韮崎駅
韮崎駅 | |
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駅舎(2021年6月) | |
にらさき Nirasaki | |
◄CO 45 塩崎 (4.3 km) (4.2 km) 新府 CO 47► | |
所在地 | 山梨県韮崎市若宮一丁目1-1 |
駅番号 | CO46[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 147.0 km(東京起点) |
電報略号 | ニラ |
駅構造 | 高架駅(築堤上) |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
2,373人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)12月15日[3][4] |
備考 | 直営駅(管理駅) |
韮崎駅(にらさきえき)は、山梨県韮崎市若宮一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。駅番号はCO 46[1]。
韮崎市の代表駅として指定されており、特急「あずさ」の一部が停車する。
歴史
[編集]- 1903年(明治36年)12月15日:逓信省中央本線甲府駅 - 当駅間開通時に終着駅として開設[3]。旅客・貨物取扱開始[4]。
- 1904年(明治37年)12月21日:当駅 - 富士見駅間開通[3]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管[5]。
- 1970年(昭和45年)9月16日:複線化に伴うホーム移転でスイッチバック運転解消。
- 1972年(昭和47年)2月1日:貨物取扱廃止[4]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4][6]。
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。東京近郊区間に編入される[7]。
- 2014年(平成26年)5月:駅前広場がリニューアルされ、雨除け屋根が設置される[8][9]。
- 2018年(平成30年)3月8日:自動改札機を導入[10]。
- 2021年(令和3年)10月31日:みどりの窓口の営業終了[11][12]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する築堤上の高架駅[2]。かつてはスイッチバック(現駅舎の奥で本線と離れている)があったが、複線化に際して本線上にホームを設置し、スイッチバックは廃止された。ホームは駅舎等より高い位置にある。ホームから駅舎へ行くには地下道を少し下る。
ホームは12両編成相当の長さがある。勾配の区間にホームが設けられているため、小淵沢寄りに向かって線路とホームは緩い上り坂となっている。甲府寄りに階段、小淵沢寄りにエレベーターがある。小淵沢方に引上線が、甲府方に本線と平行に設置された待避線がある。甲府駅 - 当駅間の区間列車が設定されている。甲府方にも小淵沢方にも折返し可能。のりばは駅舎側が1番線、反対側が2番線である。上り線ホーム長さは322mあり、八王子支社の管轄の中では一番長い。
駅舎はコンクリート2階建て。2階部分がホームと同じ高さで職員専用の通路が2階からホームに伸びている。旅客の入ることが出来るのは1階のみで、待合所の他に指定席券売機・自動改札機・自動券売機が設置されている。
丸政の立ち食い蕎麦屋も駅舎に入居している。観光案内所は駅前にある韮崎市民交流センターに移転した。直営駅(駅長配置)であり、管理駅として新府駅・穴山駅を管理している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 小淵沢・松本方面 |
2 | 上り | 甲府・大月・新宿方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
駅前屋根設置前の駅舎(2005年12月)
-
改札口(2021年6月)
-
ホーム(2021年6月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,373人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,707 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 2,676 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 2,573 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 2,504 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 2,540 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 2,490 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 2,499 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,522 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,587 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,576 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2,608 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2,622 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 2,621 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,686 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,539 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,540 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,582 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,682 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,678 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 2,622 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,891 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)2,079 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)2,291 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)2,373 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]韮崎市の代表駅であり、駅周辺は韮崎市の中心部である。駅のホームから市役所が見える。駅前には広場が整備され、大規模な商業施設などが進出している。
- 韮崎市役所
- 韮崎市民交流センター NICORI(旧韮崎ショッピングセンタールネス)
- 甲斐警察署韮崎交番
- 韮崎市立韮崎小学校
- 山梨県立韮崎高等学校
- 韮崎郵便局
- 塩川
- 釜無川
- 国道20号
- 国道141号
- 中央自動車道
- ライフガーデンにらさき
- オギノ韮崎駅前店
- ホテルルートインコート韮崎
- 山梨中央銀行 韮崎支店
バス路線
[編集]「韮崎駅」停留所にて、以下の路線が発着する。
のりば | 運行事業者 | 路線・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 韮崎市民バス | ||
山梨交通 | |||
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クリスタルライナー:あべの橋駅 | 昼行1本、夜行1本が運行。夜行はUSJまで運転 | |
2 | 山梨峡北交通 |
| |
山梨交通 | 増富温泉郷 | ||
3 | 韮崎市民バス | 円野線:上円井上 | |
山梨交通 | 下教来石下 | ||
4 | 韮崎市民バス |
|
|
山梨交通 | 仁田平 | ||
山梨中央交通 | 鳳凰三山路線バス:青木鉱泉 | 季節運行 |
隣の駅
[編集]※当駅に一部が停車する特急「あずさ」(臨時運行の「かいじ」)の隣の停車駅は列車記事を参照。
脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b 『中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブ 。2020年3月23日閲覧。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、19頁。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、22頁
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、182頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
- ^ a b 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ “駅前広場がリニューアルします”. 広報にらさき 2013年8月号 (韮崎市) (787): pp. 2-3. (2013年8月1日). オリジナルの2022年7月7日時点におけるアーカイブ。 2023年2月28日閲覧。
- ^ “韮崎駅前広場リニューアル”. 広報にらさき 2014年6月号 (韮崎市) (797): p. 10. (2014年6月1日). オリジナルの2022年7月6日時点におけるアーカイブ。 2023年2月28日閲覧。
- ^ 『韮崎駅がより快適な駅に生まれ変わります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2018年2月15日。オリジナルの2018年3月24日時点におけるアーカイブ 。2020年3月24日閲覧。
- ^ “駅の情報(韮崎駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2021年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月2日閲覧。
- ^ “2021年度 営業関係施策提案を受ける!” (PDF). JTSU-E 八王子地本 (2021年4月28日). 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(韮崎駅):JR東日本