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「武蔵境駅」の版間の差分

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== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[2004年]]より連続立体化工事が行われている。工事開始前の時点では1番線が[[プラットホーム#形状と配置|単式]]、2・3番線が島式ホームの2面3線の[[鉄道駅の構造#地上駅|地上駅]]で[[駅舎#橋上駅舎(地上ホーム)|橋上駅舎]]を持っていた。また、塩尻方で線路がつながっており、多摩川線車両の工場入場時及び転属時はJR線を機関車牽引で甲種輸送されていた。
[[2004年]]より連続立体化工事が行われている。工事開始前の時点では1番線が[[プラットホーム#形状と配置|単式]]、2・3番線が島式ホームの2面3線の[[地上駅]]で[[駅舎#橋上駅舎(地上ホーム)|橋上駅舎]]を持っていた。また、塩尻方で線路がつながっており、多摩川線車両の工場入場時及び転属時はJR線を機関車牽引で甲種輸送されていた。


[[2007年]][[7月]]現在、中央線と西武多摩川線それぞれの改札は分離されており、中央線は単式2面2線(上りは従来の島式ホームをそのまま使用、下りは高架上の新設ホームを使用する。完成する高架駅はJRと西武が独立した形で、JR側は相対式ホーム2面2線、西武側は島式ホーム1面2線となる。また、西武側にも自動改札機が設置され、同時に連絡改札口も設置される。
[[2007年]][[7月]]現在、中央線と西武多摩川線それぞれの改札は分離されており、中央線は単式2面2線(上りは従来の島式ホームをそのまま使用、下りは高架上の新設ホームを使用する。完成する高架駅はJRと西武が独立した形で、JR側は相対式ホーム2面2線、西武側は島式ホーム1面2線となる。また、西武側にも自動改札機が設置され、同時に連絡改札口も設置される。

2007年8月26日 (日) 13:30時点における版

南口(2005年8月27日撮影)
西武多摩川線のりば(2006年7月12日撮影)

武蔵境駅(むさしさかいえき)は、東京都武蔵野市境一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・西武鉄道である。

甲種車両輸送列車が稀に運行される(路線記事を参照)。

利用可能な鉄道路線

駅構造

2004年より連続立体化工事が行われている。工事開始前の時点では1番線が単式、2・3番線が島式ホームの2面3線の地上駅橋上駅舎を持っていた。また、塩尻方で線路がつながっており、多摩川線車両の工場入場時及び転属時はJR線を機関車牽引で甲種輸送されていた。

2007年7月現在、中央線と西武多摩川線それぞれの改札は分離されており、中央線は単式2面2線(上りは従来の島式ホームをそのまま使用、下りは高架上の新設ホームを使用する。完成する高架駅はJRと西武が独立した形で、JR側は相対式ホーム2面2線、西武側は島式ホーム1面2線となる。また、西武側にも自動改札機が設置され、同時に連絡改札口も設置される。

改札口は、分離前はJRの自動改札機を西武と共同で使用されていたが、分離後は西武側が駅舎を新たに建設したため、自動改札機が設置されず、有人改札が設置され、直営駅となった。また、1番線ホームにはバスターミナル付近に抜けられる臨時改札口が設置されていたが、ホーム移設時に廃止された。

2006年11月30日から2007年6月30日までの間はJR改札口~南口間の経路が変更され、階段エレベーターを上って高架駅部分の上を跨ぎ、そこから階段・エスカレーター・エレベーターを下りる経路となった。そのため、JR~西武の乗り換えには約4分程度かかっていた。

2007年6月30日から7月1日にかけて、中央線の下り線を高架に切り替えられた。この切り替えにより、まだ仮設ではあるが南口改札が設置され、また高架下通路と上り線地平ホームの連絡路も設置された。南口・西武改札~JR構内の移動における高架駅跨ぎは解消され、2番線からは階段等を1回下るのみで、1番線からは上下移動ほぼ無しで南口に出られるようになった。なお、従来の経路は南口~北口の自由通路として残る。

2006年12月8日より西武多摩川線の駅を高架に切り替えたが、現在のところ1面1線の暫定開業扱いであり、新たにエレベーターや発車標を設置したが、改札口は有人のままとなっている。また、2007年3月18日から導入されたPASMOは同線でも利用できるため、同日から他駅とともに簡易改札機を設置。線路の増設や自動改札機の設置を含めた全体の完成は2008年度の予定で、その際に連絡線も復活する予定である。

のりば (2006年12月8日より)

北側から

1 中央線(快速) 新宿東京方面
2 中央線(快速) 立川八王子高尾方面
3 西武多摩川線 (建設中のため欠番)
4 西武多摩川線 是政方面
  • ※現在の3番線ホームは12月7日まで使用されていた旧ホームの真上に設置を予定しており、現在工事が進められている。
  • 現在多摩川線はすべて4番線から発車している。

のりば (2006年12月7日まで)

1 中央線(快速) 新宿・東京方面
2 中央線(快速) 立川・八王子・高尾方面
3 西武多摩川線 是政方面

利用状況

  • JR東日本 - 2006年度の1日平均乗車人員は60,200人。
  • 西武鉄道 - 2006年度の1日平均乗降人員は26,344人。(西武鉄道全92駅中39位)

駅周辺

※なお、東館と西館の間には連絡通路は設けられていない。これは地元商店街の圧力を受けた現市長が連絡通路の建設申請を拒否しているためである。

路線バス

路線バスは、西武バス関東バス小田急バス京王バス中央の4社が乗り入れている。

北口

駅前の武蔵境駅(武蔵境駅北口)に西武バス・関東バス・小田急バスの路線が乗り入れる。

南口

駅前の武蔵境駅南口に小田急バスと京王バス中央の路線が乗り入れる。

歴史

  • 1889年明治22年)4月11日 - 中央線の前身である甲武鉄道の新宿駅~立川駅間間開通と同時に境駅として開業。旅客及び貨物の取り扱いを開始。
  • 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道の国有化により、国鉄の駅となる。
  • 1917年大正6年)10月22日 - 多摩鉄道(現在の西武多摩川線)が開業。
  • 1919年(大正8年)7月1日 - 武蔵境駅に改称。
  • 1967年(昭和42年)9月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取り扱いを再開。但し車両輸送に限り定期貨物列車の設定はない。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により中央本線の駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。
  • 2004年平成16年)11月7日 - 高架化工事に伴い、西武とJR東日本が改札口を分離。
  • 2006年(平成18年)12月8日 - 西武多摩川線の駅ホームを高架に切り替え。
  • 2007年(平成19年)6月30日 - 同日16時30分頃から翌7月1日6時20分頃にかけて、中央線下り線を高架に切り替える工事を実施し、同時に南口改札口が新設された。
    • 2008年(平成20年)中には、中央線上り線も高架に切り替え、武蔵境駅は完全に高架化される予定である。
    • 武蔵境駅に改称後の1921年(大正10年)頃、東京寄りの上り線側に境浄水場への専用線が敷設され、資材の運搬などに使用されたが、1965年(昭和40年)代に廃止されている。

隣の駅

東日本旅客鉄道
中央線(快速)・中央・総武線(早朝・夜間のみ)
通勤特快・中央特快・青梅特快・通勤快速
通過
快速・各駅停車(早朝・夜間の一部列車のみ)
三鷹駅 - 武蔵境駅 - 東小金井駅
西武鉄道
多摩川線
武蔵境駅 - 新小金井駅

位置情報

関連項目

外部リンク

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