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Wikipedia:査読依頼/獣拳戦隊ゲキレンジャー 20101102

近年に放送された子供向け特撮テレビ番組の記事です。いわゆるサブカルチャーの作品記事となります。おおよそ必要な内容は揃えたつもりですが、こうした分野では先行事例が少なく、構成等を含めご指摘いただければ幸いです。作品を未視聴の方、特撮等に詳しくない方からのご意見を特に望んでいます。いただいたご意見をもとに不備等を改善し、秀逸選考に出せる形に整えたいと思っています。よろしくお願いします。--Giftlists 2010年11月2日 (火) 15:33 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
まず指摘を数点程。
  1. チェック ストーリーが「あらすじ」節と「登場人物」節に別れており、非常に見づらいです。日本語版の映像作品記事はどうも作品内容を顛末まで書く事を「ネタバレ」として忌避する向きがやたらと見られますが、他言語版の映画記事等では冒頭に「ストーリー」「プロット」等としてきちんと記述することが求められます(例:en:Star Wars Episode I: The Phantom Menace)。日本語版でもより良い形にするのなら「あらすじ」節と「登場人物」のストーリー節は統合した上で、「ストーリー」節としてきちんと顛末を記した物を冒頭に設けてください。
  2. チェック 評価節ですが、出典先とされているIR情報は膨大で(各年の通期決算短信だけで100P近くあるのがザラです)、どの時点の発表を元にしたものなのか明記して頂かないと全く解りません。きちんとPDFに直リンクした上で、より細かく出典情報を書くか(例えば2010年(平成22年)3月期の決算短信が出典元なら、「平成22年3月期決算短信3P~8P,経営成績参照」等と参照元を誰が見ても調べが付くように書く)しないと出典として成立しません。また出典先で確認可能な事ならチャートを用いてまで説明するのはやや過剰に見えます。当初予想や従来シリーズと比して不振の作品であったことは出典付きの文章で示せば十分ではないでしょうか。
  3. チェック 視聴率に関しても、不振の作品であったことをビデオリサーチを出典として説明するのは良いのですが、幾ら同時間帯の子供向けというターゲット層がかぶる番組だからと言っても、いきなり他局の「ポケモン番組」の話が出てくるのは非常に不可解です。ゲキレンジャーの不振の理由として関係者やバンダイナムコの経営陣が直接ポケモンを挙げて言及している等の場合なら分かりますが、今回の比較は独自研究でしかありません。過去シリーズと比して視聴率がどうこうなどという比較なら分かりますが。またポケモンとの比較は別としても、視聴率の推移をわざわざチャート画像として設けるのはこれも冗長でしょう。
  4. そもそも評価節自体、具体的なものが玩具不振の理由としてバンダイナムコが挙げたものしかしありません。賛否は別として、作品内容自体に対する評論家や専門誌のコメントなどは存在しないのでしょうか?また制作側の声は見られますが、出演俳優/声優側の作品に対する評価・言及も欲しい所です。
  5. チェック 「獣拳の装備と技」節「登場人物」節に、それぞれ「造形・玩具デザイン」「作品に込められたメッセージ」が存在しますが、これは「制作・評価」節に組み込む内容だと考えます。このように作品世界に関する「内側」の記述と、制作側の意図や制作背景等の「外側」の記述がバラバラに記述されているせいでとにかく見づらいです。
  6. 「音楽」節の挿入歌項で「スーパーゲキレンジャーのテーマ曲「過激気!」に、女性ボーカルを起用するという新鮮な試みも行われている」とありますが、文面を見る限りどう新鮮なのか分かりません。推察するに、戦隊シリーズでテーマ曲を女性が歌うのが初、或いは久方ぶりの事なのかな?と思ったのですが、それもきちんと「女性がテーマ曲を担当するのは初めて」とか「○○以来○年振り」等と出典付きで書いて頂かないと独自研究になってしまいます。
だいぶ多くなりましたが私の指摘は以上です。他のシリーズ記事は出典も殆ど無く、あっても執筆者の補足説明ばかりが並んでいるものが殆どのようですが、この記事はそれらと比してだいぶ良好な物にはなってきています。これらの指摘に加え、例示した英語版のスターウォーズ記事等の、他言語版で良質/秀逸に選ばれている映像作品記事の構成などを参考にされると良いかと考えます。以下が英語版でGA/FA記事に選ばれている映画/TV記事群です。

