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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/スー・ゲートウェイ空港 20180627

選考終了日時:2018年7月11日 (水) 13:47 (UTC)2018年7月25日 (水) 13:47 (UTC)

  • (推薦)現行版の大半を書いたので自選になるかと存じます。主題はアメリカの地方空港です。日本では、ユナイテッド航空232便が不時着した空港としてご存知の方もいるかと思います。事故のことはもちろんですが、歴史・設備・就航路線と空港について一定の説明をできたと考えております。皆様からご意見やご助言をいただけますと幸いです。--Mogumin会話2018年6月27日 (水) 13:47 (UTC)[返信]
  • コメント 空港の記事としてはかなり優れたものになっていると思います。ただ、まだいくつか疑問点があります。以下のことについて、全部とは言わずとも、いくらかでも補う必要があるかと思います。--Tam0031会話2018年6月28日 (木) 15:13 (UTC)[返信]
    • 冒頭定義節、「空港の旅客輸送量(搭乗者数)は2015年が26,104人、2016年が36,413人である」とありますが、この文章だとまるで、2016年の1年間で36,413人しか搭乗者がいないように読めてしまいます。1日平均の搭乗者数ですよね? 何らかの補足が必要だと思います。
    • 開港時点で3本の滑走路があったとあり、1944年時点の陸軍飛行場の図面でも3本描かれています。しかし今は2本のようであり、そうであればどこかの時点で滑走路の改修などが行われているはずですが、解説にはないようです。
    • 第二次世界大戦前の開港時、ミッドコンチネント航空が就航していたそうですが、大戦中の陸軍航空基地として使われていた時代にも、引き続き民間路線が就航していたのでしょうか。アメリカの航空史を考えると、第二次世界大戦中は民間航空は休航になっていたのではないかと思うのですが、今の記事だと大戦後にもそのままミッドコンチネント航空の話が出てくるので、そのまま就航していたかのように見えます。
    • 「スーシティ空軍州兵基地」の節と「州兵部隊の再編」の節を読めば、簡潔ではあるものの、ここに駐留する州兵空軍の装備が改変されていく様子はある程度伺えます。これに対して、民間航空の動きの説明はあまりに少ないのではないでしょうか。ブラニフ航空がこの空港でジェット機を初めて運用した話が出た後は、事故の話を除くと、急にサーブ340を使っている話、つまりジェット機がいなくなった話になっており、また航空会社もノースウエストとトランスワールドにいつの間にか変わっているようです。これ以降は一応、トランスワールドがアメリカンコネクションになっていったん撤退、ノースウエストがデルタになって撤退、アメリカンイーグルが就航、と説明されているので、現行の就航路線がアメリカンイーグルだけになっていることにうまくつながっていると思うのですが。
  • コメント Tam0031さん、早速のコメントありがとうございます。若干ですが本文を修正し(差分)、以下の通りご回答いたします。
    • 旅客輸送量---出典を再確認しましたが、年間でこの人数ですね。日本の多良間空港と同程度紋別空港種子島空港に近いですね。リージョナル機が1日2便の「搭乗者数=利用者の約半分)なので、妥当な数字かなと思います。日本の地方空港の感覚だとだいぶ少なく感じますので、「年間旅客輸送量」と明記してみました。(すみません、統計の撮り方の違いを勘違いしていたので訂正--Mogumin会話2018年6月29日 (金) 14:52 (UTC)[返信]
    • 滑走路の閉鎖時期---滑走路22/04の閉鎖時期ですが、なかなか情報を見つけられず、ユナイテッド航空232便の事故調査報告書に閉鎖年があったので最低限の記載だけできました。本当は閉鎖月日やその理由も分かると良いのですけどね。
    • 第二次世界大戦中の運航---確認できた文献では大戦中の運航状況が書かれていないですね。平時のような運航はできなかったとは思いますので、資料が見つかれば記載したいと思いますが、見込みは立たないです。
    • 民間航空の動き---実は私も同じように感じていて、戦後から2000年ごろの動きを調べました。しかし、入手できる文献に限界があり、どうにか今の形に収めたという状況です。こちらも適切な資料があれば追記したいですが、手がかりがない状況です。
以上です。アメリカの小さい空港のことを日本から調べるのは、このぐらいが限界かなと感じます。現地の図書館でも行けば分かることはあると思いますが、そこまで行動するのは難しいです。ときどき英語版も覗いて、加筆されていれば翻訳したいです。--Mogumin会話2018年6月29日 (金) 14:24 (UTC)[返信]
  • コメントまだいろいろと書くべきことがあるように思います。特に歴史節に関してはもう少し整理および加筆が必要だと思います。また、歴史節では、旅客空港としての話題と空軍基地として話題が交互に出てきますが、正直言ってこういうスタイルは読みにくいです。旅客空港の話題と空軍基地の話題は、管理・運営などでどうしても両者について同時に触れなけばならないような話題は別として、できれば別の節として分けた方がわかりやすいと思います。
