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この項目では、日本のゼネコンについて説明しています。[[兵庫県]]を中心に活動する和太鼓演奏グループについては[http://www.wadaiko-matsumura.com/ 「和太鼓・松村組」]をご覧ください。 |
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== 概要 == |
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{{基礎情報 会社 |
{{基礎情報 会社 |
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| 社名 |
| 社名 = 株式会社松村組 |
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| 英文社名 |
| 英文社名 = MATSUMURA-GUMI Corporation. |
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| ロゴ |
| ロゴ = [[ファイル:MatumuraLOGO1.png|250px|###]] |
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| 画像 |
| 画像 = |
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| 画像説明 |
| 画像説明 = |
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| 種類 |
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
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| 市場情報 |
| 市場情報 = <!-- {{上場情報|取引市場|コード|上場日|上場廃止日}} --> |
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| 略称 |
| 略称 = |
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| 国籍 |
| 国籍 = {{JPN}} |
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| 本社郵便番号 |
| 本社郵便番号 = 102-0075 |
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| 本社所在地 |
| 本社所在地 = 東京都千代田区三番町2番地<br />三番町KSビル |
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| 本店郵便番号 |
| 本店郵便番号 = 530-8588 |
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| 本店所在地 |
| 本店所在地 = 大阪府大阪市北区天満1-3-21<br />ニチレイ天満橋ビル |
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| 設立 |
| 設立 = [[1919年]][[7月15日]] |
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| 業種 |
| 業種 = |
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| 事業内容 = 建設工事の請負並びに企画、設計、監理<br />建設コンサルタント業務<br />不動産の売買、仲介、賃貸借並びに管理<br />建設機械の製造修理並びに賃貸販売 |
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| 統一金融機関コード = |
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| 代表者 = 代表取締役社長 村上修 |
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| SWIFTコード = |
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| 資本金 = 5億円 |
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| 事業内容 = 建設工事の請負並びに企画、設計、監理<br />建設コンサルタント業務<br />不動産の売買、仲介、賃貸借並びに管理<br />建設機械の製造修理並びに賃貸販売 |
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| 発行済株式総数 = |
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| 代表者 = 代表取締役社長 川本宏祐 |
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| 売上高 = 431億9700万円(2020年3月31日現在) |
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| 資本金 = 5億円 |
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| 営業利益 = 22億9600万円(2020年3月31日現在) |
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| 発行済株式総数 = |
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| 経常利益 = 21億4400万円(2020年3月31日現在) |
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| 純利益 = 13億7300万円(2020年3月31日現在) |
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| |
| 純資産 = 116億7400万円(2020年3月31日現在) |
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| 総資産 = 270億5000万円(2020年3月31日現在) |
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| 従業員数 = 396人(2020年4月1日現在) |
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| 支店舗数 = |