基本的に良質/秀逸の選出基準は同じですから、場合によっては日本語版の全く別ジャンルの良質/秀逸記事を参考にするよりも手本になる場合もあるでしょう。--タールマン 2010年11月2日 (火) 17:46 (UTC)本文微修正--タールマン 2010年11月2日 (火) 18:00 (UTC)[返信]

こんにちは。御指摘ありがとうございます。回答の都合上、番号をふらせていただきました。
  1. まず、1についてですが。ストーリーは「登場人物」節には記載していません。多少補足的にストーリー的なこと(リーダーに誰それがなる等)は書いてありますが、原則、登場人物節にストーリーを盛り込む形では作成していません。
    ・4 物語の構造(Plot)
     ・4.1 世界観(Setting)
     ・4.2 登場人物(Characters)
     ・4.3 ストーリー(Story)
    現在は、この形をとっています。この形は英語版のサブカルチャーの秀逸な記事(en:Final Fantasy XII等)でよくある形式です。Plot節は、以前は「構成」節と訳していたのですが、別作品で査読を受けた際にご意見をいただき、現在は「物語の構造」という名前をあてています。また主に2時間ほどの映像作品である映画と異なり、毎週1年間放映されていた当該作品(25時間弱)は、設定や登場人物が多岐に渡る為、世界観や登場人物の説明なく、いきなり冒頭にストーリーを記載する形は向かないと思います。英語版でもStory節の配置は、個々の作品によって様々であり、現状の日本語版の用に冒頭で固定化すべきものといった概念は見受けられません。ただ、そうはいいましても現状の日本語版では「冒頭に「あらすじ」節があるもの」という考え方がある程度浸透してしまっています。そこに配慮して、現在は冒頭に簡易な「あらすじ」節を残し、Story節を別に設ける形という妥協といいますか折衷案的な対応をしていますが、やはり前回の査読依頼でもその点については御指摘いただきました。前回同様に、あらすじ節を解体し、概要節とストーリー節に組み込む形で検討してみようと思います。
  2. IR情報の記載の出典の記載形式については、確かに御指摘のとおりかと思います。個々のPDFへのリンクを記載した形に修正したいと思います。またチャートにつきましては、「77億円がどの程度の不振」なのかは、詳しくない方には一見して理解しづらく、かといって近年の作品の売上高を「前年は101億円」「次年は120億円」等とずらずらと比較数値を文章で並べるのはさらにわかりにくくなるかと思いますので、視覚情報でわかる形にし本文には盛り込まない形をとっています。ですので文章説明を用いずにひと目でわかるグラフ形式は構成上外したくないのですが、やはり過剰に思われますか。
  3. 視聴率については、上記と同様に、数値だけの記載では具体的にどうなのかが詳しくない方には一見してわからない部分であり、悩んだ既に現在はああした形を用いています。「過去シリーズと比して視聴率がどうこうなどという比較なら分かりますが」とのことですが、過去シリーズと比して比較してしまうほうが実は簡単で、当初は玩具売上と同様にシリーズ比較値の記載を考えていました。そちらを用いれば、がくっとこの年から(次年以降も)視聴率は落ちていますしインパクトもあるのですが、条件が異なる点を説明なくデータだけ記載してしまうのは説明として不十分であり閲覧者に誤解を与えるだけですので、悩んだ末にそれは避けました。ポケモンとの戦隊シリーズの比較出典があれば一番わかりやすいですので現在それは探しているのですが、「信頼できる情報源」でなかなかこれといったものがなく、所謂「食われた側」の特撮側の出典を探すよりも、「食った側」のゲーム系アニメ系の出典を探すほうが見つけやすいのではないかということで現在はそちらの方面から出典を探しています。
  4. 評価節について「作品内容自体に対する評論家や専門誌のコメント」は、ほとんどの専門誌に目を通しましたが、これ以上は「ない」のが現状です。売れた作品の批評というのは多彩にあるものなのですが、本作のような所謂あまり売れなかった作品は、殆ど批評等が出てきません。専門誌(特撮・玩具誌)で、東映+バンダイ作品について不振だった等と書くのはかなり敷居が高いのかもしれません。また売れていないため、売れた他作品のように一般誌で取り上げられることもなく、名の知れた方の批評等は存在しません。本作の制作者がライダーシリーズの方で昨年好成績を残したので、直近シリーズの好評価と抱き合わせで中和しつつ不評だった過去作品にもさらりと触れてくれるような批評がないかと期待して待っていたのですが、それもありませんでした。