管理・運営団体について
空港を管理・運営している組織はどこなのでしょうか。冒頭のinfoboxに、「所有者 Sioux Gateway Airport Authority」とありますが、これは公営(州または国)による管理財団のようなものでしょうか。現在はこの団体が管理・運営しているのでしょうか。それとも、昨今ではよくあるように、当団体は所有しているだけで、管理・運営はどこかの民間団体や法人に委託しているのでしょうか。現在の管理・運営組織だけでなく、歴史的な管理・所有者の移り変わりについても、歴史節に書くか、あるいは小節にまとめて欲しいと思います。特に、次に述べるように所有権や管理・運営権に関する空軍との関係がよくわからないので、軍との関係がわかりやすくまとめてあると良いと思います。以下の具体的な文章に関するコメントでも「1.2 スーシティ空軍州兵基地」での疑問点はこのあたりのことに関連する疑問です。
軍との関係
Tam0031さんの疑問ともかぶりますが、1941年には軍へリースされた、とありますが、これは敷地や設備を含めて全面的に軍にリースしたということでしょうか。つまり旅客空港や貨物空港としての機能は完全に閉鎖され、路線も廃止され、戦後再開されるまでは空軍基地としてのみ使用されていた、ということでしょうか。§1.2「スーシティ空軍州兵基地」節を読む限り、戦時中と戦後しばらくの間、当空港は軍事基地としてのみ使用されていたような印象を受けます。そうだとすれば、旅客空港として再開したのはいつなのでしょうか(事故の記録を見ると少なくとも1951年には再開していたようですが)。もしそうでないのであれば、戦時中や終戦直後の時代に就航していた民間航空路線についての解説も欲しいところです。
空港アクセスについて
スーシティの中心部(もしくは周辺の主要都市)からの空港アクセス手段は何があるのでしょうか。バスや鉄道路線などの公共交通機関があるのでしょう。あるいはアクセス手段としては自家用車もしくはタクシーを利用するしかないのでしょうか。
利用圏について
利用者の圏域はどのあたりまで広がっているのでしょうか。利用するのはほとんどスーシティ市民(およびスーシティ周辺に用のある外来客)だけなのか、スーシティの属するウッドベリー郡を含む周辺の数郡あたりまでか(さすがにアイオワ州西部全体とまではいかないと思いますが)。
土地リースについて
ユナイテッド航空232便不時着事故の救助活動節には「トウモロコシ畑として空港の土地をリースしていた」とありますが、当記事にはまったく記載がありません。これについても例えば、いつ頃、なぜ、誰にリースを始めたのか、などの解説が欲しいと思います。また、そういうことをやっているのなら、空いている他の土地や施設等についても同じようなことをやっているのではないかと想像しますがどうでしょうか。
§ 1.2 スーシティ空軍州兵基地
  • 「1945年12月、任務完了に伴いスーシティ陸軍航空基地は閉鎖されたものの、」
スーシティ陸軍航空基地の「任務」とは何だったのでしょうか。前節には、真珠湾攻撃から数か月後に基地の建設が始まった、とあるので、太平洋戦争のための出撃基地の一つ、と解釈できますが、前節の最後に「スーシティ陸軍航空基地は、B-24やB-17爆撃機の乗員養成拠点の1つとなった」とあるので、出撃基地というよりパイロットの訓練施設だったのかな、とも思います。
  • 「空軍予備役の基地」
軍人軍用機軍用車両軍艦などに関しては「予備役」も普通に聞く言葉ですが、軍事基地の予備役とは初耳です。軍事基地に対しても「予備役」という言葉および実際に予備役としての運用があるのでしょうか。軍事関連は詳しくないので、軍事関係では常識のことであればすみません。
  • 「1948年、スーシティは戦時資産管理事務局(英語版)から飛行場の権利放棄証書を受領した」
唐突に出てきた「戦時資産管理事務局」なる団体は、どこが運営している(たぶん連邦政府のどこかの省庁と思われますが)何のための団体なのでしょうか。名前からすると、少なくとも第二次世界大戦以降に創立されたものだと思われますが、この団体が戦争中に、当時の管理団体から当空港に関する権利を譲渡された(あるいは半ば強制的に譲渡させた)ということでしょうか。また、この「権利」というのは所有権のことでしょうか。それとも管理・運営権のことでしょうか。あるいはそれらを含めたすべての権利でしょうか。
§1.5 "SUX" 論争
この節の内容は、歴史節に含めるよりも、単独の節にすべきものだと思います。歴史節の中でもこの小節だけ浮いている感じがします。
§1.6 州兵部隊の再編
  • 「しかし、世界情勢の変化に伴い、スーシティの基地に求められる役割も変化した」
前の「任務」と同様、以前の「求められる役割」とはどんなものだったのか、また、それがどんなものに変化したのか、本節の記述では具体的なことがわかりません。
§2 設備
駐車場はあるのでしょうか(アメリカの空港なら当然あると思いますが)。あるとすれば、場所や収容台数などは?