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| 総資産 = 199億1百万円(2017年3月31日現在) |
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| 決算期 = |
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| 従業員数 = 381人(2017年4月1日現在) |
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| 主要株主 = [[プライム ライフ テクノロジーズ]] 100%<br />(パナソニック・トヨタ自動車共同出資会社) |
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| 支店舗数 = |
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| 主要子会社 = |
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| 決算期 = |
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| 関係する人物 = |
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| 主要株主 = |
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| 外部リンク = https://www.matsumura-gumi.co.jp/ |
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| 主要子会社 = |
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| 特記事項 = |
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| 関係する人物 = |
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| 外部リンク = http://www.matsumura-gumi.co.jp/ |
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| 特記事項 = |
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'''松村組'''は、[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]にある建設会社。[[大阪証券取引所]]や[[札幌証券取引所]]に上場していた。 |
'''株式会社松村組'''は、[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]にある建設会社。[[大阪証券取引所]](現在の[[東京証券取引所]]スタンダード)や[[札幌証券取引所]](東証の上場後にも上場廃止も予定されていた)に上場していた。 |
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== 概要 == |
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[[1894年]]に[[京都府]][[福知山市]]で松村雄吉が創業し、当初は京都府を中心とした近畿各地で公共事業(学校、病院等)や陸軍などの施設を建設。1910年代には[[姫路城]](白鷺城)の修復も行った。[[1919年]]事業拡大のため大阪市に事務所を移転し株式会社組織として設立。[[1925年]]から一時期[[東京都|東京府]]にメインの事務所を移転したが、[[1931年]]に大阪に復帰。 |
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[[1894年]]に[[京都府]][[福知山市]]で松村雄吉が創業し、当初は京都府を中心とした近畿各地で公共事業(学校、病院等)や陸軍などの施設を建設。1910年代には[[姫路城]]([[白鷺城]])の修復も行った。[[1919年]]、事業拡大のため大阪市に事務所を移転し株式会社組織として設立。[[1925年]]から一時期[[東京都|東京府]]にメインの事務所を移転したが、[[1931年]]に大阪に復帰。 |
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戦後は近畿圏だけでなく日本各地、また[[中華人民共和国]]や東南アジアの施設建設を行い、中堅ゼネコンとして成長してきた |
戦後は近畿圏だけでなく日本各地、また[[中華人民共和国]]や東南アジアの施設建設を行い、中堅ゼネコンとして成長してきた。しかし、[[1980年代]]晩期のバブル期の投資失敗から経営が行き詰まり、[[2005年]][[5月5日]]、[[大阪地方裁判所]]に[[民事再生法|民事再生手続き]]を申請。株式会社サクセス・プロが経営再建のスポンサー会社に決定した。[[2006年]]、大阪地方裁判所が民事再生の終結を決定。サクセス・プロからの増資により、新生松村組がスタートした。 |
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2011年7月6日、サクセス・プロより、 |
[[2011年]][[7月6日]]、サクセス・プロより、[[MEBO]](Management and Employee Buyout)により全ての株式譲渡を受け、新体制のもと再スタートを切った。 |
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[[2017年]][[11月1日]]、[[パナソニック]]の連結子会社となることを発表。パナソニックの「先進技術・企画設計力」と、当社の「施工能力・施工ノウハウ」を融合し、付加価値の高いソリューションを創出し、事業拡大を図っていくとした。さらに、[[2020年]]にはパナソニックと[[トヨタ自動車]]が住宅・建設事業を[[経営統合]]して発足した[[プライム ライフ テクノロジーズ|プライムライフテクノロジーズ]]の傘下に入った。 |
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[[セレッソ大阪]]のスポンサーである。 |
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== 沿革 == |
== 沿革 == |
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* [[1894年]]([[明治]]27年) - [[京都府]][[福知山市]]にて松村組創業。 |