現状では、『宇宙船Vol.120』 の「2007年特撮作品総括」で戦隊より敵の方が人気が出た云々が、ぎりぎり一番踏み込んだ批評ではないかと思います(かなり気を使って書いてありましたが)。また評価節に記載しているバンダイのコメントですが、不振について具体的に理由付きで触れたのも例年と比べるとかなり珍しいことです(それでも一般には出回らない業界誌のみですが)。上記2つのお話とも絡むのですが、現状評価節は「信頼できる情報源」で最大限書ける内容を書いた状態です。ただ「出演俳優/声優側の作品に対する評価・言及」であれば、てんこもりに出典がありますので、いくらでも容易に加筆できる内容です。評価として、そちら側からのアプローチは無しだろうと思っていたので敢えて触れていなかったのですが、有りなのであれば出典探しの面からも正直作業的にはとても楽です。節として独立できる程度には整えられそうに思いますので、少し手をいれてみようかと思います。アドバイスありがとうございます。
  5. ここは少し難しい課題なのですが。太字でコメントいただいた『作品世界に関する「内側」の記述と、制作側の意図や制作背景等の「外側」の記述』については、日本語版ではすぱっと切り分ける形が浸透していて、サブカルチャー系統の標準的なフォーマット(参考)では、作品外の「外側」の記述は冒頭の概要節か末尾の備考節にまとめてしまい、それ以外の節では一次情報源に基づく「内側」の記述を書きその中に「外側」の記述を一切混ぜない――というのが日本語版では標準ではあるのですが。今回はWikipedia:スタイルマニュアル (フィクションの記述)を参考に、どの節においても「現実世界の観点から主題について説明する」外側の記述を盛り込む形をとっています。試行錯誤の最中であり読みにくい部分もあるかと思うのですが、できれば「内側」と「外側」の記述を隔絶してしまう旧来の形に安易にしたくはないという思いはあります。「作品に込められたメッセージ」はストーリー解説の一環ですので、ストーリーを理解した状態で読んでもらわないと意味がないものです。これをストーリー節と切り離して冒頭節にもってきてしまうと未視聴の方に意味がわかるように記述するのは相当に困難です。うーん。解説だとわかる節名(ストーリー解説)に変更しても読みにくいでしょうか。ここはちょっと改善する方法が思い当たらず、かなり悩ましいです。変な話、ストーリーの説明が一切無い状態で、あれを読んで理解できるものでしょうか。もう1つの「造形・玩具デザイン」については、概要節が長いと指摘いただいた際にマーチャン系統(バンダイ)と作品制作(東映)を切り分けてみたのですが、今は制作節を概要節から独立させていますので戻しても差し支えなさそうですので、制作節に戻す形で修正したいと思います。
  6. 新鮮……本当に何がどう新鮮なのでしょうね。あれを書いたのは2年前の私のはずなので……と思って出典を確認したところ、コロムビアの八木プロデューサーの発言「新鮮味がほしかったんです。そういった狙いもあり、いっそ女性ボーカルを起用してみましょうかと」「主題歌も変えようぐらいの意気込みでつくりました。(中略)女性ボーカルという挑戦をするならば」や主役のスーツアクターの方がわざわざ電話をかけてきて自分の戦闘シーンにこの曲を使ってほしいと頼んできたこと(こうした曲の希望をスーツアクターさんが言ってきたのはこれまでなかった)あたりの、インタビュー記事を読んで、あんな感じに一言でまとめたものでした。うん、確かにまとめすぎですね。あれではわからない。あれを書いた当時は、一次情報をまとめた巨大な節(登場人物節等)が記事にどかんとあって、とにかく他の部分は削減体制の状況でしたので容量をさけずにああいう形になっています。「○○以来○年振り」は特撮分野では非常に嫌われる記述で(私はわりと好きなのですが)、安易に書くと長々ともめますので、それ以外の形で少し考えてみたいと思います。英語版のFA記事については、2年前の記憶なので曖昧ですが、当時のノートを読むとどうやら英語版のテレビドラマの秀逸記事である「en:Firefly (TV series)」を参考にドラフトを作ったようです。その後にゲーム系の記事を一本書いた際に英語版のゲーム系の秀逸記事のフォーマットを参考にして組み立てましたので、今ではそちら側の形のほうが影響が多少濃くでているかもしれません。映画系の秀逸記事も当時は参考にした記憶があります(スターウォーズも参考にしていると確かノートに書いていたような)。基本的にフォーマットは英語版の秀逸記事をベースに作成し、既存の記事との兼ね合いで折衷案をさぐる方向でやっています。とりあえず、後ほど以上のような形で、ひととおり手をいれてみます。--Giftlists 2010年11月3日 (水) 00:39 (UTC)[返信]


