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Wikipedia:査読依頼/銀象嵌銘大刀 20240921

明治時代初期に江田船山古墳から発掘された75文字の銀象嵌銘が刻まれた大刀で、古代史の希少かつ重要な文献資料とされています。研究史が長く論争の的となった経緯もあり、特に中立性に配慮しながらまとめてみましたが、必要な部分をまとめきれているか等、査読依頼でご意見を頂いて秀逸な記事選考に出すことを検討したいと考えています。皆様のご意見をよろしくお願いいたします。--のりまき会話2024年9月21日 (土) 09:03 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
執筆お疲れさまでした。国宝に指定された出土品のひとつについて歴史的経緯やその解釈について丹念に執筆されており、良質な記事として相応しいものに仕上がっていると思います。秀逸な記事の選考にかけることを検討されるとのことで気になった点をコメントしますが、専門外であるため見当はずれなコメントになる可能性もありますので、肯首できる箇所のみご検討頂けると幸甚です。
  • 記事のスタイルについて、文化財の記事ということで東京国立博物館のページに紹介されている程度の基礎情報についてはInfoboxテンプレートを用いて掲示しておくことが望ましいのではないかと思いました。{{Infobox artifact}}や{{基礎情報 日本刀}}などが流用できるかもしれませんが、使い辛いようであれば新しく作るのも有りだと思います。出典については{{Citation}}が使用されていないため、オンライン上からの詳細な書誌情報を確認するのにひと手間要するのが利用者目線だと不便に感じました。Reference Tooltipsのガジェットを有効にしている場合、{{Citation}}と{{Sfn}}や{{Harvnb}}などで出典を書くと、対象の書誌がマークアップされるうえに二重でポップアップされるためクリックする手間も省けるので、出典確認がかなり容易になります。(アースキン・メイ (初代ファーンバラ男爵)光厳天皇などの示し方が参考になると思います)
  • 基本的に知識が無い状態で読み進めるので、背景について解説している江田船山古墳節や発掘と収蔵の経緯節が形態節よりも先にあった方が理解がしやすいように感じました。また、銘文については{{Quotation}}などで装飾されていると見つけやすいので、検討頂けると嬉しいです。特に後半の解釈と評価節などでは銘文と解説を何度も見比べながら読み進めるので。
  • 研究史については国外の研究者と論争となったことで通説が覆ったのかどうかの結論がよく分かりませんでした。また、形態節には東野治之の釈読について批判があった旨が書かれていますが、研究史の節ではそれについて触れられていないのが気になりました。
  • 解釈と評価節では冒頭で上段、中段、下段と定義されていますが途中から前段、後段という表現が混在して解説されており、銘文のどの部分の解説なのかがよく分からなくなりました。銘文の評価節以降については大変詳しく、分かりやすい解説になっているものと思います。
ひとつの文化財についてこれほど詳しく書かれている記事は日本語版ウィキペディア上でもなかなか無く、かなり読み応えのあるものに仕上がっていると思います。個人的には秀逸な記事に相応しい充実度であると思います。--Gurenge会話2024年9月21日 (土) 13:49 (UTC)[返信]
Gurengeさん、どうもありがとうございます。取り急ぎ対応できる部分に対処してみました。テンプレートは日本刀のものは当記事には使いづらく、金石文用の新たなテンプレートを作成しても良いと思いましたが、碑文、刀剣、鏡などの金石文で汎用できるテンプレート作成は簡単ではないと考え、{{Infobox artifact}}を使用してみました。銘文に関しては{{Quotation}}を使うようにしてみました。また上段、下段と前段、後段の混在のご指摘、どうもありがとうございました。参考文献に合わせた上段、下段で統一いたしました。研究史に関しては、東野治之の釈読に対する具体的な批判を加え、また、国外の研究者との論争部分も加筆してみましたが、この部分はかなり内容的に神経を使うものとなっているので、更なるご意見、ご感想を伺えれば幸いです。
江田船山古墳節や発掘と収蔵の経緯節と形態節との順序の問題ですが、良質な記事である家屋文鏡金銅灌頂幡舟橋蒔絵硯箱などは形態節を先行させており、一方、埴輪 踊る人々螺鈿紫檀五絃琵琶などでは背景の解説部分を先行させていて、どちらが良いのか他の皆様のご意見も伺いたいと思います。出典については正直、現在使用している形式のものに慣れてしまっており、まずは今後の課題とさせていただければと思います。--のりまき会話2024年9月23日 (月) 02:54 (UTC)[返信]
返信 Infoboxの設置ならびに各種加筆修正ありがとうございました。さらに充実した記事になったものと思います。--Gurenge会話2024年9月23日 (月) 09:37 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など
初めまして。記事を拝読しました。日本史に全く詳しくない私でも分かりやすい記事になっていると思います。調査・執筆力に敬意を表します。内容に関するコメントはできませんが、僭越ながら、表記・リンクについて3点気になったことを記します。
  • 参考文献の示し方:かなり独特に感じました。
  • アンカーリンク:以下のアンカーリンクが機能していません。
    • 乙益 (1979) - 注43のみ
    • 亀井 (1979) - すべて
    • 熊本県文化財保護協会 (1986) - すべて(本文の江田船山古墳節にリンクされている)
    • 鈴木 (2024) - 注18以外
    • 森 (1982) - すべて
    • 若林 (1899) - すべて
      • Gurengeさんも紹介されていらっしゃいますが、{{Sfn}}系のテンプレートを用いると、手軽で簡潔にリンクできるので、個人的にお勧めです特別:固定リンク/101020463のように、勝手ながら変更するかもしれませんが……)
  • 曖昧さ回避ページへのリンク:できるだけ避けた方が良いと思います。
以上です。--Number Tea会話2024年10月14日 (月) 10:08 (UTC)[返信]
Number Teaさん、ご丁寧にどうもありがとうございます。アンカーリンク、並びに参考文献の並び方、そして曖昧さ回避のリンクの修正を行いたいと思います。申しわけありませんが、他の参考文献等の追加も検討していますので、当面{{Sfn}}系のテンプレートへの入れ替えは避けていただければと思います(正直、やったことがないので慣れていません……)。取り急ぎお返事いたします。--のりまき会話2024年10月14日 (月) 11:15 (UTC)[返信]
インデント戻します。参考文献の表記とアンカーリンクについては修正してみました。曖昧さ回避ページへのリンクですが、日置家に関しては内部リンクを張るのに適切なページが無かったので内部リンク自体を外しました。いかがでしょうか。--のりまき会話2024年10月16日 (水) 12:18 (UTC)[返信]
返信 ご対応いただき、ありがとうございます。