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* [[1897年]](明治30年) - 第一号工事 福知山市民病院を施工。 |
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* [[1907年]](明治40年) - 京都第16師団駐屯隊舎(現・[[聖母学園]])を竣工。 |
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* [[1910年]](明治43年) - 国宝姫路城の改修工事を施工。 |
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* [[1919年]]([[大正]]8年) - 株式会社組織に改め、大阪に本店を移す。 |
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* [[1920年]](大正9年) - 東京支店を開設。 |
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1907年(明治40年)京都第16師団駐屯隊舎(現・聖母学園)を竣工 |
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* [[1932年]]([[昭和]]7年) - [[満州国]]で[[関東軍]]宿舎新築工事を受注。 |
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* [[1949年]](昭和24年) - 大阪府立興行奨励館を施工(戦後初の鉄筋コンクリート工事)。 |
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1910年(明治43年)国宝姫路城の改修工事を施工 |
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* [[1963年]](昭和38年) - 大阪証券取引所二部に上場。 |
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* [[1967年]](昭和42年) - 大阪[[天満橋]]に松村ビルを竣工。 |
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* [[1968年]](昭和43年) - [[1972年札幌オリンピック|札幌冬季オリンピック]]の会場を建設。 |
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* [[1974年]](昭和49年) - 大阪証券取引所一部に上場。 |
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1920年(大正9年)東京支店を開設 |
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* [[1983年]](昭和58年) - [[マレーシア]]で戦後初の海外工事を受注。 |
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* [[1989年]]([[平成]]元年) - 多目的基礎杭施工工法・SPACE工法を開発。 |
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1932年(昭和7年)満州国で関東軍宿舎新築工事を受注 |
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* [[1993年]](平成5年) - 免震工法・MABISを開発し自社の技術研究所に導入。 |
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* [[1994年]](平成6年) - 創業100周年。現在のコーポレートマークへ一新。 |
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1949年(昭和24年)大阪府立興行奨励館を施工(戦後初の鉄筋コンクリート工事) |
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* [[1995年]](平成7年) - [[阪神・淡路大震災]]により甚大な被害が発生する中、技術研究所の免震工法の有益データが新聞・テレビ等で紹介され大きな反響を受ける。 |
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* [[2005年]](平成17年) - 民事再生法の適用を[[大阪地方裁判所]]に申請、サクセス・プロがスポンサー企業に決定。 |
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1963年(昭和38年)大阪証券取引所二部に上場 |
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* [[2006年]](平成18年) - 民事再生の終結、サクセス・プロスポンサーのもと、新生松村組の再建に向けてスタート。 |
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* [[2011年]](平成23年) - MEBO(Management and Employee Buyout)によりサクセス・プロより株式譲渡を受け、新体制のもと再スタートを切った。 |
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1967年(昭和42年)大阪天満橋に松村ビルを竣工 |
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* [[2012年]](平成24年) - 自然エネルギー事業の取組を開始し、太陽光発電事業に参画。 |
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* [[2014年]](平成26年) - デベロップメント事業として、子会社・常陸土地ともに分譲マンション開発事業に取り組む。 |
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1968年(昭和43年)札幌冬季オリンピックの会場を建設 |
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* [[2017年]](平成29年)11月1日 - パナソニックによる買収を発表。中高層マンションの施工に乗り出し、住宅事業を強化する。 |
