Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ばらずし (丹後地方) 20200802
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ばらずし (丹後地方) - ノート
[編集]選考終了日時:2020年8月16日 (日) 06:14 (UTC)
- (推薦)箱寿司からちらし寿司への変遷過程を残す伝統料理の記事です。画像提供依頼数件が解消されていませんが、文献資料はほぼ調べ尽くした感があり、題材の内容は十分に記載されているものと思いますので、推薦します。ほぼ自薦になりますので、投票は控えます。--漱石の猫(会話) 2020年8月2日 (日) 06:14 (UTC)
- 賛成 単なる一料理の記事としてだけでなく、郷土文化の記事としても充実していると思います。ところで、タイトルは曖昧さ回避のカッコつきではなく、「丹後ばらずし」としてしまってもよかったのではないでしょうか。ざっと検索したところ、「丹後ばらずし」は、自治体などの日本遺産紹介ページでも使われているようだし、少なくとも、ある程度公式に使用されている名称、とは言えると思います。まあ別に改名が必要とまでは言いませんが。また、文献等で追える限りで構いませんが、できれば、発祥地や伝播の経路や内容の変化などの歴史的な経過をまとめた節が欲しいところです。
- 写真
-
- ばらずしの写真はおそらくご自宅で作られたものでしょうが、郷土料理らしくてよいと思います。ただ、撮ってくださったのはありがたいですが、構図をもう一工夫していただきたかった写真があります。
- §4.1 調理法: 断面の写真
- 最初から断面を見せる意図で撮った写真だと思いますが、あいにく撮影角度が高過ぎて二段になっている様子がよくわかりません。真横から撮っていただければよかったと思います。
- §4.2 具材:食材の写真
- §2 特徴節 にあるように「がんぎ」を使う主な理由が断面の形である以上、「がんぎ」の断面がわかるように撮っていただければよかったと思います。
- 冒頭部
- 「「丹後ばらずし」として日本遺産丹後ちりめん回廊の構成文化財に認定された」
- 日本遺産に関してはこれ以上のことが書かれていませんが、構成文化財に認定されたいきさつの説明はこの記事に必要な情報と思います。出典はリンク切れで詳細は不明ですが、最初からリストに入っていたわけではなく、後から追加認定されたらしいので、なおさらいきさつについての説明がほしいところです。 独立節として記述するか、もしくは§5「つくる機会・食べる機会と、伝承のかたち」節に加筆していただければと思います。
- §4.1 調理法
- 「かつてのばらずしは、まつぶたにつめた後に...(中略)...現在は重しは使われず、作り手により...」
- この種の記述ではいつも問題になるところですが、「かつて」「現在」のようにすぐに古くなる表現は使わず、具体的にいつ頃のことなのか、もう少し明示的に書いた方がよいと思います。もちろん特定の日時をピンポイントで指定できるような事項ではないので、たとえば「1960年代終頃まではまつぶたにつめた後......1970年代にはすでに重しは使われず...」などの記述で十分です。
- 「重しで押して熟成させていた[21]。嗜好の理由以前に、長く保存するためには空気を抜く必要があった」
- 熟成時間はどれくらいだったのでしょうか。またどれくらいの時間まで保存されたのでしょうか。さすがになれずしのように月や年単位で熟成・保存されたとは思えませんが。
- §5 つくる機会・食べる機会と、伝承のかたち
- 「丹後王国「食のみやこ」で開催された「京丹後食の祭典」では、...(中略)...多くの参加者を集めた[32]」
- いつ開催されたイベントなのでしょうか。出典元を見ても書かれていませんが、開催日時の記載が必要です。
- §6.1 さなぼり
- 「田植魚」
- おそらく、次の「さなぼり」と同様に全国的に広く知られている民俗なのでしょうが、民俗学に詳しくない私には初見の単語でした。「さなぼり」と同様に注釈が欲しいと思います。なお、「さなぼり」の注釈も同じですが、こういった注釈にも出典は必要です。
- §脚注
- 6.17.18.
- 書誌情報が不足です。ウェブサイトのタイトルだけ書いてあってもURL打ちっ放しとほとんどかわりません。{{cite web}}を使わない場合でも、最低限度
publisher
とaccessdate
に相当する情報は書いてください。6はリンク切れしているので、信頼できる情報源なのかどうかさえ確認できません。
- 書誌情報が不足です。ウェブサイトのタイトルだけ書いてあってもURL打ちっ放しとほとんどかわりません。{{cite web}}を使わない場合でも、最低限度
- 返信 コメントありがとうございます。ひとまずリンク切れ箇所については他の出典がついているので除去し、脚注の不足2件は発行者を記載しました。写真についてはそのうち、食べる機会に撮影しなおそうと思います。名称については議論になったことがありますので、「ノート:ばらずし」をご覧ください。その他、文章について、ご意見を参考にいくつか修正しました。
- 日本遺産選定について
- ひとまず§5「つくる機会・食べる機会と、伝承のかたち」節に、選定理由を含めて加筆しました。この節は雑多になってきているので、「つくる機会・食べる機会」と「伝承のかたち(歴史)」は分けたほうがいいのかもしれません……。他の修正が済んだ後、ちょっと考えてみようと思います。
- 調理法について
- 「かつて」は各家庭への冷蔵庫導入以前と推測されますが、各家庭ばらばらの時期と思いますし、冷蔵庫云々は後述しているのでそのまま残し、「現在」の表現は「21世紀初頭」と改めました。
- 保存のための熟成時間について触れている記述を見たおぼえがないのですが、保存食という位置づけの料理ではないので、現代の一般的な押し寿司と同様に3日程度ではないでしょうか。空気を含むちらし寿司よりは1~2日長いといったところではないかと推測します(個人の見解です)。
- 丹後王国食のみやこのイベント日時について 他
- これについては最近、図書館の新聞スクラップブックで記事を見たおぼえがありますので、典拠を付けて加筆できると思います。盆休みになりましたら、確認してこようと思います。その他、注釈の出典についても、それぞれの文献を改めて確認する必要があるので追々加筆します。
- --漱石の猫(会話) 2020年8月5日 (水) 12:48 (UTC)
- 賛成 写真が結構揃っていて良い感じです。いろいろな角度から解説されていて良い記事だと思います。--Tam0031(会話) 2020年8月6日 (木) 15:32 (UTC)
- 賛成 :詳しく知らない者として、多数の出典と写真にもとづく説明が分かりやすかったです。派生料理の紹介や興味を引く参考文献もユニークだと思いました。 --Moke(会話) 2020年8月9日 (日) 03:00 (UTC)
賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031(会話) 2020年8月11日 (火) 13:39 (UTC)