Wikipedia:Good article criteria
表示
このページは英語版のWikipedia:Good article criteriaの2009-08-18T23:40:02の版を翻訳・補足したものであり、日本語版で正式採用されているものではありません。 |
良質な記事とは、秀逸な記事の基準にまでは達していないものの、十分な記事(satisfactory article)のことです。良質な記事の基準は、適正な記事(decent articles)かどうかを評価します。ウィキペディアの「最高の記事」を選ぶためにある、秀逸な記事の基準ほど厳しくはありません( Wikipedia:秀逸な記事の選考#秀逸な記事の目安および良記事と秀逸記事の基準比較(英語版) 参照)。
良質な記事とは?
[編集]良質な記事 とは—
- よく書けている:
- 事実関係は正確かつ検証可能:
- (a) 出典はすべて、レイアウトのスタイルマニュアルの定める出典を書くための節で、すべての情報源が明記されている
- (b) 直接引用文や統計情報、公表された意見、冒険的と見なされかねない斬新な見解や意見の分かれる見解、存命人物に関する議論となりやすい題材については、信頼できる情報源による参考文献が、本文中で参照されている。科学分野の記事については別に定める(en:Wikipedia:Scientific citation guidelines[2])[3]
- (c) 独自研究を含まない
- 広い範囲をカバーしている:
- (a) 題材の主だった側面には言及している;[4]
- (b) 不必要な細部に拘泥することなく、焦点を主題に絞り続けている(長い項目の細分化した記述は、分割してサマリースタイルだけを残し、{{Main}}で子記事に誘導する:Wikipedia:サマリースタイルを参照)
- 中立的な観点: 公正で偏向のない視点から書かれている
- 安定している:日々、編集合戦や項目をめぐる論争によって著しい改変が繰り返されていない [5]
- 画像が掲載されている(可能な場合): [6]
- (a) 画像に著作権状態に応じたタグが貼られている
- (b) 画像は項目の主題にふさわしく、適切なキャプションをつけられている.[7]
「良質な記事」の対象にならないもの
[編集]- 一覧記事、ポータル、音声ファイル、画像ファイル: Wikipedia:秀逸な一覧、Wikipedia:秀逸な画像がありますので、そちらへ推薦できます。(英語版にはWikipedia:秀逸なポータル、Wikipedia:秀逸な音声もあります)
- 曖昧さ回避、スタブ: 基準に達しえません。
- 秀逸な記事: 良質な記事が秀逸な記事になった場合、良質な記事からは除外されます。
関連ページ
[編集]- en:Wikipedia:Compare Criteria Good v. Featured 良記事と秀逸記事の基準比較
- en:Wikipedia:Reviewing good articles GAに向けた記事のレビュー方法についての詳細
脚注
[編集]- ^ スタイルマニュアルで求められるこれ以外の要素遵守は、良質な記事に必須ではありません。
- ^ (訳注)en:Wikipedia:Scientific citation guidelinesの概要:定説の出典には教科書や総説を用いる、原著論文や題材の名称を定めた文献、数値の出典を示す(原著論文が古くて誤りを含む等のため学習教材としてふさわしくない場合は、その旨同脚注内で併記する)、「詳しくは…を参照」とするような大項目における子記事の概要には出典をつけなくても構わない、参考文献が2~3件を超えた場合は文中で参照すること、学術雑誌名の省略はしない、ISBNやDOI等の標準番号を提供すると良い、脚注内でハーバード方式を用いて参考文献にどんなことが書いてあるか簡単に説明するとなお良い。
- ^ 文中での参照には括弧内付記もしくは脚注が使えますが、同一記事内での混用は避けてください。
- ^ この要件は、Wikipedia:秀逸な記事に求められる"包括性"ほど厳しいものではありません。短い記事、主要因子や詳細を完全には網羅していない記事、大きなトピックの概要も許容されます。
- ^ 荒らしの差し戻し、分割提案、統合提案、校正など善意による改変、査読者の提案に基づく改変はこれに含まれません。建設的な編集により流動的な状態にある記事の推薦は保留すべきです。
- ^ 動画や音楽クリップなど、画像以外のメディアについても、この基準が適用されます。
- ^ 画像の掲示、それ自体は必須条件ではありません。が、しかし、適用可能なライセンスを持つ適切な画像(あるいはその他のメディア)がすでにあって利用可能ならば、そのような画像をいくつか掲示すべきです。