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* [[2019年]]([[令和]]元年)5月9日 - パナソニックとトヨタ自動車が、両社の住宅・街づくり事業を経営統合することを決定し、統合・合弁契約書を締結<ref>{{Cite press release | 和書 | title = パナソニック株式会社とトヨタ自動車株式会社、街づくり事業に関する合弁会社の設立に合意 | publisher = パナソニック | date =2019-5-9 | url =https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/05/jn190509-1/jn190509-1-1.pdf |
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1974年(昭和49年)大阪証券取引所一部に上場 |
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| accessdate =2019-5-11 }}</ref>。2020年1月7日付で当社は[[パナソニック ホームズ]]・[[パナソニック建設エンジニアリング]]・[[トヨタホーム]]とともに株式移転を実施し、プライム ライフ テクノロジーズ株式会社を設立。[[ミサワホーム]]を含めた5社がその傘下となる予定。 |
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*[[2020年]](令和2年)1月7日 - プライムライフテクノロジーズが正式に発足し、グループの一員へ |
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1983年(昭和58年)マレーシアで戦後初の海外工事を受注 |
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1989年(平成元年)多目的基礎杭施工工法・SPACE工法を開発 |
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1993年(平成5年)免振工法・MABISを開発し自社の技術研究所に導入 |
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1994年(平成6年)創業100周年、現在のコーポレートマークへ一新 |
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1995年(平成7年)阪神・淡路大震災により甚大な被害が発生する中、技術研究所の免振工法の有益データが新聞テレビ等で紹介され大きな反響を受ける |
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2005年(平成17年)民事再生法の適用を大阪地方裁判所に申請、サクセス・プロがスポンサー企業に決定 |
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2006年(平成18年)民事再生の終結、サクセス・プロスポンサーのもと、新生松村組の再建に向けてスタート |
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2011年(平成23年)MEBO(Management and Employee Buyout)によりサクセス・プロより株式譲渡を受け、新体制のもと再スタートを切った。 |
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2012年(平成24年)自然エネルギー事業の取組を開始し太陽光発電事業に参画 |
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2014年(平成26年)デベロップメント事業として子会社常陸土地ともに分譲マンション開発事業に取り組む |
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2017年(平成29年)11月1日 |
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パナソニックによる中堅ゼネコン買収が発表された。中高層マンションの施工に乗り出し、住宅事業を強化する。 |
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== 施工物件 == |
== 施工物件 == |
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* [[北海道放送|HBC会館]]([[北海道]][[札幌市]]) - 第2回BCS賞受賞 |
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* [[近畿大学医学部附属病院]]([[大阪府]][[大阪狭山市]]) - 第18回BCS賞受賞 |
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* [[大阪城ホール|大阪城国際文化スポーツホール]](大阪府[[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]]) - 第26回BCS賞受賞 |
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* [[国営沖縄記念公園|沖縄熱帯ドリームセンター]]([[沖縄県]][[国頭郡]]) - 第28回BCS賞受賞 |
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・近畿大学医学部付属病院(大阪府狭山市)第18回BCS賞受賞 |
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* [[京都国立近代美術館]]([[京都府]][[京都市]][[左京区]]) - 第29回BCS賞受賞 |
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* 長瀬パーキング(大阪府大阪市) - 大阪まちなみ賞受賞 |
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* [[国立オリンピック記念青少年総合センター]]([[東京都]][[渋谷区]]) - 第37回BCS賞受賞 |
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* [[関西国際空港#第2ターミナルビル|関西国際空港旅客ターミナル]](大阪府[[泉佐野市]]) - 第37回BCS賞受賞 |
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・[[国営沖縄記念公園|沖縄熱帯ドリームセンター(沖縄県国頭郡)]]第28回BCS賞受賞 |
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* [[小樽郵便局|小樽郵便局庁舎]]([[北海道]][[小樽市]]) - 小樽市都市景観賞受賞 |
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* [[大崎市立岩出山中学校|岩出山中学校]]([[宮城県]][[大崎市]]) - 第38回BCS賞受賞 |