竜巻と申します。記事を拝見して気になる部分はあったのですが、そこで手を入れてしまっては査読依頼の意味がないと思い、そういう点に手を加えず、こちらでいくつか挙げさせていただきたいと思います。

  1. 概要
    • 日曜朝に移転してから10作目を迎えた」とありますが、「放送時間が」などのフォローがあったほうが分かりやすいと思います。
    • 戦隊メンバーは、正義の流派「激獣拳ビーストアーツ」が組織したスポーツメーカー「スクラッチ」に所属し「心技体」を磨いていく。敵側の邪悪な流派「臨獣拳アクガタ」は、理央という青年に率いられ悪の組織「臨獣殿」として暗躍する。」とありますが、これは「あらすじ」にあたりますので、ストーリー節と合わせて良いと思います。
    • 戦隊の5人、敵側の3人が主人公格の登場人物」というのは、本作の特徴として「製作・評価」で挙げられていますので、そちらと合わせてしまってよいと思います。
    • シリーズの慣例どおりオーディションにより選ばれた若手俳優がこの8人を演じた。」とありますが、これは例年通りなので特に記す必要はないと思います。
  2. 制作・評価
    1. 特徴
    2. キャスティング
      • 戦隊側の中心である漢堂ジャン(レッド)役の鈴木裕樹、敵側の中心である理央役の荒木宏文は、若手男性俳優集団D-BOYSの同期である。」というのは単なる蛇足にすぎないので、これは各キャストの個別記事にあるべきだと思います。
    3. 演出・脚本
    4. 評価
      • 上記でも指摘されているように、『ポケモン』との比較をグラフにしてまで表す必要はないと思います。
      • 「戦隊シリーズ」の作品との比較ですが、[[轟轟戦隊ボウケンジャー|2006年]]といったふうにリンクが張られていますが、[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]([[2006年]])などとしたほうが分かりやすいのではと思います。
  3. 物語の構造
    • 現在「世界観」「登場人物」「ストーリー」の3つから構成されていますが、これはそれぞれ別セクションにしてあった方が良いかと思います。
    1. 世界観(獣拳の流派と歴史)
    2. 登場人物
      • おそらく意図的なものと思われますが、完全に「ゲキレンジャーの登場人物」の記事には分割されずにいくつかの記述が残されています。
      • 頭文字を合わせると「カンフー」」「カンフー映画で活躍する俳優の名をもじった命名」などは、登場人物の記事にあったほうが良いと思われます。
    3. ストーリー
      • 物語の終末までが書かれてしまっていますが、ここまでの記述の中にテンプレート{{ネタバレ}}がありません。ストーリーの終末を書くことの是非はともかくとして、テンプレートで「ネタバレがあること」を告知するなど、未見の方への配慮は必要でしょう。
      • ストーリーに込められたメッセージ」(製作者の意図が書かれたの部分のみ)は、上記「製作・評価」の「演出・脚本」に併記してあった方が良いと思われます。
  4. 獣拳の装備と技
    • これもおそらく意図的なものと思われますが、完全に「ゲキレンジャーの装備と技」の記事には分割されずにいくつかの記述が残されています。
    • (少し話が逸れることをお許しください)本記事を見ている限りでは構わないのですが、「装備と技」の記事をメインとして見た場合に、何の定義もなく個々のゲキワザやゲキビーストについて書かれてしまっており、作品に詳しくない人は「ゲキワザ(ゲキビースト)とはどんなものか」分からないまま個々の解説を読むことになってしまいます。最初から本記事と併読してもらう目的であっても、「装備と技」の記事に一部転記するなどしても良いのではないでしょうか。
    1. 装備
    2. 巨大化技(巨大ロボ)
    3. 造形・玩具デザイン
      • 造形・玩具デザインについては、作中の事象についての記述ではないので、「製作・評価」の項にあったほうが良いと思います。
  5. キャスト・スタッフ
    1. キャスト
      • 製作・評価」の節のキャストの説明は、こちらに移しても良いと思います。
      • 本作の場合、気ぐるみのキャラクターが多いので、「声の出演」の節を設けても良いと思います。
    2. スタッフ
      • キャストと同様に「製作・評価」の節の「チーフプロデューサーは1年振りに塚田英明が務め」など、直接番組内容とは関わらない記述はこちらに移しても良いと思います。その場合、キャストとスタッフは別セクションの方が分かりやすいかなと思います。
以上です。--竜巻 2010年11月5日 (金) 10:08 (UTC)[返信]

