Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/本郷温泉 20180512
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選考終了日時:2018年5月25日 (金) 16:32 (UTC)
- (自動推薦)2018年4月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2018年5月11日 (金) 16:32 (UTC)
- コメント 「旅館」の節ですが、出典が地区の案内看板というのは検証可能性の観点からあまりよろしくないのではないかと思います。節中の特記事項の出典に本郷町誌が用いられていますが、こういった資料を元に旅館について記述することは難しいでしょうか。--totti(会話) 2018年5月15日 (火) 08:23 (UTC)
- コメント全般的には丹念に調べよく書かれた記事と思います。地域史としておもしろいです。画像を拝見すると執筆者ご自身で現地も探索なさったようで、楽しそうでうらやましいとも思いました。廃れた銅鉱山の水と言われると、ふつうは鉱毒、被害とかの方向に進みそうな感じがしますが、いい方向にいったのですね。
- ただ、tottiさんがご指摘のように、「旅館」節は蛇足に思います。まず確かに情報源として少々難があります。検証可能性としてはいちおう可、信頼できるかという点では難(詳細はWikipedia‐ノート:出典を明記する/過去ログ10#現地案内板についてなど。)という感じ。「地区の案内看板」がどのようなものかはわかりませんが、地区の地図のような看板って、お金を払って掲載してもらうタイプのものがよくあります。記事の中で使われている、町の教育委員会が出してる案内看板とはちょっとスジが違いそう。また、「今はアパート」とかの「現地で見てきた情報」が混入しているようでもあります。一般に温泉地の記事でも、個別の温泉施設を固有名詞を列挙していくことはあまりない(はず)です。(普通は宣伝との兼ね合いもあって旅館名を個別に書くことが憚られるでしょうから、本件のようにもはや宣伝の心配もないような場合にはあまり問題ではないかもしれませんが。)その旅館が温泉地の発展に特別な役割を果たしたというようなケースでなければ、必要のない情報(名鑑・無差別な収集あたり)と言えそうです。少なくとも、情報源に難がある状態で書くほどのことではないかと。(「ウィキペディアよりもトンガッてる素晴らしい個人サイト」に置くべきような内容と感じます。)
- でも「広島県最大の温泉地」だったならば、その時代の文献(中国地方の観光本とか)にあたれば、検証可能性の点では「現地に残る看板」よりは向上する何かが出てきそうとは思います。私は広島県は守備範囲外なので持ってないのですが、これこそ『広島県大百科事典』(1982年)、『角川日本地名大辞典』(1987年)、『日本歴史地名大系』らへんにあたると、何かありそう。その流れでなにかしら「固有名詞の列挙」以上のエピソードが出てくるとまた楽しい。
- 私もいくつかの温泉地の記事に関わって感じたのですが、「旅館の軒数」って、いろいろな情報源からのかき集めになるかもしれないですけど、1950年には何軒、1960年には何軒・・・というように変遷を追えると、温泉地の衰亡が直感的に把握できていいと思います。ただ悩ましいのは、どうも軒数のカウントの仕方がビミョーで、ガチな軒数の場合と、○○旅館組合の加入軒数とかの場合があって、「いろいろな情報源からのかき集め」がしにくい。また、「軒数」だけでなく「収容人数」も追うべきなんだろうけれど、これはさらに難しい。
- 「源泉」や「泉質」も同様で、たいていの温泉地では源泉がいくつも(数十とかのレベルで)あり、源泉毎に温度や泉質が違う。おまけに年代によって使う源泉が変わったりする。なので、本を5冊見ると5冊とも違うことが書かれている感じで、なかなか悩ましいと思います。
- ひとまず「コメント」としましたが、当座は「旅館」節がクリアになれば、良質な記事として賛成できるものと思います。--柒月例祭(会話) 2018年5月18日 (金) 06:45 (UTC)
選考終了時点で賛成票なしのため見送りとなります。--Loasa(会話) 2018年5月26日 (土) 06:21 (UTC)