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* PONTE FICO(大阪府[[羽曳野市]]) - 第43回大阪建築コンクール 大阪府知事賞受賞 |
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* [[北九州市立松本清張記念館]]([[福岡県]][[北九州市]][[小倉北区]]) - 第41回BCS賞受賞 |
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・長瀬パーキング(大阪府大阪市)大阪まちなみ賞受賞 |
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* [[愛知県立大学#長久手キャンパス|愛知県立大学整備教育・研究棟]]([[愛知県]][[長久手市]]) - 第7回愛知まちなみ建築賞受賞 |
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* ガーデンハイツ加美(大阪市[[平野区]]) - 第14回大阪市ハウジングデザイン賞大賞受賞 |
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・[[国立オリンピック記念青少年総合センター|国立オリンピック記念少年総合センター(東京都渋谷区)]]第37回BCS賞受賞 |
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* [[徳山ダム]]鶴見ダムサイト線大津瀬谷橋2・3号([[岐阜県]][[揖斐郡]]) - 平成12年水資源開発公団総裁賞受賞 |
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* 調川工区農地整備([[長崎県]][[松浦市]]) - 九州農政局長賞受賞 |
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・[[関西国際空港#.E7.AC.AC2.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.83.9F.E3.83.8A.E3.83.AB.E3.83.93.E3.83.AB|関西国際空港旅客ターミナル(大阪府泉佐野市)]]第37回BCS賞受賞 |
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・[[小樽郵便局|小樽郵便局庁舎(北海道小樽市)]]小樽市都市景観賞受賞 |
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・[[大崎市立岩出山中学校|岩出山中学校(宮城県大崎市)]]第38回BCS賞受賞 |
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・PONTE FICO(大阪府羽曳野市)第43回大阪建築コンクール 大阪府知事賞受賞 |
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・[[北九州市立松本清張記念館|北九州市立松本清張記念館(福岡県北九州市)]]第41回BCS賞受賞 |
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・[[愛知県立大学#.E9.95.B7.E4.B9.85.E6.89.8B.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.B3.E3.83.91.E3.82.B9|愛知県立大学整備教育・研究棟]](愛知県長久手市)第7回愛知まちなみ建築賞受賞 |
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・ガーデンハイツ加美(大阪府平野区)第14回大阪市ハウジングデザイン賞大賞受賞 |
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・徳山ダム鶴見ダムサイト線大津瀬谷橋2・3号(岐阜県揖斐郡)平成12年水資源開発公団総裁賞受賞 |
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・調川工区農地整備(長崎県松浦市)九州農政局長賞受賞 |
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== 保有技術 == |
== 保有技術 == |
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=== 耐震補強工法 === |
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* 安震ブロック(耐震壁補強) |
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* 自己圧着ブレース工法(ブレース補強) |
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* MABIS(免震工法) |
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* RCHIS梁工法(降伏機構分離型鉄筋コンクリート造梁工法) |
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=== 杭工事・地下工事 === |
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* HBW/P工法(本設合成壁・杭工法) |
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* SPACE21工法(油圧式全回転中堀り工法) |
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* 拡縮コラム工法(環境にやさしい低排土型の深層混合処理工法) |
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* L&Rジオファイン工法(拡縮方式を用いた原位置土壌浄化工法) |
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* マルチ水平ウェル工法(循環型地汚染地下水浄化工法) |
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* VSAP(特殊気散ノズルを用いた汚染水浄化装置) |
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== 関連会社 == |
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【耐震補強工法】 |
