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小野駅 (長野県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小野駅
駅舎(2021年7月)
おの
Ono
信濃川島 (4.0 km)
(9.9 km) 塩尻
地図
所在地 長野県上伊那郡辰野町大字小野[1]
北緯36度2分48.74秒 東経137度58分14.17秒 / 北緯36.0468722度 東経137.9706028度 / 36.0468722; 137.9706028座標: 北緯36度2分48.74秒 東経137度58分14.17秒 / 北緯36.0468722度 東経137.9706028度 / 36.0468722; 137.9706028
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線(辰野支線)
キロ程 17.8 km(岡谷起点)
電報略号 オノ[1]←ヲノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線(実質2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
105人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1906年明治39年)6月11日[1][2]
備考
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小野駅(おのえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字小野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線(辰野支線)の[1]である。

歴史

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駅構造

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単式ホーム島式ホーム混合2面3線を有する地上駅。このうち島式ホームの駅舎反対側、旧3番線レールは南側半分が剥がされていて、保線車両の留置線となっている。

塩尻駅管理の簡易委託駅[1]。冬季は駅舎内の待合室にストーブが設置されるが、窓口の営業時間は日中時間帯のみのため、この待合室も営業時間外は閉鎖される。

現在駅舎と道の駅(国道153号)を併せ構造を2階建にする計画が発表されているが、今の所、計画のみで、実現されていない。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 中央本線 下り 塩尻方面
2 上り 辰野川岸方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 先述のようにかつては3番線があった。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員105人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

JR乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 282 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 256 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 236 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 223 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 212 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 209 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 196 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 202 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 205 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 193 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 186 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 183 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 175 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 166 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 160 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 158 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 155 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 143 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 131 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 124 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 98 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 89 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 94 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 105 [利用客数 1]

駅周辺

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駅舎は天竜川水系小野川の右岸(西岸)にある。駅周辺では多数の小川が小野川に合流している。

駅周辺はかつての宿場町小野宿であり現在も宿場町の面影が残る。三河国へ向かう三州街道の宿場町として知られるが、江戸時代初期までは中山道も小野宿経由で下諏訪宿(今の下諏訪駅付近)から贄川宿(今の贄川駅付近)に抜けており、2街道が交わる交通の要衝となっていた。小野宿前後の峠がきついことからルート見直しが行われ、諏訪から贄川にかけては北側に迂回し塩尻宿洗馬宿を経由するものに改められ小野は経由地から外れた。江戸時代の小野宿は戦の結果、北半分を松本藩、南半分を飯田藩が管理した。この名残で塩尻市と辰野町の境界は駅のすぐ北にある小野川支流の唐沢川を境としており、地形的に分水嶺のような場所とはなっていない。天竜川水系と信濃川水系の分水嶺はこの先北に1 km程の所にある善知鳥峠となるが、峠周辺は塩尻市区域となっている。

駅の東側には川が流れており、その奥には山が広がっている。塩尻市北小野地区も近く、「両小野」と呼ばれる地域である[1]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線(辰野支線)
信濃川島駅 - 小野駅 - *東塩尻信号場 - 塩尻駅
*打消線は廃止信号場[1]

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、57頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、192頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
  4. ^ “日本国有鉄道公示第142号”. 官報. (1982年10月30日) 
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
  6. ^ Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200214164402/https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2020年3月24日閲覧 

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月20日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月3日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月11日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日。 

関連項目

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外部リンク

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