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Wikipedia:査読依頼/奥澤神社 20161211

世田谷区にある神社の記事です。Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/奥澤神社 20140322を経て、良質な記事に選出された記事でもあります。2016年に「奥澤神社の大蛇お練り」が東京都の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定されたのを機に、良質な記事の選考でいただいたご意見を踏まえた上で大幅な加筆を行いました。第三者の視点から記事の質のさらなる向上に資するご意見をお伺いしたく、今回査読を依頼します。何卒宜しくお願いいたします。--Swanee会話2016年12月11日 (日) 14:39 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
コメントもうこのレベルになると、記事だけ読んであれこれ評価する前に、出典文献に一つづつ当たって検証(つまり参考文献などと照合しつつ正確性を評価)する査読をしたほうがいいと思うのですが、おそらく国会図書館か世田谷区内の図書館でないとアクセスできないであろう資料ばかりなので、やはり記事だけ読んでコメントします。
冒頭部
  • 「東京都の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定する旨の答申が行われた」
えっと、Swaneeさんの依頼文によれば「指定された」ということですが、「答申」だけでまだ「指定」はされていないのでしょうか。もし既に「指定」されているのであれば、冒頭部の解説は「指定された」だけでよいでしょう。
§1. 歴史
  • 「『新編武蔵風土記稿』巻之五十 荏原郡之十二では「村ノ東ノ方……下沼部村密蔵院持(後略)」とあり、」
ここに限らないのですが、こういう古文書の内容を直接参照したり引用したりする場合は、執筆者が直接参照した資料の書誌情報も書くべきと思います。その理由は、こちらで、述べている通りです。
§3.1 境内
  • 「保存樹林地に指定されている」
単純に「保存樹林地」と言っても、それが行政上でどういう扱いのものなのか不明です。注釈によれば条例に基づく指定らしいですが、これは世田谷区の条例でしょうか。それとも東京都の条例でしょうか。たとえば区の条例であれば「世田谷区の「自然的環境の保護及び回復に関する条例」に基づく保存樹林地に指定されている」等、指定者の主体と規範を明確にしておいたほうがよいと思います。
§5.2 祭礼「奥澤神社の大蛇お練り神事」
  • 「年に1度村内を巡行する祭が始められた」
いつ頃から始まったのか不明なのでしょうか。『新編武蔵風土記稿』に記載がないということは、そんなに古い行事でもないようですが。
  • 「奥澤神社の鳥居に巻きつけられて飾られる」
翌年の新しい大蛇が出てくるまでずっと飾りっぱなしなんでしょうか。また新しい大蛇が飾られたとき古いほうはどうするのでしょうか。通常、この種のものはお焚き上げなどで供養という形をとることが多いと思いますが。
  • 「東京都の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定する旨の答申が行われた」
冒頭部と同じく。もちろん審議会から「答申」されたということは、ほぼ自動的にそのまま「指定」されることになるのでしょうが、両者はイコールではないし、「答申」と「指定」の間には時間差もあるので、「指定」についての記載も必要と思います。
その他
  • 最後に、脚注形式についてのお願いですが、harvCitationのテンプレート組み合わせ、あるいはAnchorタグを使っての後付けでも、とにかく方法は何でもいいのですが、短縮形の出典情報から書誌情報へのリンクを付けていただきたいと思います。査読やGA選考などでこういう要求をすると、「書誌情報がきちんとしていればいいんだ」「形式じゃなくて内容を評価しろ」「そんなことは執筆者に要求すべき事じゃない」などという声が上がりがちなので、あまり言いたくはないのですが、やはり一利用者(執筆・編集者ではなく読者としての)立場で言わせていただきますと、はっきり言って不便です。特に本記事のように同じようなタイトルの参考文献がいくつもあるような場合は、参考文献一覧から該当の書籍を見付けるのはたいへんです。
まあ脚注から書誌情報へのリンクを付けるのはある程度機械的にできることなので、特にそうすべきでないという理由がなければ、私が手すきの時にやってもよいのですが、そういう作業「だけ」の編集も、主執筆者でない者がやると白い目で見られがちなので、お手数ながら内容の加筆の際に一緒にやっていただければありがたいです。
--Loasa会話2016年12月31日 (土) 09:38 (UTC)[返信]
返信 (Loasa様へ宛) Loasa様、査読と批評をありがとうございます。
冒頭部について
使用した資料が答申時の新聞報道だったため、冒頭部はあの形になりました。おそらく東京都庁などのウェブサイトや新聞報道などを探していけば「指定」についても見つかるかと思いますので、近々世田谷区立中央図書館か奥澤図書館に行って探してくる所存です。
§1. 歴史
『新編武蔵国風土記稿』からの記述については 『史料に見る江戸時代の世田谷』と 『奥沢 世田谷区民俗調査第5次報告』が出典です。わかりづらいようなら、例示していただいたものに倣って修正を試みようかと思います。
§3.1 境内
「保存樹林地」については資料写真で「世田谷区」となっていますので、これも修正してみましょう。
§5.2 祭礼「奥澤神社の大蛇お練り神事」
祭の起源については、大谷氏の著書にその点についての考察が載っていました。(祭の起源に関する伝説が比較的新しい時代の創作ではないかという指摘です)ただし、藁蛇の処分(という言い方は不適当ですが)とともに他の出典が見つからなかったので、さらに文献を探し、それでも不明な場合はレファレンスサービスを使ってみようかと考えています。「答申」についてはすでに述べたので省きます。
