Wikipedia:井戸端/subj/Oversightは特定版削除の巻添え問題の解決になるか

Oversightは、特定版削除の巻添え問題の解決になるか?[編集]

ご承知のように、特定版削除をしようとする際には、リバートが不完全だったり、リバート後にリバート前の文言が不用意に再記載されていたりすると、外見上全く問題の無い版まで巻添え削除をしなければならないことになっています。また、法的問題が長期間地雷のように埋まっていた記事を特定版以降全版削除した後に、記事を再建しようにも、有用な記述の再製が困難で、難渋する現実があります。(参考:利用者:Ks aka 98/砂場2

この問題は、特定版削除によって投稿者の情報が失われるため、「履歴の破損」によってGFDL上の瑕疵が生じることによります。

ところで先ほど、Oversightという未導入の機能について知りました。ふと思いついたのですが、Oversightにより秘匿された版というのは、特定版削除とは違って、履歴が保存されているとみなせる可能性があるのでしょうか?仮にそうであるのならば、善意の執筆者が書いた記載を含む版については、特定版削除の代わりに秘匿すれば、巻添え削除を減らしたり、記載のコピー&ペースト再製を行う事が可能になるのではないでしょうか?この可能性の有無について考えてみたくなりました。いかがでしょうか?--新鳩244号 2008年5月1日 (木) 20:23 (UTC)[返信]

あんまりきっちりフォローしているわけではないのですが。Oversight権限は、管理者も中身を見れなくなるもので、管理者がさらに増えたりすると、削除されても、広く公開はされないけれど、それなりに多くの人に閲覧可能な状態になってしまうということを避けるようなものだと理解しています。日本語版での権限付与の手続きを決めるには、かなり時間がかかると予想されます。これとは別に、本文のみを隠蔽する機能の導入はバグジラに提案されていて、これが採用されればよいのですけれど、ずいぶん長い間停滞しています。--Ks aka 98 2008年5月2日 (金) 18:56 (UTC)[返信]
mw:Extension:Oversight/jaを確認しましたが、版の存在だけ分かって中身が閲覧できなくなるものではなく、版の存在自体を無き物とする機能のように思えます。外見上は移動を行わずに削除→特定版の復帰を行った場合となんら変わりないものになるんじゃないでしょうか。GFDLは前の文書からどこを誰がどう改変したか説明する必要があるため、特定版削除を行ってもOversightを使っても版の存在が分からなくなってしまえば解決策とはなりえないでしょう。--Marine-Blue [ 会話 履歴 ] 2008年5月10日 (土) 06:46 (UTC)[返信]

Oversight機能とは関連が無いかもしれませんが、「削除されたなら削除された版の著作権を侵害しない形で再投稿すればいい」などと言って、有意な記述の巻き添え削除をいつまでも容認しているのはやはり問題で、この提案もそうした観点からなされているものであろうと考えますので申し上げます。そろそろ、Wikipedia:免責事項#コンテンツの2次利用についてにある、本サイトでは、GFDLの求める要件(特に、履歴の保全)を完全に履行できていない場合がありますという文言を適用することを本気で考えませんか? 確かにGFDL違反の容認は問題ですが、かと言って、本来記事の内容を充実させるために採用しているGFDLというライセンスが記事の内容充実を阻害するようでは本末転倒です。外部からの転載やプライバシー侵害といった、法的に問題があるものを削除したためこの部分の履歴が破損しています、というのであれば、十分説明もつくかと思います。未導入の機能を当てにするよりも、まずは今の環境でできそうなことを考えてみるほうが実効性もあってよろしいかと思いますが、いかがでしょうか。Yassie 2008年5月18日 (日) 10:57 (UTC)[返信]

Wikipedia:井戸端/subj/過去の版に著作権侵害のおそれがある記事の救済方法に Ks aka 98 さんが書いている方法で、少なくともWikipedia:著作権/改訂案の解釈下では解決できると思います。本文中の履歴はコメントアウトしておく方が良いかもしれません。--Jms 2008年5月18日 (日) 11:32 (UTC)[返信]