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Wikipedia:秀逸な記事の選考/私作る人、僕食べる人 20200925

賛成/条件付賛成/保留/反対 1/0/0/1 この項目の選考期間は、2020年12月25日 (金) 14:08 (UTC)(2020年12月25日 (金) 23:08 (JST))までです。2021年1月25日 (月) 14:08 (UTC)(2021年1月25日 (月) 23:08 (JST))までです。

  • (推薦)約半世紀前に社会的な議論を巻き起こしたテレビCMについての記事です。秀逸な記事としては小振りだとは思いますが、各種資料にあたって、CM自体から女性団体による抗議、放送中止、社会の反応、後世への影響まで、必要な内容は一通り記述できたと思いますので、自薦いたします。半年前に良質な記事の選考は通過しておりますが、秀逸な記事に値する記事に仕上がっているか改めて査読していただけると幸いです。よろしくお願いいたします。--Semiprecious stone会話2020年9月25日 (金) 14:08 (UTC)[返信]
  • 賛成 読んでみて、特に問題点を見出せませんでした。賛成とさせていただきます。--Tam0031会話2020年11月5日 (木) 14:04 (UTC)[返信]
  • コメント 推薦者のSemiprecious stoneさんは12月11日に無期限の投稿ブロックを設定されています(現在解除依頼中)。--伊佐坂安物会話/履歴2020年12月14日 (月) 02:22 (UTC)[返信]
  • (お知らせ)賛成票が1票以上かつ他の票がないので選考期間を1か月延長しました。--Yapparina会話2021年1月2日 (土) 23:25 (UTC)[返信]
  • 反対 まず「文章や構成がよくまとめられている」「詳しくない読者にもその主題について理解できる」といった観点では問題がないと思います。しかし「中立性が保たれている」「必ず説明されるべき点が含まれている」という観点で疑問を感じますので、反対いたします。
    この記事は、しばしば「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」(以下、この会とその継承組織を、当事者が『行動する女たちが拓いた道』14ページで使用している略記に従い「行動する会」と記します)側の文献に基づき、「行動する会」側の事実評価をまじえた状態で事態の推移を説明しており、中立が保たれていません。
    例えば「「行動を起こす女たちの会」の主張を、揶揄・中傷するものするものがほとんど」という記述には、4つの文献が示されていますが、いずれも「行動する会」側から事態を見たものです。最初の(国広 2003, p. 30)には「当時の日本のメディアは,これらの抗議行動に対して,一斉に誹謗中傷やからかいの記事を掲載した」とあり、典拠として「行動する会記録集編集委員会編(1999)『行動する女たちが拓いた道─メキシコからニューヨークへ─』未来社の37-51ページ」を示しています。これは「行動する会」が出した本です。次の(治部 2018, p. 81)は「揶揄、中傷、からかい等」と書かれた(行動する女たちの会 1999, p. 37)を引用しているだけです。3番目の(梅原 1976, p. 217)は冒頭が「「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」を全否定する者たちに、呪いあれ!」で始まる(214ページ)全面的に「行動する会」側に立った記事ですし、4番目の(行動する女たちの会 1999, p. 37)は既に述べた通り「行動する会」が出した本です。さもいろいろな論者が「揶揄・中傷」と評したかのように見えますが、実際には全部「行動する会」側の主張であり、特に(梅原 1976, p. 217)以外の3件は全部(行動する女たちの会 1999, p. 37)が示されているようなものです。
    「揶揄・中傷…」の直前には「マスコミがこういう反応をしたのは、性的な役割分担=差別という主張が理解できなかったから」という意味の文がありますが、これも「行動する会」側の主張です(行動する女たちの会 1999, p. 37)。つまり、この段落はほとんどが「行動する会」側の事実評価でできあがっています。
    これでは「中立性が保たれている」とは言えないでしょう。反応の多くが揶揄・中傷だったというのは、実際の反応を読んでもそう思うので、現実とかけ離れてはいないと私は感じます。しかし反応した側は「揶揄・中傷」のつもりはなく、正当な批判を意図していたのかもしれません。こういう争いの記事で、事実経過の説明を一方の当事者の見解に基づいて書くのは問題があります。両者から一歩離れた視点で争いを見て、事実経過を説明している文献を典拠とすべきだと思います。
    中立性の問題はひとまず措くとしても「必ず説明されるべき点が含まれている」かという観点でも問題があります。この件でマスコミは、女性有名人に「行動する会」を批判させ(行動する女たちの会 1999, p. 38)、女性対女性の構図にして問題を矮小化しようとした、と指摘されることがあり、(梅原 1976, p. 217)も「上坂某というオバチャンに書かせている」と批判しています。上坂冬子との対立については『行動する女たちが拓いた道』でもページがさかれています。しかし、この記事ではコメントを寄せた人物の一人として出てくるだけです。「行動計画」への言及をめぐる両者の関係について説明すべきで、単に「揶揄・中傷」の一つとして挙げるだけでは不十分でしょう。
    以上のように、秀逸な記事が満たすべきとされている6つの要素全てを満たしているとは言えませんので、秀逸な記事に掲載するのにふさわしい記事とは言えません。--西村崇会話2021年1月24日 (日) 11:12 (UTC)[返信]