その他
脚注形式については、未だに試行錯誤中のため、短縮形の出典情報から書誌情報へのリンクの付け方が本当に申し訳ないのですが理解できていません。いくつか記事の例を見て、それに倣って修正を試みるしかなさそうです。--Swanee会話2017年1月1日 (日) 02:59 (UTC)[返信]
追加でのコメントです。昨日いくつか修正し、外部リンクで映像資料を足してみました。ただし、脚注の形式などについては上手く直せなかったのでまだ手を付けていません。それから、大谷氏の著書を再度確認してみましたがどうも私の記憶違いだったようなので、日を改めて今まで参照した文献を確認してみます(来週中に奥沢図書館と奥澤神社にも行く予定です)。--Swanee会話2017年1月7日 (土) 09:57 (UTC)[返信]
記事の対応ありがとうございます。別に締め切りのあるものでもないので、Swaneeさんご自身の負担になりませんよう、どうぞごゆっくり作業なさってください。
短縮形の脚注から書誌情報へのリンクを張るのは、最初からTemplate:cite bookTemplate:sfnなどを組み合わせて使っていただくのが一番良いのですが、これらのテンプレートは、確かになれない方には使いにくい部分もあるし、本記事のようにテンプレートを使っていない場合に後からテンプレート形式に書き換えるのは相当面倒な作業ですからお勧めしません。後付けでリンクを作るにはAnchorタグを使うのが一番手っ取り早いので、これの使い方を解説しておきます。
まず、各書誌情報の先頭に
{{Anchors|〈アンカー名〉}}
というテンプレートを書きます。〈アンカー名〉の部分には、その書誌情報を特定するための名前を書いてください。それぞれ書誌情報ごとに異なった名前をつける必要があります。この名前は好きな文字列を使ってかまいません(ただし、「#,",>」のような半角の記号類と全角空白はエラーの原因になりやすいので使わないほうがよい)、〈アンカー名〉は、それぞれの書誌情報ごとに異なっていさえすれば、どんな文字列でもかまいません。それこそ「1、2、3...」とか「A,B,C...」とか「い、ろ、は...」といった単なる符牒でも良いのですが、そういうものは自分で作業していてもすぐにわけがわからなくなるので、ハーバード方式のように「著者名+年号」の文字列を名前にするのがお勧めです。本記事の例で言えば、例えば「世田谷区1988」のような名前です。もっとわかりやすくしたければ、長くなってしまうけど文献のタイトルそのものを名前にしてしまうという方法もあります。
さて、そうやってAnchorタグを使って各文献情報に名前を付けたら、脚注の方から文献情報にリンクを張るのは簡単です。脚注の中を
[[#〈アンカー名〉| 〈短縮形の文献情報〉]]
とするだけです。【注意:最初の#記号とアンカー名の間に空白を入れないこと】ここで〈アンカー名〉の部分には、リンクを張りたい文献情報に先ほど割り当てた名前を指定してください。後半の〈短縮形の文献情報〉の部分には、現在書いてある短縮形の文献情報をそのまま書いてください。これで短縮形の脚注から書誌情報へのリンクができます。本記事の最初の方の出典にAnchorタグを利用したリンクをつけましたので、以上の説明と合わせて参考にしていただければ幸いです。--Loasa会話2017年1月16日 (月) 12:59 (UTC)[返信]
Loasa様、書誌情報などに関する詳細な解説をありがとうございます。そして、お手数をおかけしました。今週末の時間があるときに、焦らずに修正を試みることにします。あと、奥澤神社と図書館については(写真を数枚新たに撮影できた以外では)収穫がなかったので、後日改めて世田谷区立中央図書館に行って資料を再確認してきましょう。--Swanee会話2017年1月17日 (火) 13:39 (UTC)[返信]
先ほど、書誌情報に関する修正が一段落しました(どうやらこのテンプレートについては使用法の理解ができました、ありがとうございます)。あとは世田谷区立中央図書館などで文献の再確認などを行う予定です。ただし、今週末を逃すと次に図書館に行ける時間が取れそうなのが今月末になってしまうので、可能であれば明日行ってこようかと思います。--Swanee会話2017年2月4日 (土) 05:28 (UTC)[返信]
コメント  新編武蔵風土記稿の八幡神社(八幡社)の記述についてですが、現在は結構お手軽に確認が可能です。国立国会図書館デジタルコレクションにてインターネット公開されており、本件に関わる『新編武蔵風土記稿』巻之五十 荏原郡之十二も確認できます。私も眺めてみましたが、奥澤新田の項目にて、「八幡社」があり、「新編武蔵風土記稿」の記述に関する問題は容易に解決すると思います。ご存知でしたらすみません。もしご存知でなければ、参考にご確認ください。--湖紫陽会話2017年2月11日 (土) 22:16 (UTC)[返信]
返信 (Koshiyou様宛) Koshiyou様、初めまして。有益な情報をありがとうございます。国立国会図書館のデジタルコレクション(これは盲点でした…)、先ほど記述を確認しました。出典に早速足してみたいと思います。なお、査読の期間が経過しましたので、本日夕方以降に終了処理を行う予定です。(諸般の事情によって、今月末か来月初めまで世田谷区立中央図書館に行く時間が取れないためです、申し訳ありません)--Swanee会話2017年2月12日 (日) 02:17 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など

終了 査読期間経過につき、依頼を終了いたします。Loasa様、Koshiyou様、ご協力とご助言をありがとうございました。当方としましては、これで終わりとは思っていませんので今後も可能な限り記事を改善していこうと思っています。--Swanee会話2017年2月12日 (日) 09:50 (UTC)[返信]