(インデント戻し)こんばんは。タールマンさん御指摘の件は、作業中ですので終わってからまとめて報告させてください。 先に竜巻さんからの指摘についてコメントいたします。

  1. 概要について。1つめ、放送時間については了解しました。それ以外の点についてなのですが。概要節は記事の「概要」を書く部分であると考えています。各節の主要な部分を凝縮した記事の縮図のようなものといいますか、概要を読めば記事のダイジェストを理解できる形が理想と考えています。秀逸な記事の1つである「ハワイの歴史」等の概要の有り様は、私の目指す方向性に近い印象です。ですので「ストーリー」節や「製作・評価」節の主要な部分が概要にある形は自然であり、むしろ他節の内容と何等重複のない概要というのは、本来は奇異なものではないかと思います。……特撮、もっといえばサブカルチャーの記事の「概要」節は、他節で扱っている内容と重複しないものを詰め込んだ形になっているのが一般的なことは存じています。が、その形は本来の百科事典の概要としては些か違うのではないかと考え、今回は各節のサマリー形式の概要にしています。うーん。少し検討してみますが、現時点では竜巻さんの仰るような他節と重複する内容を記載しない形への変更は、すみませんがかなり抵抗があります。4つめについて、ドラマの記事でキャストは基本情報の1つですので、例年通りであるならば例年通りであると、概要には手短にでも記載すべき事項だと思います。「例年はそういう形である」ということを熟知している人だけが記事の閲覧者ではない、と私は思います。ただ概要節全体にいえることですが、文章はもうちょっと改善の余地があるかと思いますので、御指摘いただいた部分を中心に推敲にトライしてみます。
  2. 制作・評価について。4についてはフォントの兼ね合いで、セルをわけないと崩れます。電王のほうではセルわけをしているようなので、その形に修正してみましょうか。表作成は苦手なのですが試してみます。
  3. プロット節のセクション分けについては、プロット節の中に「世界観」「登場人物」「ストーリー」を書く形は英語版では多くみかける形です。この形ではなく別セクションにする利点をもう少し詳しく教えていただいてもいいですか。制作者の意図を制作節の方へ併記ですか。うーん、実はこれは「(未視聴の方が)上から下に順番に記事を読み進めて意味がわかる」というフィクション記事の作成基本を踏まえると、わりと難易度が高い構成なのですが。頑張ってトライしてみます。うーん、でも私の実力でできるかなあ、うーん。
  4. 「登場人物節」と「獣拳の装備と技」について。分割した記事の節ですが。仰るとおりこれは意図的に親記事に情報を残しています。前作の『ボウケンジャー』の記事で顕著(「作品詳細」節参照)なように、日本語版のサブカルチャーの記事は分割した部分の内容を親記事に一切残さない形が主流ですが。これですと、母艦である親記事を読んでもさっぱり作品の内容がわからず、子記事は既視聴者向けの網羅型のリストになっていて膨大なわりに基礎知識がない人には読み解けない状態です。できたらこの形はなんとかしたいなあという思いがありまして。上でもあげていますが、英語版の秀逸な記事の多くは(en:Final Fantasy XII等)、記事を分割した後にもサマリーは親記事に残されています。分割した子記事の内容を凝縮してまとめたのが親記事の該当節、親記事の各節の内容を凝縮してまとめたのが概要節という、階層式の記事構成にしたいのです。現在「ゲキレンジャーの装備と技」にある記述は、そうした階層化の目的で分割後に私が書き加えたものです(分割前の記述が残されているわけではないです。分割する際には分割前にあった記述は全て移動させました)。子記事の方に親記事の内容を一部重複して記載する形は有りだと思いますが、子記事に転記して親記事から削ってしまう形は避けたいのが本音です。
  5. キャスト・スタッフ節について。なるほど、そちらのほうが構成としてまとまりがよい気がします。組み替えてみます。--Giftlists 2010年11月5日 (金) 14:09 (UTC)[返信]

