梁川駅 (山梨県)
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梁川駅 | |
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駅舎(2021年5月) | |
やながわ Yanagawa | |
◄JC 28 四方津 (3.6 km) (3.6 km) 鳥沢 JC 30► | |
所在地 | 山梨県大月市梁川町綱の上719-3 |
駅番号 | JC29 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■■中央本線 |
キロ程 |
67.3km(新宿起点) 東京から77.6 km |
電報略号 | ヤナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
227人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1949年(昭和24年)4月1日[2] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
梁川駅(やながわえき)は、山梨県大月市梁川町綱の上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の鉄道駅である[1]。駅番号はJC 29。
歴史
[編集]- 1949年(昭和24年)4月1日:国鉄の駅として新設[2]。旅客と小手荷物営業のみ[2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止[3]。業務委託駅化[4]。
- 1985年(昭和60年)3月1日:無人駅化[1][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[6]。
- 1990年(平成2年)11月23日:過激派による放火で、駅舎焼失(23日午後には、放火事件については他で未明に発生した事件含め、中核派幹部が演説で犯行を認めている)[7]。
- 1992年(平成4年)3月6日:木造新駅舎が竣工[8]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2016年(平成28年)3月:木造駅舎が建替えられ、現駅舎となる。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。ホームは嵩上げされていない。ホーム四方津方端から伸びる跨線橋が駅舎にそのまま繋がっている。
駅舎は無いが和風の待合室があり、簡易Suica改札機、トイレ、自動販売機(飲料)と待合室後方に自動券売機が設置されている。
中央東線では東京駅から出発して初めての完全無人駅であり、大月駅が管理する。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 大月・甲府・小淵沢方面 |
2 | 上り | 高尾・八王子・新宿方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- JR中央線は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)を目途に東京 - 大月駅間のオレンジ帯で運行する列車に2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行う。そのため当駅は、ホーム12両対応改築等の各種改良工事が実施される[9][10]、2024年10月12日までにこれらの工事を全て完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始された[11]。
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旧駅舎(2006年1月)
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改札口(2021年5月)
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ホーム(2021年5月)
利用状況
[編集]1日平均人員は、「山梨県統計年鑑」の数値を1年の日数で割って算出。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 225 | [12] |
2001年(平成13年) | 237 | [13] |
2002年(平成14年) | 273 | [14] |
2003年(平成15年) | 277 | [15] |
2004年(平成16年) | 273 | [16] |
2005年(平成17年) | 265 | [17] |
2006年(平成18年) | 252 | [18] |
2007年(平成19年) | 251 | [19] |
2008年(平成20年) | 242 | [20] |
2009年(平成21年) | 232 | [21] |
2010年(平成22年) | 227 | [22] |
駅周辺
[編集]当駅は下に位置する国道20号より高いところに立地し、駅周辺は坂が多い地形となっている。住宅は国道20号よりさらに下に位置した箇所に多いが、駅の至近でもわずかに存在する。
バス路線
[編集]最寄り停留所は、国道20号線上にある梁川駅前となる。以下の路線が乗り入れ、富士急バスにより運行されている[23]。
- 新倉行、猿橋駅行、大月駅行、大月中央病院前行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、19頁。
- ^ a b c 「運輸省告示第121号」『官報』1949年3月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「日本国有鉄道公示第412号」『官報』1970年9月30日。
- ^ 「廃止3、無人化10駅」『交通新聞』交通協力会、1970年3月1日、1面。
- ^ “「通報」中央本線梁川駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月27日)
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。
- ^ 「その夜、ゲリラ続発 JR駅などで火災あい次ぐ 大嘗祭」『朝日新聞』31、1990年11月23日、朝刊、朝日新聞社。
- ^ 「ログハウス風の駅待合室 お目見え(JR中央線・梁川駅)」『NHKニュース』NHKグローバルメディアサービス、1992年3月5日。
- ^ 中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について 東日本旅客鉄道 2015年2月4日
- ^ JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期 産経新聞 2017年3月24日
- ^ 中央線快速・青梅線でグリーン車サービスを開始します ~快適な移動空間の提供を通じ、輸送サービスの質的変革を目指します~ 2024年9月10日 JR東日本
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成14年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成15年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成16年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成17年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成18年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成19年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成20年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成21年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成22年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成23年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成24年刊行” (PDF). 山梨県. p. 150・151 (2012年11月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ (山谷、新倉)~鳥沢駅~富浜中~大月駅時刻表、富士急山梨バス時刻表、2011年10月3日改正、2014年11月13日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(梁川駅):JR東日本