プライム ライフ テクノロジーズ
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本社が入居する品川グランドセントラルタワー | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | PLT |
本社所在地 |
日本 〒108-0075 東京都港区港南2丁目16番4号 品川グランドセントラルタワー 北緯35度37分36.0秒 東経139度44分25.5秒 / 北緯35.626667度 東経139.740417度座標: 北緯35度37分36.0秒 東経139度44分25.5秒 / 北緯35.626667度 東経139.740417度 |
設立 | 2020年1月7日 |
業種 | 建設業 |
法人番号 | 6010401150338 |
事業内容 |
街づくり事業 新築請負事業 リフォーム事業 不動産流通・管理事業 住宅内装事業 建設工事請負事業 建設コンサルタント事業など |
代表者 |
代表取締役社長 北野 亮 代表取締役副社長 西村 祐 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
133億8,300万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
112億9,300万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
111億1,400万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
111億1,100万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
3,364億8,100万円 (2024年3月期)[1] |
主要株主 |
パナソニックホールディングス トヨタ自動車 三井物産 |
主要子会社 |
トヨタホーム ミサワホーム パナソニック ホームズ パナソニック建設エンジニアリング 松村組 |
外部リンク |
prime-life-tec |
プライム ライフ テクノロジーズ株式会社(英: Prime Life Technologies Corporation)は、東京都港区に本社を置く日本の建設業者。パナソニック(現:パナソニックホールディングス)とトヨタ自動車の合弁会社として、2020年1月に設立された。
概要
[編集]2019年(令和元年)5月9日、パナソニックとトヨタ自動車は新会社の設立を通して、①トヨタ自動車の進めるモビリティサービスへの取り組みと、パナソニックの進める「くらし」のアップデートへの取り組みを融合させつつ、②街全体での新たな価値の創出を目指すこと、③両社の住宅事業の関連会社の株式を新会社に譲渡することで合意した[2]。
また、家電や住宅設備などの急激なIoT化や、モビリティにおけるCASE[注釈 1]、車・公共交通などの移動手段をITでつなぎ、サービスとして提供する「MaaS」[注釈 2]などの進展により、今後急速な変化が進むと考えられる街づくり事業の成長・発展を模索しつつ、人々のより良い暮らしの実現を目指す。さらに、住宅事業については、両社住宅事業の統合による事業基盤の強化を進めていく[3]。
2020年(令和2年)1月7日、パナソニックとトヨタ自動車の住宅関連事業を統合、プライム ライフ テクノロジー株式会社設立[4]。
パナソニック(Panasonic)とトヨタ(Toyota)を暮らし(Life)でつなぎ、より良い暮らし(Prime Life)をテクノロジー(Technologies)で叶える事が社名に込められている[5]。
沿革
[編集]- 1月7日 - パナソニックとトヨタ自動車の折半出資により、プライム ライフ テクノロジーズ株式会社設立。
- 1月10日 - 連結子会社のミサワホームが、飛島建設および住友林業との間で新工法の共同開発を実施[6][7]。
- 2月27日 - 連結子会社のパナソニック ホームズ北関東[注釈 3]が、栃木グランドホテルおよびAIS総合設計と共同で、栃木駅北口のロータリーに隣接する「シビックコア重点整備地区」内における総開発面積約4,320㎡の官民一体の複合開発「栃木駅前プロジェクト」を着工[8]。
- 3月13日 - 連結子会社のミサワホームが千葉県浦安市において建設を進めていた、医療介護複合施設「ASMACI浦安富岡」と、シニア向け分譲マンション「LUMISIA浦安舞浜」が竣工[9]。
- 4月1日 - 連結子会社のトヨタホーム山梨と富士湘南トヨタホーム(存続会社)が統合し、トヨタホームふじ発足[10]。
- 6月4日 - 子会社のトヨタホームが、愛知県みよし市において大規模戸建分譲地「TENKUU no MORIZONO MIYOSHI MIRAITO」を開発し[注釈 4]、13日より販売を開始することを発表[11]。なお、販売に際してトヨタグループのほか、サーラ住宅、パナソニック ホームズおよびミサワホームも参画する。
- 10月1日 - 連結子会社のパナソニック ホームズを代表企業として、合人社計画研究所、松村組で構成されたコンソーシアムが建設業を担うPFI事業で整備され、大阪大学が大阪府吹田市で展開・竣工していた「大阪大学グローバルビレッジ津雲台」の供用開始[12]。
