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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/宇治山田空襲 20150211

選考終了日時:2015年2月24日 (火) 23:01 (UTC)

  • (自動推薦)2015年1月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2015年2月10日 (火) 23:01 (UTC)[返信]
  • 賛成 空襲に関する記事はまだまだ内容的に不十分なものが多いように見受けられますが、その中でこの記事は毎回の空襲の被害状況をきちんと調べ、戦後の社会への影響などについてもきちんとまとめられており、見本になる内容になっているものと思います。--Tam0031会話2015年2月12日 (木) 16:30 (UTC)[返信]
  • 反対 良くまとまった記事だと思いますが敢えて反対票を投じます。理由は以下。以下二点が修正されれば賛成に転じたいと思います。
  1. 明治以降の伊勢神宮参拝客増加について、国策の「神道国教化」によるものであるとのみ記されていますが、疑問です。明治期の「神道国教化」(いわゆる国家神道)については最近歴史学界で研究が進んでおり、政府内部での足並みも揃わず、昭和戦前のような極端なものとは様相を異にしていたことが明らかになっています。この記事は現在ではほぼ否定されている村上重良説の国家神道に寄りすぎているように思います。参宮線などの鉄道網の発達による参拝客増加も一因なのではないでしょうか?そこを書くともっと良いように思います。
  2. 文章が少々わかりにくい。私は神道の門外漢ですので、空襲で焼失した神社の建物がどんなものなのか分かりにくいように思いました。例えば「宿衛屋」というのは警備員の人が寝泊まりする仮小屋のようなものなのか、それとも恒常的な社務所のような建築なのか、そこの付記が必要だと思います。伊勢神宮に付随する摂社も焼失しているようですが、これもほこら程度のものなのか、一般的な街の神社くらいの社殿があるものなのか、ちょっと分かりにくいです。

--松平俊介会話2015年2月14日 (土) 01:18 (UTC)[返信]

  • コメント大きな問題というほどでもないのですが、出典が示されている部分で、何箇所か、同じ系統の気になる点がありました。事実の解釈・評価・因果関係に言及している部分で、その解釈が一般的なものなのか、その出典の著者ただ一人によるものなのかが、判然としない傾向があります。複数の出典が同じことを述べている(同じ場所に複数の異なる出典がつく)とか、高次の出典である(A氏による解釈をB氏が引用している)ことを示すとか、あるいは表現を改めるということはできないでしょうか。つまり、「○○だ[出典△]」ではなく、「△によれば○○とされる[出典△]」というふうにです。
私自身が直接出典にあたっていないので、やや言いがかりっぽい感じもしますが、1・3・4については出典が個人名での著作物であり、特に3・4は「伊勢神宮の神職」による著作(言ってみれば当事者)であり、「事実」はともかく、「解釈」に関してはこの方の主張だけを書くのはフェアではないようにも思います。
  1. 上で松平俊介さんが指摘していることと一緒なのですが、明治以降の神道国教化が参詣客の増加の原動力だ、ということが書かれています。「統計のある」あいだだけでも、1897年から1945年まで約50年もの期間があり、明治維新から数えると80年ほどの期間があります。これだけ長い期間の出来事をシンプルに「国教化」だけで済ませてしまうのは早計であるようにも思えます。[利用者:Touryuuuan|松平俊介]]さんは参宮線の整備を一例にあげていますが、参詣客が全国からやってきたのであれば、全国的な交通網の整備なんかも要因になるでしょう。その「全国の交通網の整備」が「国教として伊勢に参詣に行くため」行われたのでなければ、「国教化」だけが要因とは言えません。ほかの全国各地の観光地の来客は増えていないのに、伊勢神宮だけが唯一全国で伸び続けた、というのであればともかく、ほかの全国各地の人の往来も同じように増えているのであれば、これもやはり「国教化」だけが伊勢の参詣客の増加の要因ではないということになります。出典が、こうしたことを考慮した上で・もしくはすっ飛ばして「国教化が要因だ」と言っているのであれば、「○○によれば××とされる」というふうに叙述すべきかなあと思います。反対に、単に因果関係に言及せずに「参詣客が伸びた」とだけ書くという方法もあるでしょう。
  2. 「緊迫した7月」で、「未だに謎のままである」というあたりが、やや修辞過剰な印象があります。「公開されていない」とか「調査が行われていない」とか「明らかにされていない」という程度でいいのでは。
  3. 「7月28日・29日、最大の空襲」の後段では、『「奇跡」』『「ご神威」』というくだりがあります。「」つきで表現することで、一定の距離を置いていることはわかるのですが、結局これでは“狙いが正確なはずの焼夷弾がそれた”ことが「奇跡・神威」と言っているのに等しいようにも感じます。「吸い込まれるように」にも「」はあるべきでしょうし、“狙いが外れたことを、神社では奇跡や神威だとみなした”というような、より第三者な表現が好ましいように思います。
  4. 「空襲後の状況」で「反動である見解がある一方、・・・影響している」と、片方は「ひとつの見解」にすぎないのに他方は「事実」であるような書き方になっています。
  5. これは「良質」の条件として必須というわけではないのですが、これぐらい地名が登場する記事になると「宇治山田」の地図が欲しいところではあります。--柒月例祭会話2015年2月17日 (火) 03:41 (UTC)[返信]
  • コメント初版執筆者です。皆様のご意見ありがとうございます。ご指摘いただいた点に関して、いくつか修正いたしました。
    • 参拝者数増加の要因については、別の文献を用いて交通機関の発達を追加しました。
    • 戦後の参拝者数の減少については「社会の混乱」を主要因とし、既述の2要因は見解の1つ、というように修正しました。
    • 「未だに謎のままである」・「吸い込まれるように」は別の表現に改めました。
    • 神宮関係の建物については注釈の形で解説を付けました。摂社等は、本文中に登場するものに関しては「一般的な街の神社くらいの社殿」を有していますが、清野井庭神社の画像を示すことによって説明は省略しました。
    • 地図は作成中です。--Miyuki Meinaka会話2015年2月23日 (月) 06:00 (UTC)[返信]
  • 賛成 他の地方の空襲記事と比較して被害状況についてよく書かれてあると感じますし、空襲後の状況についてもある程度まとめられていますので。表現も改められているみたいですし、問題点は見当たりません。--たいすけ55会話2015年2月23日 (月) 15:54 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成2票、反対1票の為、今回の選考では見送りになります。--ぱたごん会話2015年2月25日 (水) 14:56 (UTC)[返信]