのかもしれません。--fromm 2007年3月1日 (木) 14:58 (UTC)[返信]
福祉住環境コーディネーター検定を見ると、「試験概要」あたりは、著作物性がないと思います。「試験範囲」になると、著作物性がいちおう認められると判断しておいた方がよいと思います。記事全体としても、商工会議所のページの部分転載に過ぎず、著作権法で言う引用とは認められないでしょう。
個人的には、例にある「試験概要」のような、あるいは、それに類するデータ的な部分の転載だけのような著作物性がないものについて、著作権侵害の虞を理由に削除することはためらわれます。
百科事典としては、検定が、どのような目的と経緯で、どのように制度化され、どのような受験者が集まり、資格者がどのように評価され、その後変化してきたか、といったことこそが書かれるべきであり、「試験概要」「試験範囲」は、どうしても必要であればその中で扱うようなもので、それならば、「引用」として記述することも可能なはずです。--Ks aka 98 2007年3月1日 (木) 15:31 (UTC)[返信]

資格試験関係の参考書には、確かに試験の実施要項に関して転載が行われているものが大半ですが、この場合、慣行というよりは、出版社が検定協会に許可を得ているとも考えられます。その点、Wikipediaに関しては、検定協会に直接問い合わせをして、許可を得て、記事を作成しているとは考えられません。実際、私が初版投稿した記事に関しては、一部転載をいたしましたが、検定協会の許可は得ていません。ただ、Wikipediaは、個人研究の披露の場ではないことから、客観的な記事を記述することは、相当難しいことであると考えます。 --Shikakuringo 2007年3月2日 (金) 00:55 (UTC)[返信]

仮に著作権上の問題はクリアしたとしても、Wikipedia:原典のコピーはしないにあるように、丸ごと転載しただけの記事はWikipediaの守備範囲外です。個人的には多少偏りがあったとしてもWikipediaオリジナルの記載を期待してWikipediaを閲覧しているので、読んだ後に外部サイトからのコピーであることを知るとがっかりします。--fromm 2007年3月2日 (金) 02:28 (UTC)[返信]