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* 常陸土地 - 不動産開発を手掛ける完全子会社のゼネコンデベロッパー。「オーランド・コート」のブランド名で分譲マンションを自社開発、南葛西、横浜で分譲事業を実施。 |
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== 参考文献 == |
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・安震ブロック(耐震壁補強) |
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* MATSUMURA-GUMI WORKS(作品集) |
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== 出典 == |
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・自己圧着ブレース工法(ブレース補強) |
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{{Reflist}} |
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・MABIS(免振工法) |
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・RCHIS梁工法(降伏機構分離型鉄筋コンクリート造梁工法) |
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【杭工事・地下工事】 |
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・HBW/P工法(本設合成壁・杭工法) |
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・SPACE21工法(油圧式全回転中堀り工法) |
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・拡縮コラム工法(環境にやさしい低排土型の深層混合処理工法) |
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・L&Rジオファイン工法(拡縮方式を用いた原位置土壌浄化工法) |
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・マルチ水平ウェル工法(循環型地汚染地下水浄化工法) |
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・VSAP(特殊気散ノズルを用いた汚染水浄化装置) |
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== 常陸土地 == |
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不動産開発を手掛ける100%子会社のゼネコンデベロッパー |
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「オーランド・コート」のブランド名で分譲マンションを自社開発 |
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南葛西、横浜で分譲事業を実施 |
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== 参考文献 == |
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・MATSUMURA-GUMI WORKS(作品集) |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [ |
* [https://www.matsumura-gumi.co.jp/ 松村組ウェブサイト] |
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{{Normdaten}} |
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{{デフォルトソート:まつむらくみ}} |
{{デフォルトソート:まつむらくみ}} |
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[[Category:千代田区の企業]] |
[[Category:千代田区の企業]] |
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[[Category:大阪市北区の企業]] |
[[Category:大阪市北区の企業]] |
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[[Category:日本の建設会社]] |
[[Category:日本の建設会社]] |
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[[Category: |
[[Category:プライム ライフ テクノロジーズグループ]] |
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[[Category:経営再建した企業]] |
[[Category:経営再建した企業]] |
2023年3月21日 (火) 11:05時点における最新版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒102-0075 東京都千代田区三番町2番地 三番町KSビル |
本店所在地 |
〒530-8588 大阪府大阪市北区天満1-3-21 ニチレイ天満橋ビル |
設立 | 1919年7月15日 |
法人番号 | 7120001059694 |
事業内容 |
建設工事の請負並びに企画、設計、監理 建設コンサルタント業務 不動産の売買、仲介、賃貸借並びに管理 建設機械の製造修理並びに賃貸販売 |
代表者 | 代表取締役社長 村上修 |
資本金 | 5億円 |
売上高 | 431億9700万円(2020年3月31日現在) |
営業利益 | 22億9600万円(2020年3月31日現在) |
経常利益 | 21億4400万円(2020年3月31日現在) |
純利益 | 13億7300万円(2020年3月31日現在) |
純資産 | 116億7400万円(2020年3月31日現在) |
総資産 | 270億5000万円(2020年3月31日現在) |
従業員数 | 396人(2020年4月1日現在) |
主要株主 |
プライム ライフ テクノロジーズ 100% (パナソニック・トヨタ自動車共同出資会社) |
外部リンク | https://www.matsumura-gumi.co.jp/ |