コメント 上記の案について、補足をさせていただきます。

  • 「概要」についてですが、個人的には、1つの内容が記事中で分散して書かれていると読みづらくなってしまうのではと思っていたのですが、Giftlistsさんのご意見を聞き、仰るような構成の方が分かりやすいと思いました。
  • 「物語の構成」内のセクション分けについてですが、「世界観(獣拳)」の記述が、どちらかというと「専門用語の解説」に近い印象を受けたため、人物やストーリーと分けてみても良いのではと思ったのです。これは個人的に思っただけのことですので、現状維持でも問題ないと思います(申し訳ないです)。
  • 製作者の意図を移動することについてなのですが、理由は主に2つあります。
  1. 現在の位置では、「番組内(フィクション)」のことと「番組外(製作・キャスティングなど)」のことが一緒になってしまっていたのでは、良くないのではないかと思ったことと、(「装備と技」内の「造形・玩具デザイン」節についても同様)
  2. 初めて記事を目にする方で、単純に「製作者の意図」を知りたい方は、目次を利用したりして最初に「製作・評価」の節をご覧になるだろうと思ったのです。Giftlistさんの仰るように、記事を「上から下まで」読み進めてもらうというのも良い方法だと思うのですが、それぞれの「節」を単独で見てもその内容が十分理解ができるのも理想の1つかなと思ったためです。
現時点では、ストーリーの内容を踏まえて書かれているので、分けてしまうことが難しいということは分かってはいるのですが…
  • 「登場人物」「装備と技」についてですが、親記事の記述を子記事に「移す」のではなく、仰るように「一部重複」がよろしいかと思います。単に「登場人物」について知りたい方は、「登場人物」の記事を見るだけで理解できるようにしてあった方が良いと思うので。

とりあえず以上です。前回の投稿で分かりづらい箇所があったようで、申し訳ございませんでした。--竜巻 2010年11月6日 (土) 08:19 (UTC)[返信]

