Wikipedia:秀逸な記事の選考/スレブレニツァの虐殺 20090405

スレブレニツァの虐殺[編集]

(ノート) 賛成/条件付賛成/保留/反対 3/1/1/0 この項目の選考期間は、2009年7月5日 (月) 1:40(UTC)(2009年7月5日 (月) 10:40(JST))までです。

《推薦理由》前回の選考(Wikipedia:秀逸な記事の選考/スレブレニツァの虐殺)では、大変有用なご意見をいただくことができました。これに沿って改稿を進めて参りましたが、前回の選考期間の間に改稿を終えることができないまま、終了となってしまいました。その後も改稿は続け、秀逸入りに向けた道筋が整ったように思いますので、再度選考にかけ、皆様のご意見をいただきたく存じます。まだ一部に改稿の終わっていない箇所もございますが、できれば虐殺事件の記念日である7月11日までの秀逸入りを目指したいと思います。--Peccafly 2009年4月5日 (日) 01:40 (UTC)[返信]

  • (賛成)前回の選考時点の最終稿と今回の新規選考依頼の開始稿の差分を見れば、明らかな通り、検証可能性が十分に担保されていること(私は前回のレヴェルでも十分OKだと思っていますが)、ジェノサイドの過程はもちろんですが、旧ユーゴスラヴィアのみならず、紛争調停の当事国であるオランダ、アメリカ合衆国の国内の政治対応、クリントン大統領のスレブレニツァにおける活動、国連への報告、法的手続きによるジェノサイドの認定といった国際政治学・国際法学の観点から書くべきことは十分に書いてあると認識しています。中東欧現代史における1つのメルクマールとして、今回のFA通過に関して賛成したいと思います。執筆、お疲れ様でした。--Tantal 2009年4月5日 (日) 01:55 (UTC)[返信]
  • (賛成)前回の選考にて、文章の質に問題があると判断し反対票を投じましたが、見事に改善されました。非常に大容量の記事ですが、よく整理された構造のなかに一貫した記述がなされており、秀逸の目安の他のポイントも満たされているものと判断できます。執筆と改善、お疲れ様でした。--ikedat76 2009年4月5日 (日) 02:30 (UTC)[返信]
  • (条件付賛成) ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の事件を丹念に追われていると思います。この地域に関しては全くの素人ですので、いくつかコメントいたします。
  1. チェック 概要の節:「宗教の異なるボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人の3民族が人口比率の上で拮抗」と書いてあります。拮抗していたからこそ、泥沼の内戦になったのでしょうが、当時の統計などでどのくらいの人口比か分かりますか?
  2. チェック 関連年表の節:太字とそうでないところがありますが、その理由は何でしょうか? またスタイルの問題ですが、出来事に関して「。」の有無が散見されます。これはどちらかに統一してください。
  3. 1995年7月: 虐殺の節~トゥズラへの到着の小節:「軍団の副司令官によると、第28師団は「第2軍団に敵対した」という。実際、第2軍団に対する不信はいまさらのことではなく、第28師団はスレブレニツァにて既に見捨てられたと感じていた」とありますが、(たぶん事実なのでしょうが)軍団の副司令官の手記か何らかの報告書による根拠があっての記載なのでしょうか?
  4. スタイルの問題:「…(がない)<ref>******<ref>」が散見されたり、全角数字を使用しているところが散見されます。これは修正してください。
  5. チェック スタイルの問題:本文中の何箇所かに「<ref>******<ref>。」でなく、「。<ref>******<ref>」になっているところが散見されます。特に{{Cquote2|}}でこの形式が多いようですが、その理由は何でしょうか?
  6. (追加)脚注と参考文献のすみ分けですが、脚注に書籍名やISDNコードまで書く必要性はあるのでしょうか? Peccaflyさんのスタイルがあると思うので、細かくは言いませんが、1の指摘の修正で久保(2003)p.170と書いてある一方、「脚注21『「民族浄化」を裁く―旧ユーゴ戦犯法廷の現場から』 岩波書店、日本、東京、2005年10月20日。ISBN 978-4004309734。」、「脚注22『久保慶一 『引き裂かれた国家―旧ユーゴ地域の民主化と民族問題』 有信堂高文社、日本、東京、2003年10月10日。ISBN 978-4842055510。」、脚注28『千田善 『なぜ戦争は終わらないか ユーゴ問題で民族・紛争・国際政治を考える』 みすず書房、日本、2002年11月21日。ISBN 4-622-07014-6。』、脚注29『日本国際連合学会 『人道的介入と国連』 国際書院、日本、2001年3月31日。ISBN 978-4877911065。』としっかり書いてあります。個人的な意見ですが、脚注は執筆者(発行年)引用ページ数くらいで、参考文献に書籍の詳細をしっかり書けばいいと思うのですが…。加えて、参考文献の書籍には久保(2003)が記載されていないので書いてください。