株式会社松村組は、大阪府大阪市北区にある建設会社。大阪証券取引所(現在の東京証券取引所スタンダード)や札幌証券取引所(東証の上場後にも上場廃止も予定されていた)に上場していた。
概要
[編集]1894年に京都府福知山市で松村雄吉が創業し、当初は京都府を中心とした近畿各地で公共事業(学校、病院等)や陸軍などの施設を建設。1910年代には姫路城(白鷺城)の修復も行った。1919年、事業拡大のため大阪市に事務所を移転し株式会社組織として設立。1925年から一時期東京府にメインの事務所を移転したが、1931年に大阪に復帰。
戦後は近畿圏だけでなく日本各地、また中華人民共和国や東南アジアの施設建設を行い、中堅ゼネコンとして成長してきた。しかし、1980年代晩期のバブル期の投資失敗から経営が行き詰まり、2005年5月5日、大阪地方裁判所に民事再生手続きを申請。株式会社サクセス・プロが経営再建のスポンサー会社に決定した。2006年、大阪地方裁判所が民事再生の終結を決定。サクセス・プロからの増資により、新生松村組がスタートした。
2011年7月6日、サクセス・プロより、MEBO(Management and Employee Buyout)により全ての株式譲渡を受け、新体制のもと再スタートを切った。
2017年11月1日、パナソニックの連結子会社となることを発表。パナソニックの「先進技術・企画設計力」と、当社の「施工能力・施工ノウハウ」を融合し、付加価値の高いソリューションを創出し、事業拡大を図っていくとした。さらに、2020年にはパナソニックとトヨタ自動車が住宅・建設事業を経営統合して発足したプライムライフテクノロジーズの傘下に入った。
沿革
[編集]- 1894年(明治27年) - 京都府福知山市にて松村組創業。
- 1897年(明治30年) - 第一号工事 福知山市民病院を施工。
- 1907年(明治40年) - 京都第16師団駐屯隊舎(現・聖母学園)を竣工。
- 1910年(明治43年) - 国宝姫路城の改修工事を施工。
- 1919年(大正8年) - 株式会社組織に改め、大阪に本店を移す。
- 1920年(大正9年) - 東京支店を開設。
- 1932年(昭和7年) - 満州国で関東軍宿舎新築工事を受注。
- 1949年(昭和24年) - 大阪府立興行奨励館を施工(戦後初の鉄筋コンクリート工事)。
- 1963年(昭和38年) - 大阪証券取引所二部に上場。
- 1967年(昭和42年) - 大阪天満橋に松村ビルを竣工。
- 1968年(昭和43年) - 札幌冬季オリンピックの会場を建設。
- 1974年(昭和49年) - 大阪証券取引所一部に上場。
- 1983年(昭和58年) - マレーシアで戦後初の海外工事を受注。
- 1989年(平成元年) - 多目的基礎杭施工工法・SPACE工法を開発。
- 1993年(平成5年) - 免震工法・MABISを開発し自社の技術研究所に導入。
- 1994年(平成6年) - 創業100周年。現在のコーポレートマークへ一新。
- 1995年(平成7年) - 阪神・淡路大震災により甚大な被害が発生する中、技術研究所の免震工法の有益データが新聞・テレビ等で紹介され大きな反響を受ける。
- 2005年(平成17年) - 民事再生法の適用を大阪地方裁判所に申請、サクセス・プロがスポンサー企業に決定。
- 2006年(平成18年) - 民事再生の終結、サクセス・プロスポンサーのもと、新生松村組の再建に向けてスタート。
- 2011年(平成23年) - MEBO(Management and Employee Buyout)によりサクセス・プロより株式譲渡を受け、新体制のもと再スタートを切った。
- 2012年(平成24年) - 自然エネルギー事業の取組を開始し、太陽光発電事業に参画。
- 2014年(平成26年) - デベロップメント事業として、子会社・常陸土地ともに分譲マンション開発事業に取り組む。
- 2017年(平成29年)11月1日 - パナソニックによる買収を発表。中高層マンションの施工に乗り出し、住宅事業を強化する。
- 2019年(令和元年)5月9日 - パナソニックとトヨタ自動車が、両社の住宅・街づくり事業を経営統合することを決定し、統合・合弁契約書を締結[1]。2020年1月7日付で当社はパナソニック ホームズ・パナソニック建設エンジニアリング・トヨタホームとともに株式移転を実施し、プライム ライフ テクノロジーズ株式会社を設立。ミサワホームを含めた5社がその傘下となる予定。
- 2020年(令和2年)1月7日 - プライムライフテクノロジーズが正式に発足し、グループの一員へ
施工物件
[編集]- HBC会館(北海道札幌市) - 第2回BCS賞受賞
- 近畿大学医学部附属病院(大阪府大阪狭山市) - 第18回BCS賞受賞
- 大阪城国際文化スポーツホール(大阪府大阪市中央区) - 第26回BCS賞受賞
- 沖縄熱帯ドリームセンター(沖縄県国頭郡) - 第28回BCS賞受賞
- 京都国立近代美術館(京都府京都市左京区) - 第29回BCS賞受賞
- 長瀬パーキング(大阪府大阪市) - 大阪まちなみ賞受賞
- 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区) - 第37回BCS賞受賞
- 関西国際空港旅客ターミナル(大阪府泉佐野市) - 第37回BCS賞受賞
- 小樽郵便局庁舎(北海道小樽市) - 小樽市都市景観賞受賞
- 岩出山中学校(宮城県大崎市) - 第38回BCS賞受賞
- PONTE FICO(大阪府羽曳野市) - 第43回大阪建築コンクール 大阪府知事賞受賞
- 北九州市立松本清張記念館(福岡県北九州市小倉北区) - 第41回BCS賞受賞
- 愛知県立大学整備教育・研究棟(愛知県長久手市) - 第7回愛知まちなみ建築賞受賞
- ガーデンハイツ加美(大阪市平野区) - 第14回大阪市ハウジングデザイン賞大賞受賞
- 徳山ダム鶴見ダムサイト線大津瀬谷橋2・3号(岐阜県揖斐郡) - 平成12年水資源開発公団総裁賞受賞
- 調川工区農地整備(長崎県松浦市) - 九州農政局長賞受賞
保有技術
[編集]耐震補強工法
[編集]- 安震ブロック(耐震壁補強)
- 自己圧着ブレース工法(ブレース補強)
- MABIS(免震工法)
- RCHIS梁工法(降伏機構分離型鉄筋コンクリート造梁工法)
杭工事・地下工事
[編集]- HBW/P工法(本設合成壁・杭工法)
- SPACE21工法(油圧式全回転中堀り工法)
- 拡縮コラム工法(環境にやさしい低排土型の深層混合処理工法)
- L&Rジオファイン工法(拡縮方式を用いた原位置土壌浄化工法)
- マルチ水平ウェル工法(循環型地汚染地下水浄化工法)
- VSAP(特殊気散ノズルを用いた汚染水浄化装置)
関連会社
[編集]- 常陸土地 - 不動産開発を手掛ける完全子会社のゼネコンデベロッパー。「オーランド・コート」のブランド名で分譲マンションを自社開発、南葛西、横浜で分譲事業を実施。
参考文献
[編集]- MATSUMURA-GUMI WORKS(作品集)
出典
[編集]- ^ 『パナソニック株式会社とトヨタ自動車株式会社、街づくり事業に関する合弁会社の設立に合意』(プレスリリース)パナソニック、2019年5月9日 。2019年5月11日閲覧。