報告(インデント戻し)作業途中ですがひとまず中間報告をしておきます。ご確認ください。

  • (タールマンさん1)あらすじ節とストーリー節を統合しました。位置は前述の考え方により冒頭には配置しない形をとりました。この件についてはひとまず作業が終了しています。
  • (タールマンさん2)PDFの個別リンクを設けました。また竜巻さんの指摘と合わせチャートを一部改訂しました。なお小説や漫画原作のドラマやアニメ等で副次的に玩具等を販売する作品と違い、構想段階から玩具会社が加わりそもそもから玩具展開を主目的とした作品であるという性質上、玩具売上は最重要な評価指標の1つです。21世紀で最も売上が低迷した作品であり、評価節で特筆すべき重要な事項だと考えますのでチャートによる説明が過剰だとは思いません。いかがでしょうか。この件についてはひとまず作業が終了しています。
  • (タールマンさん3)ひとまず視聴率のグラフは削りました。ただこのシリーズの視聴率を語るうえで、当該裏番組の時間帯変更はわりと重要なものです(当該裏番組が登場して以降から次作以降の玩具売上が好調だった人気作品を含め「視聴率」は一定割合で低下してしまっています)ので、引き続き使えそうな出典を探していきます。なお裏番組について全く触れずに、シリーズ他作品と比した視聴率のデータ記載だけですと、それはそれで閲覧者への説明としては不十分ですのでそういった形での記載は現在のところ考えていません。引き続き出典は探していますが、ひとまずこの件については作業が終了しています。
  • (タールマンさん4)「出演俳優/声優側の作品に対する評価・言及」については、現在作業中です。ただ、実質この作品がメジャーデビューになる若手俳優さんばかりなので、なんといいますか量は非常に多いのですが質の面で「勉強になった作品」「思い出に残る作品」のような判を押したような定型発言しかなく、百科事典に書く特筆性としてはどうなんだろうと悩み中です。なお「出演俳優/声優側の作品に対する評価・言及」を加えるため、評価節を1つの節に改め、位置を制作節の下部へ移しました(説明順としてキャスト節より下にする必要があるため)。作業中です。
  • (タールマンさん5)制作節に移動しました。この件については作業が終了しています。
  • (タールマンさん6)ここは4と同時に手を入れるつもりです。作業中です。
  • (竜巻さん1)指摘の点について一部修正しました。なお「シリーズの慣例どおり」は、一般に名前をみてもピンとこない無名の若手俳優ばかりがキャスティングされているという作品性質上、概要で一文でも触れておいたほうがいいと考え残しています。この件についてはひとまず作業が終了しています。
  • (竜巻さん2)指摘の点について修正しました。チャートをセルをわけた形に変更しました。フォントの絡みで作品名より年を先にしてあります。電王のように棒グラフの間に罫線が入る形は好まないので、wikitableを使用しないスタイルにしてあります。私の環境では崩れていませんがいかがでしょうか。なおせっかくチャート型ですので、詳しい人にはより詳しく、あまり興味の無い方にも視覚的にわかりやくという目的で、上半期下半期別の記載も加えてみました。この件についてはひとまず作業が終了しています。
  • (竜巻さん3)「世界観」「登場人物」「ストーリー」は検討しましたが、やはり1つの節の形として残しました。ただ「物語の構造」としていた節名を、無理に邦訳せずそのまま「プロット」に変更しました。1つの節にこだわる理由ですが「プロットを説明するための登場人物紹介」「プロットを説明するためのストーリー紹介」という括りにすると、自ずと登場人物節に書くべき内容、ストーリー節に書くべき内容が限定されてくると思うのです。現在の日本語版の殆どの作品記事にある登場人物節等は、本来、作品記事である親記事にあるべき内容ではないという思いがありまして。できれば英語版の秀逸記事のような形に変えていきたいという思いから、ここはプロット節に内包する形にこだわりたいです。なお、ネタバレテンプレートについてですが。現在「Wikipedia‐ノート:ネタバレ」でも議論になっているように、ネタバレテンプレートの使い方は悩ましいのが現状です。このテンプレートは、ネットの慣習であるネチケット的な意味合いをもあって2004年に作成されたもので、当時は英語版でも盛んに使われていましたが、現在は英語版では撤廃されています。日本語版で今後どうなっていくかはわかりませんが、私は個人的には百科事典としては少しずつ無くしていく形がいいのではないかと思っています。そうした意味で私は自分が編集している記事ではネタバレテンプレートは使用していません。ただサブカルチャーの記事、特撮の記事では、リード文の直下にこのテンプレートを配置することが標準的になっていますので、標準的な形に合わせるという意味合いで、竜巻さんのテンプレート貼付については反対はしません。この件についてはひとまず作業が終了しています。
  • (竜巻さん4)御指摘の「造形・玩具デザイン」については移動しました。なお子記事については今のところあまり積極的にかかわる予定がないのですが、親記事から削るのではなく子記事に書き足すことについては反対しません。この件についてはひとまず作業が終了しています(親記事について)。
  • (竜巻さん5)御指摘の件について修正し、新たに制作節としてまとめました。こちらに「ストーリーに込められたメッセージ」についてもまとめ「作品テーマ」と節を改題しました。今はストーリー節内にあった文をそのまま移動させただけですが、制作節に合わせて少しアプローチを変えたいと思っています。「作品テーマ」節については作業中です。その他の点についてはひとまず作業が終了しています。