2021年(令和3年)
2022年(令和4年)
- 2月1日 - KDDIおよびヤマト運輸との間で、国内初となるデジタルキーを活用した「置き配」サービスの実証実験を開始[14]。
- 4月8日 - 配筋検査システム協議会に参画するゼネコン21社[注釈 5]との間で、AIカメラを活用した配筋検査サービスの共同開発を実施[15]。
- 4月29日 - 大阪府吹田市にて、異業種共創のスマートタウン「Suitaサスティナブル・スマートタウン」[注釈 6]が街びらき[16][17]。
2024年(令和6年)
グループ会社
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)及びElectric(電動化)の頭文字を取った略称
- ^ Mobility as a Serviceの頭文字を取った略称。公共機関やレンタカー、タクシー、レンタサイクルなどを組み合わせて人の移動をシームレスに行うサービスを意味する。
- ^ パナソニック ホームズの連結子会社
- ^ 愛知大学の旧名古屋キャンパス跡地を再開発した形となった。
- ^ 青木あすなろ建設、淺沼組、安藤・間、奥村組、北野建設、熊谷組、五洋建設、佐藤工業、大末建設、髙松建設、鉄建建設、東急建設、戸田建設、飛島建設、西松建設、日本国土開発、長谷工コーポレーション、ピーエス三菱、松村組、村本建設、矢作建設工業の計21社。
- ^ 参加企業:パナソニック オペレーショナルエクセレンス、大阪ガス、関西電力、学研ホールディングス、興和、ALSOK、中銀インテグレーション、NTT西日本、JR西日本、JR西日本不動産開発、パナソニック ホームズ、阪急オアシス、三井住友信託銀行、竹中工務店、吹田市(自治体)。
- ^ 2023年3月2日、PLT少額短期準備として設立。翌2024年2月26日、関東財務局への登録完了に伴い、現社名へ変更。
出典
[編集]- ^ a b c d e プライムライフテクノロジーズ株式会社 第5期決算公告
- ^ “トヨタとパナソニック、住宅事業を統合”. 日本経済新聞社. 2019年5月11日閲覧。
- ^ 加納恵(編集部) (2019年5月9日). “トヨタとパナソニック、住宅事業を統合--新会社設立し、新たな街づくりへ”. CNET Japan. 2019年5月12日閲覧。
- ^ 千葉卓郎 (2020年8月12日). “トヨタとパナの新住宅会社、家の価値が下がらない街とは”. 朝日新聞社. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “グループの技術と力を結集した「あたりまえをかえていく」未来形まちづくり会社”. LIFULL HOME'S PRESS. (2021年1月12日)
- ^ “飛島建設、住友林業、ミサワホーム LP-SoC工法の評定をBCJから取得”. 創樹社. (2020年3月23日) 2020年4月1日閲覧。
- ^ “飛島建設、住友林業、ミサワホームの3社=丸太による軟弱地盤補強工法で新評定、実用化が目前に”. 住宅産業新聞社. 2020年3月2日閲覧。
- ^ ”総開発面積 約 4,320 ㎡の官民一体複合開発~「シビックコア重点整備地区」内プロジェクトが着工開始~”. パナソニック ホームズ北関東, 栃木グランドホテル, AIS総合設計(3社連名). (2020年2月27日) 2020年5月1日閲覧.
- ^ Housing Tribune編集部 (2020年4月3日). “ミサワホーム、医療・介護連携が本格スタート”. 創樹社. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “4月1日に山梨県と静岡県東部の販売会社を統合 トヨタホーム”. 住宅新報. 2020年4月5日閲覧。
- ^ “トヨタホーム、愛知大跡地にレジリエンスの大型分譲地”. 新建新聞社. 2020年6月9日閲覧。
- ^ 花房吾早子 (2020年11月6日). “国内外の学生が教員や地域と交流 阪大に新「ビレッジ」”. 朝日新聞社. 2020年11月17日閲覧。
- ^ 浅賀美東江 (2021年5月27日). “ビットキーとプライム ライフ テクノロジーズが資本業務提携--新規大型分譲へ「homehub」導入検討”. CNET Japan. 2021年5月28日閲覧。
- ^ KDDI、ヤマト運輸、プライム ライフ テクノロジーズ. “国内初、デジタルキーを活用し荷物を車のトランクへ配送”. 高知新聞社. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “ゼネコン21社が「AIカメラ」を活用した配筋検査サービスを先行導入”. ITmedia. 2024年5月2日閲覧。
- ^ 臼田勤哉. “大阪吹田に健康スマートタウン「Suita SST」。異業種共創で"まちびらき"”. インプレス. 2022年4月8日閲覧。
- ^ 大河原克行 (2022年4月18日). “創業来の理想実現へ、パナソニックのスマートタウンが具現化するもの”. マイナビニュース. 2022年4月20日閲覧。
- ^ プライム ライフ テクノロジーズ. “PLTグループ初の少額短期保険会社『PLT少額短期保険株式会社』2024年4月に開始届出”. PR TIMES. 2024年3月22日閲覧。