以上、全体的なことと細かい部分についてコメントいたしました。たしかに日本にいてアメリカの地方空港のことを詳しく調べるのは困難だと思いますが、アメリカは公文書のオンライン公開なども日本より進んでいるはずなので、そういったものを参照すれば、運営組織や空港としての機能の変遷についてはもう少し詳細な情報が得られるのではないでしょうか。--Loasa会話2018年7月8日 (日) 10:48 (UTC)[返信]
コメント Loasaさん、細かく見てくださりありがとうございました。対応できたことはごくわずかですが、以下の通り回答します。
  • 管理・運営団体について–Sioux Gateway Airport Authority は英語版をそのまま持ってきましたが、正直よくわからないです。アイオワ州法 Chapter 330A に基づき設置された組織ということまでは分かりました。しかし、市との関係(業務や責任の切り分け)がいまいちよく分かりません。アイオワ州スーシティの条例[1]を見たのですが、空港の理事会 (Board) の規定はありますが、Authorityが全く出てきません。現存するのかも分からなくなってしまったのと、別文献でも市がownerと書かれていたので、そう修正しました。
  • 軍との関係–書きたいのは山々ですが、入手できたわずかな資料でも書いてあることが食い違っているように見えるのですが、これは資料が間違っているのか、あるいは短期間で色々な変化があって各資料がその一部分を書いているのかすら分かりません。申し訳ありませんが私の力不足です。
  • 空港アクセスについて–文献で高速道路に触れていたので追記しました。それ以外は情報が見つかっておりません。
  • 利用圏について–出典として使えるような情報は見つけられておりません。
  • 土地リースについて–いつ頃、なぜ、誰にリースを始めたのでしょうね。。。初版投稿前から探しているのですけどね。私も知りたいです。
  • スーシティ空軍州兵基地
    • 「任務」:出典の表現をそのまま用いたので、現段階でそれ以上具体的には分かりません。
    • 「空軍予備役の基地」:出典を直訳したものです。内部リンクを追加しました。
    • 「1948年、スーシティは戦時資産管理事務局(英語版)から飛行場の権利放棄証書を受領した」:出典の表現をそのまま用いました。「戦時資産管理事務局」が関わった時期、および「権利放棄証書」の内容は現段階で分かりません。権利放棄の内容を補うため、続く文にて別文献で確認できた「アメリカ軍所有の施設や設備の所有権が市に移った」を書きましたが、誤解を招くようでしたら「1948年、…受領した」の文を削除します。
  • "SUX" 論争–セクションを改めました。
  • 州兵部隊の再編–出典の表現をそのまま用い、かつ出典にはそれ以上の説明がないので「求められる役割」の詳細までは分かりません。
  • 設備–駐車場があることは分かったので追記しました。信頼できる情報源で台数を確認できなかったので、存在することのみ記載しました。
オンライン公開されている公文書というのが具体的にどういう内容か分からないので、この先は資料を見つけたり読み解いたりできる方に改稿をお願いしたく思います。歴史節が読みにくいという点につきましても、今持っている材料で私が読みやすいと考えた流れにしましたが、これにこだわるつもりはありません。ただ、どう変えると良いのか分からなくので、この先はLoasaさんの読みやすいように改めていただければと思います。百科事典の空港の項目というのは、考えていたよりもかなり色々と解説しないといけないことが分かりました。記事の改善は不十分ですが、様々なご意見・ご助言いただくことができ、私としては大変有意義でしたのでとても感謝しております。--Mogumin会話) 2018年7月13日 (金) 16:14 (UTC)誤記訂正Mogumin会話2018年7月14日 (土) 04:37 (UTC) [返信]

選考終了時点で賛成票2票のため今回は見送りとなります。選考にご参加くださった皆様、ありがとうございました。--Mogumin会話2018年7月26日 (木) 21:20 (UTC)[返信]