以上です。ご確認ください。--Giftlists 2010年11月21日 (日) 02:03 (UTC)[返信]

コメント確認しました。指摘時と比べて大分見やすく、出典の確認も取りやすくなっています。作業ご苦労様です。ただストーリー節に関しては冒頭ではなくプロット節に設けるというのは良いとしても、節の中で世界観や登場人物節より下にあるのはちょっと違和感を感じました。これはせめてプロット節の冒頭に持ってくるのがより適切ではないかと考えます。また評価節の指摘についてですが、「勉強になった作品」「思い出に残る作品」等の紋切り型の持ち上げコメントしか無いのではちょっと記載がためらわれますね・・・。好意的なコメントの場合でももうちょっと作品に踏み込んだ言及があると良いのですが。海外だと賛否両論色々有益な言及が挙がってくるものなのですが、日本の場合は立場の弱い若手俳優や雇われ製作者側も自由にコメントしづらい面もあるようですし。現状の評価節の形でも最低限はクリアしていますし、当該部のこれ以上の加筆がハードルの高い要求であるようならひとまずはこの状態でも良さそうです(何年後かほとぼりが冷めた頃に専門誌や関係者のぶっちゃけ言及を期待する方向で)。引き続きのブラッシュアップを期待しています。--タールマン 2010年12月6日 (月) 23:38 (UTC)[返信]

報告(インデント戻し)あけましておめでとうございます。若干遅刻しましたが、保留分について修正をしました。

  • (タールマンさん4)評価節については、「商業的評価」と「作品評価」に分類しました。商業的評価の方で、玩具売上については若干情報量を増やしました。作品評価の方は、踏み込んだ批評は無い代わりに、表面的なものですが一応それらしいものをつまんでみました。「出演俳優/声優側の作品に対する評価・言及」については、レッドの俳優さんと、敵側のベテラン声優さんをお一人ずつピックアップして載せておきました(俳優さんのコメントはやはり似たり寄ったりのものが多いですので、一番まとまった発言をしているレッドの俳優さんお一人にしておきました)。仕上がりがやや微妙ですが、この件についてはひとまずの作業は終了しています。
  • (タールマンさん6)御指摘の挿入歌について、インタビューの元の発言を用いる形で簡単に加筆しました。ひとまず、この作業は終了しています。
  • (タールマンさん追加指摘)プロット節の順番についてですが、ストーリー、登場人物、世界観の形に合わせてみました。なお、節の順番変更に伴い、ストーリーを一部加筆しています(主に固有名詞系の説明部)。そのため当初より若干長めになってしまったのがやや不安ではあります(今の日本語版は長めのあらすじはばっさりカットされてしまうのが常ですので)。一年後に残っているといいのですが。ひとまず、この作業は終了しています。
  • (竜巻さん5)作品テーマ節については、節を変更したことからアプローチを変えようと思ったのですが、これはこれでありなのではないかという気もしてきたので、ひとまずマイナーチェンジにとどめました。ひとまず、この作業は終了しています。

以上、締め切りから1日遅れてしまいましたが、保留部について終了しましたので報告いたします。--Giftlists 2011年1月3日 (月) 16:50 (UTC)[返信]

コメント 遅くなってしまい恐縮ですが、該当部分を確認しました。全体を通して見ても、以前より確実に良いものになっていると思います。作業お疲れさまでした。--竜巻 2011年1月4日 (火) 03:42 (UTC)[返信]

報告(インデント戻し)査読いただきありがとうございました。標準の期限も過ぎていますので終了いたします。一人で構成を考えるよりも、こうやってアドバイスをいただけると、やはり違いますね。ありがとうございました。--Giftlists 2011年1月16日 (日) 08:47 (UTC)[返信]