いずれにせよ、細かい点ばかりですが、修正が入り次第、条件付賛成から賛成に転じます。--Wushi 2009年4月5日 (日) 07:56 (UTC)--(1、2、5)について確認済み、6追加Wushi 2009年4月5日 (日) 09:17 (UTC)[返信]
(コメント)1につき、加筆いたしました。2につき、ボスニア紛争全体に関する主要な動きに対して、特にこの事件に深く関わる部分を太字にしていますが、再考の余地はあるかと思います。3につき、ソースを探す努力はしますが、私の理解できる言語(日本語、英語)で出典が見つかるかはすこし自信がありません。4につき、全角数字はカッコの誤入力でした。前半の脚注に関するご指摘は5とは異なるご指摘でしょうか。5につき、脚注タグの前に句点を置いているのは基本的にCquote文のみになっているかと思いますが、この発言全体がどこからの引用であるかを明示するつもりでこのような形式にしております。ご指摘をいただきまして、ありがとうございます。--Peccafly 2009年4月5日 (日) 08:34 (UTC)[返信]
コメント 早速の対応ありがとうございます。2、5について理由が分かりましたので、チェック をつけます。1も人口構成比が分かりましたので同様です。
4の前半について舌足らずでしたので、一例を挙げますと、ジェノサイドとしての認定に関する疑義の小節:「「ジェノサイド」には相当しないとする見方もある[173]」のところの文末に「。」が無いということです。3に関しては今後の課題となりますが、これがないとからと言って記事の質を大きく落とすという訳ではないので、4の前半と6が終わり次第、賛成に転じます。もう一回、文章見直してください。(細かくてすみません)--Wushi 2009年4月5日 (日) 09:17 (UTC)[返信]
賛成 上でWushiさんが指摘されている点はありますが、期間中には直ると思うので、賛成とします。査読も受けているので、質の良い記事と思うので、文句は少ないです。--蚯蚓 2009年4月13日 (月) 04:54 (UTC)[返信]
  • (保留): できれば賛成したいと思い、微力ながら校正作業を試みていますが、現状では賛成できないという考えに到り、こちらで保留意見をつけさせていただきます。最大の問題点は、記事の中心部分が英語版の翻訳に依っており、そのため(1) 英語版そのものに起因する問題があること、(2) 看過できない程度の訳の誤りが存在していることです。(1)について、英語版の記述の少なからぬ部分がICTYの判決などをそのままコピーして張り合わせている状態に思われます(例えばen:Srebrenica massacreの The massacre の節から適当なフレーズを取り上げて http://www.un.org/icty/krstic/TrialC1/judgement/ で検索をかけてみてください)。それぞれのもとの文章の著作権状態がはっきりしないので断言はできませんが(例えばICTYの判決はパブリックドメインでいいのでしょうか?)、現在の本文の状態では引用の要件を満たしていない部分が多数あると思います。切り張りでない部分については、出典があるべき内容にもかかわらず出典が判然としない部分が複数あります。ここをクリアしないと、政治的に微妙な内容だけに、ウィキペディアが誤った情報、偏った情報の発信源となってしまう可能性があります。(2) については修正が可能ですし、私もお手伝いしたいと思いますが、私の読解が常に正しいわけではありませんし、現状のまま秀逸な記事に認定することにはためらいがあります。この他、全体的に話が前後する点があり、また「概要」の節の大きな背景説明などは切り離すべきではないかなど、構成にも直すべき点があると思いますが、これについては秀逸な記事とするのに反対するほど大きな問題点ではないと思います。ただ、すでに指摘されていますが書誌情報の書き方には問題がありすぎます。参考文献と関連文献の違いもわかりません。脚注に引いている文献がどちらにもあがっていなかったり関連文献の方に上がっていたりしますが、これはどういうことでしょうか。これも主に上記 (1) に起因するものですが、英語版の脚注の書誌情報は書き加えた人がそれぞれ好きな形で書いており、形式がばらばらです。このような作業は膨大な手間と注意力を必要とするものであり、大変だと思いますが、せめて、同じ文献はそうとわかるようにすることをお願いしたいです。Aotake 2009年4月15日 (水) 15:12 (UTC)[返信]

(選考終了)選考期間満了のため、今回は見送りとなりました。--totti 2009年7月8日 (水) 21:09 (UTC)[返信]